1月末、東京でのこと。。。
青山からここ、溜池山王に移転したピエール・ガニエール
どちらかといえば、よいウワサを聞いていた。
「移転して、よくなった♪」と
期待と不安が錯綜する中を、初の来訪
レストランの入り口は狭く、隣の夜景バーだけがよく見わたせる。
名前を告げて席へと案内してもらう 。
一番奥の、東京タワーが見える席だった
スカイツリーが完成したら、あのタワーはどういう位置づけになるのだろう。。。
今までと同じ、ランドマークの地位は維持できまい
まずは、レストランの支配人から、テタンジェのグラス・シャンパンが
これはアメックスで予約したからかな ?
アミューズ
これも、オーダーしないうちから、出てきました。
あれこれ迷った末、15000円のメニューを選び、
魚はトリュフフェアのものに、少し$追加で変えてもらいます
わりと融通効くみたい
パン
奥の2種は、イケます
この冷たい前菜から、召し上がってくださいとのこと
蕪をシャーベットのようにしています。
小皿がたくさん、一時に並べられます
左はエストラゴンのマシュマロ、
真ん中はアモンティリヤードでマリネした平貝、
右は冬野菜のブルーテ、チョコレートのスープ風
香り付けで、それぞれの皿の個性を出しているようです
黒毛和牛のグリエ 少ないけど。。
イチジクと茄子のマーマレードだとか
なかなか、トッピングが面白い
しかし、danekoの中では、少量多皿料理の評価は低い
早くも、このメニューを選んだことを少し後悔する
出ました、やっと、まともな魚料理
キンキで~す
皮目がカリカリ、サクサクでおいしい♪
トリュフが覗いています
ソースもしっかりしていて、美味
結局、これが一番のお皿。
バターが使ってあっても、重くならないのが
メインの鹿肉のロースト(おいしいが、少ない。。)
とともに現れたのは、
林檎のオーブン焼き
??? なお味
チーズを追加
ロオジエのチーズワゴンよりは、だいぶ落ちます 。。。
チーズ頼むヒト、少ないのでしょうか
新鮮に回転していることが感じられない寂しさ
カリカリのパン
マディアン・トースト、っていうんですか・・・
デザートたち
ショコラ・ジャンジャンブル 生姜風味のチョコのデセール
ザクロのムース ザクロの味は不明
苺 ソースは失念 m(__)m
ううう~ん(~_~;)
このメニューだと、やっぱ微妙~
小食な女子会ならば、黄色い歓声が上がりそうな料理なのだが、
danekoは、ある程度しっかりしたポーションのコースがいいナ
なんだか、目くらましにあっているみたい
ただ、この1回で評価はできない
再訪し、きちんとしたフレンチのメニューを、
ロオジエと同じような金額(25000円)出して食べてみなければ、
アンフェアでしょうね
ガニエール先生、東京の不景気を勘案し、
15000円程度でフレンチを楽しんでもらおうと考え抜いたのだろうか。。。
ピエール・ガニェール
確かに、ここANAインターコンチネンタル ホテルは、
モルガンスタンレーが2007年に巨額のを全日空に支払い、
2010年までの不動産担保ローンを組んでおいたのだが、
売り抜けに失敗した東京の一等地だ。
モルガン・スタンレー、
恵比寿のウェスティン・ホテルは売り抜けて儲けを出したけれど、
(シンガポールの政府ファンドに押し付け成功している)
こちらは2008年のリーマン・ショックに引っかかってしまったもんね
塩漬け・・・ってところでしょうか
そんな中で、ピエール・ガニエールの位置づけとは。。。
danekoは考えてしまった
いまのところ、2010年に償還するはずだった債権をモルガンは何とかつなぎ融資で先延ばししたそうだ。
レストランも空中楼閣だが、
ホテルの経営も空中楼閣なのでは
と、心配になってしまった。
いやいや、キビシ~イ世の中、
モルガン・スタンレーのような財閥の心配するよりも、
danekoの零細企業の経営の心配をしなくっちゃ
グランメゾンで食事したし、またガンバっていきますよ~
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理解不能のお皿もありましたね。
ロオジエ閉店したら東京住みたくない(涙)
転勤したいー。