danekoが住んでいる市中心部の支店より、格段に親切だ
それを見越して、わざわざクルマでやって来たのだが、
マネージャーのDから、
「daneko、リアルト・パーキングに駐車して、駐車券を持ってきてくれればスタンプ押すよ」
と、言われていたので停める場所にも困らない
約束の時間に現われた担当者は、インド系
どうも、NZの金融界はインド人が多い
こちらの流儀なので握手して、話し始めるときに、
「インド系だから、お金の計算、すごいんでしょ」
と、ちょっとヨイショがてら聞いてみると、
「いや~そんな」と謙遜していた。。
でも、まんざらでもなさそう
そして、かんじんの住宅ローンの話になった。
「ここの銀行、ローンが降りないって評判だけど」
とdanekoが突っ込むと、担当者Dは、
「いやいや、そんなことないよ。どうしてそんなウワサが?」
「周りに断られたヒト、数組知ってるし」
「え?どういう案件だったんだろう」
「う~ん、たしか、50%頭金が必要だとか言われてポシャったのと、ローンそのものがおりなかったのと・・」
と、説明したところ、
「ああ、アパートの場合は、ローンがおりる%が部屋によって決まっててね」
と、紙を見せてくれる
「アパートメントは、ワンベッド、2ベッド、3ベッド、それぞれの仕様で融資枠が決まってるんだよ」
ということだそうだ。
「へええ~」
とdanekoはおどろく。
小さ目の2ベッドルームなら50%マックスでも、
同じ広さで1ベッドルームなら、80%融資とか出る場合もあるらしい。
ちょっとした発見だった
でも変な基準かも
そしてローン金利は5%台だ
預金者の抵当や資産によって違ってくるのは日本と同じ
でも、定期の金利も5%に届きそうな水準だから、
スプレッドからすると妥当なのだろうが。。。高い、ね。
「日本とぜんぜん違うな~金利も・・」というと、
「日本はどうなっているの?」と、Dは逆に聞いてきた。
そこで、danekoは日本のゼロ金利政策について、説明することになる。
彼は、ゼロ金利と聞いて、心底びっくりしていた(知らないんカイ??)
しかもそれは、断続的に10年以上続いているのだというと、
信じられないという反応だった
まあ、日本人の比較的少ないNZ社会、
日本の金融政策なんて知らないのだろうな・・・
「でも、預金金利がゼロ金利と言っても、住宅ローン金利は3%前後はあるから、スプレッド(乖離差)はこっちより日本のほうが多いね」
というと、彼はふむふむとうなずいていた
(と、いうことは、NZの銀行の方が住宅ローンにおいては儲からないのか・・)
なんだか、danekoの方が教えてやってるみたいじゃない
でも、ニッポンやニッポンジンなんて、いまや中国に比べたら、全然たいしたマーケットではないのだ。。。
そのあと、彼は融資枠の設定のために、
danekoの会社の決算書が見たいとか、
(danekoがNZでビジネスをやってないので)
今後のライフプランなどを聞かれたのだが、
次の用事があったので時間切れ(ということにした)
まあ、会社の決算書なんか、NZの銀行に出すつもりもないし、
用意ができたらdanekoから電話することを伝え、
(このままシカとしておこうっと。。)
駐車券にスタンプをもらって、銀行を出たのであった
でもなんか、こんなふうに銀行に行って話したりすると、
旅行者では経験できないことだから、
住民感が盛り上がるかも。。
担当のD、
ホントはちっともローンなんか借りる気ないdanekoなんかに引っかかって、
貴重なビジネスの時間を無駄にしてしまったことは、知る良しもない。。。(了)
楽し~い♪♪♪すっかりニュージーランドの人だねえ。コネコヤンちゃん逆バンジーすごかったね。