今回、ここに至るまでの、長い長い道のり
danekoは、液体持ち込みのルールを知らなかったわけではない。
3年以上前になると思うが、テロ対策のため新たに設けられたこのルールに、最初の頃は気をつけて厳格に従っていたのだ。
しかし、いつの頃からか、danekoの手荷物の中の小さな化粧品やクリームは、検査を何事も無く通過するようになっていた。
成田や関空だけでなく、アジア、オセアニアそして12月のヨーロッパの空港でも、danekoの定番グルーミング品は、ブーっとなることは無かった。
眉カットバサミは、何度か没収されたけれど
海外の空港で今厳しいのは、靴
スニーカーならいいのに、ブーツやブーティになると、とたんに脱がされたりする
靴下が汚れるから嫌なんだけど、文句を言う人がいたのか、
パリの空港では、ビニール製の足カバーを配っていました
先日のヨーロッパでは、ゲルマニウム入りの衣類が反応してしまい、別室検査を受けることに・・・
そんなことにはうるさくても、手荷物の中の小さな容器は見過ごされることが殆どだった。
いま、空港検査の焦点は、ボディチェックに移っているのかもしれない
ボディスキャニング装置を売りたくてしょうがない会社があると聞く。
1台1000万からするこの装置、人を裸状にスキャンしてしまうらしいが、とんでもないプライバシー侵害にもなりうる
danekoが今回、持ち込みルールに素直に従えなかったのは、なぜ、福岡空港でだけ??
という、その理由がわからないからだった。
玉虫色は、困るのだ
しかし、思い出した
福岡空港で、数年前。たしか香港に行くときだ
danekoの大事な大事な美容液を泣く泣く捨てなければならなかったことを、
あれも福岡空港だったことを、鮮明に思い出した
キビシ~空港だったのですね。。
ところでさすがのAHOなdanekoといえど、このやりとり、
いい加減に面倒くさくなっていた
もう、こんなこと放り出して、ラウンジにでも行きたい
もう、あんな小物たちなんか、どうでもいいじゃない
という、悪魔のささやき、もしくは天使のささやきが聞こえてきた 国交省航空局とかいったって、実際検査しているのは、警備会社がハローワークで集めてきた非正規の空港スタッフがほとんどだろう。。
彼らに、罪は無い
汚れ仕事?を安くやらされているだけ
なのに、danekoは、売店に行こうとしなかった
だねこ:「この取り扱いには納得できません。上の方とお話していいですか?」
係:「えっとー、あ、(通りかかったおじさんに向かって)あのーこちらのお客さんが」
ということで、責任者らしき人とちょっと話したが、これがまた、輪をかけてアタマの固い人だった。
いやはや・・・
だねこ:「とにかく、手持ちのビニールに入れさせてください。もうさんざん調べまくったんだから怪しいところも無いんだし、ビニール2枚でもいいでしょ?」
係:「いや、それは決まり上、できません。決まりですから。」
だねこ:「・・・・・(最後の黙秘作戦)」
係:「・・あのお・・文句があるなら航空会社の人に言ってください」
だねこ:(おお、そう来たか)「わかりました。航空会社と話します」
係:「えっ?」
彼、danekoの 「だったらもう、いいです」というひとことを期待していたのかな?
残念でした~ めんどくさいオバサンに引っかかったと思っているだろうな~、きっと
でも、デートの時の話しのネタにはなるよ
と、いうことで、タイ国際航空の人がdanekoの説得?に来ることになった。
しかし、これがなかなか来ない
隣のカウンターでは、髪を染めたおねえさんがクリーム類を没収され、不満一杯、半泣きでいる。
あとで友だちに毒づいたり、ツイッターでつぶやいたりするより、ちゃんといま、何が不満なのか言ったほうがいいんだよ。
と、danekoは心の中で呼びかけていた。
決め事だから、なんでも盲従しなければというものではない。
嫌な事は嫌と言おうよ
そうすれば、そんな声が多くなれば、行政だって何らかの形で変わらざるを得ないんだから.
でも、おねえさんは、恨みがましい目で係員をにらんだだけで、行ってしまった。
「航空会社の人、来ませんね??」 などといっていると、
やっと、それらしき人が来た
タイ国際航空の人は、手にチャック式シール袋を持って走って来る。
「お客さま、こちらの袋をお使いください」(ハア、ハア)
チャック袋を買いに行っていたのか???
そして、danekoの小物を手にとって、入れてくれようとしている。
「いえ、自分でします」
と言って、danekoは自分で詰め始めた。自分でやった方が、たくさん詰めれるもんね
(つかみ取りか??)
新しい袋に、danekoのコザコザは何とか収まった
航空会社の女性が言う。
「お客さま、大変申し訳ないのですが、こちらの青いチューブの物だけは、持ち込めないのでご了承くださいませんか」
danekoの泥の洗顔料のことだ・・
実はもう、10日分くらいしか入っていないし、これさえ捨てれば残りは全部持ち込めるのだ。
100歩前進。この取引は飲んでもいいな
danekoが、「わかりました」
といったとたん、2人はとっても嬉しそうな表情になった
danekoとしても、言うだけのことを言ったのだから、もうここまで
これから、福岡空港には気をつけなくっちゃ…
「どうぞ、お気をつけて行ってらっしゃいませ」
と、検査係とタイ航空の2人は頭を下げた<(_ _)>
頭を下げてでも、早くdanekoに出発してほしいのね(そりゃそうだ)
はいはい
もう、バンコック便は最終コール
搭乗ゲートでカウンターの女性が乗り継ぎチケットを渡そうと待っていた
「danekoさま、チケットが出ずに、お手数おかけしました。ラウンジに行くお時間がありませんでしたね」
「ええ・・手荷物検査が厳しくって。この空港、特別厳しいですよ。有りえないくらい」
「そ、そうでしょうか?どこも同じはずなのですが・・」
そう、どこも同じはずなのに、どこも同じでない。
その理由は、後日明かされることになる。。。
とりあえず、もうヒコーキに乗りま~す
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daneko様、あなたは女性には珍しい、論理的戦略家です。
しかもタフ&ソフトネゴシエーターです。
沈黙とか女の武器まで使うなんて…。マジスゲー。マジLove
ただ、闘うテーマがちょいコマイけど(笑)
今頃はNZの広い空の下、楽しく過ごされているでしょうか♪
私は眉バサミをポーチに入れてましたが一度たりとも引っ掛かった事はありませんでした。それ以来、検査を全く信用してません(あれってやはり目視なんでしょうか!?)眉バサミを通すくせに靴の金具に反応して…何の意味があるのか(#-_-)
それも靴が引っ掛るのは決まって福岡空港だけです。同じ靴を履いて、羽田も伊丹も関空も素通りなのに何故か福岡空港だけはブーッ!
そんな福岡空港で無事、通過した編み上げブーツ…仁川空港ではブーツは問答無用で脱がなくてはならず私は血管が切れそうになりました(`¬´+)
お帰りは何事もなくすんなり通過できますように[e:266]
> ただ、闘うテーマがちょいコマイけど(笑)
No、No[絵文字:e-463]
使い慣れたアメニティが女にとってどれほど大事か・・・
danekoにとっては壮大なテーマだったのです^^;