ウフィッツィ美術館
こちらは撮影禁止なので、この回廊だけしか取れず。
danekoはここで一番好きな、ダ・ヴィンチの「受胎告知」を鑑賞してうっとり。
ダ・ヴィンチさまの描くマリアの顔が、少女のようにあどけなく美しくて感激
その後、クリスマスに向かい、danekoはリサーチを開始した
今日はイブ、といっても、ヨーロッパのイブは日本とは違う。
あくまでイブであって、本番は25日のクリスマス当日なのだ
この日、全部の商店やレストランが閉まるという、恐ろしい前情報に、
部屋にキッチンも何もないdanekoは、飢え死にするんではないか
または、幽霊ホテルでひとり85ユーロという、クリスマス・ブランチを食べなければいけなくなるのではと、戦々恐々だった
クリスマス・ブランチなるもの、なんとな~く、クリスマスにどこへも行けない観光客用に、上目線で、
「は~い イターリアのクリスマス、こんなもーのですよ。 どうぞ~」
と、あつらえたもののような匂いがしてくる
メインのシェフは、クリスマス休暇かもしれないし・・・
危険な香りの85ユーロなのだ
豆乳
娘danekoの餓え防止用
ブラッド・オレンジ・ジュース
danekoの餓え防止用
ほとんど役に立たない気もするのだが。。。
これらは、スーパーだと1~2ユーロと激安
日本でブラッド・オレンジジュース高いもんね~
クリスマスのパネトーネが、ワインとともに届いていました
喜んだのも一瞬
あ、甘い・・・
これは、やはり食糧確保が急務だ
ホテルの食事に疑心暗鬼のdanekoは、
はっと思いついて、コンシェルジュに聞いてみる
だねこ:「この辺に、中華料理のおいしい店ないの?」
コン男:「おお!それは、ニナーウですよ。とっても近い」
だねこ:「それ、お休みは何曜日?」
コン男:「ノン、ノン、ニナーウは一週間に8日、しっかりオープンしてまーす!マダム」
と、商売熱心な中国人に呆れてるような反応だ。
内心、休みを取らないことを小馬鹿にしているのかもしれない。
しかし、しかし、
danekoにとっては福音
さっそくこのニンハオを探検に
ニンハオは、イタリア人に読ませると、Hが発音できないのでニナーウになるのだった
ここは、フィレンツェでは日本人にとってはお助け中華的な存在
日本でおいしい中華を食べているならば、
とくだん感激するというものではないが、 餃子、もやし炒め、鶏肉の辛味炒め、酸辣湯、炒飯、湯麺 と食べる
(ポーション小さいので、いくらでも食べれました)
許せる懐かしいアジアの味覚にほっとする
(カメラホテルに忘れて来ちゃった・・)
明日もやっているのかと聞くと、
もちろん!との返事に、たのもし~
イブも、クリスマスも休みなし。
宗教が違うとはいえ、中国人ってえらいなあ 日本人だったら、周りに合わせようっていうんで休んでしまいそうなんだけど、
この徹底したマイペースと、商売熱心
感激した帰り、近所のミニスーパーで果物を調達。
ここも、中国人ぽいオジサンが出てきて、
「ジャッポネーゼ?」と聞いてくるので、
「Si. チネーゼ(中国人)?」と聞いてみると、やっぱりそう。
「アプリーレ(open) ア ドマーニ?」と、あまり期待せず聞いたら、
「Si Si. ア ドマーニ(tomorrow) ラボーロ、ラボーロ(work)」の返事に、
danekoはすっかり嬉しくなって
クリスマスは中国人に救われた~と、心底嬉しかった
ところがこのおじさん、英語が通じず、イタリア語だけ。
danekoのカタコトのイタリア語じゃあ会話にならない
しかし、親切にも、バナナ1キロがどれくらいかわからないdanekoたちに
秤で量って1本これくらいだよと示してくれる。
娘danekoがみかんを買おうとしたら、
「こっちの方が安いよ」 とジェスチャーでおしえてくれる。
うう。。 同胞アジア人、ありがたいよ~
チップおねだり系かつテキト~なイタリア人にばかり囲まれていると、
アジアチックな対応がとても心にしみます
おじさんも、danekoたちに同胞意識があるのだろうか
イタリア人たちには、どうせ、
「1週間に8日開いてる、リストランテ・チネーゼ ふっ」
な~んて、見下されてるかもしれないしね。。
明日も来るねといって、おじさんのお店を後にした
クリスマスは、中華料理と中国人のスーパーで出来上がり??
(しかし、この2店にもう一度行く機会は、結局なかった)
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