中身はふつうの文庫本
ほんのたま~に、ちびまる子ちゃんの作者、
さくらももこさんの絵がある程度
アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)
(2005/08)
エンリケ・バリオス 商品詳細を見る |
児童文学なのだというが、
といっても、中身はかなり難しい科学的な表現もある
実際にはお子さまには、難しいと思うが・・・
スピリチュアルというか精神的な表現も多いし、
知らない未来の科学技術、たとえば、
進化した自動翻訳装置などの説明もある
UFOに乗った宇宙人、アミが、
10歳の男の子をいろいろな宇宙空間に連れて行き、
地球がいかに争いやエゴイズム満載の「未開世界」であることや、
どうしたら古いシステムを捨ててもっと愛や美や感謝にあふれた、
楽しい星に生まれ変われるのかをおしえていく
danekoはとっても楽しく読んだ
UFOや宇宙人に抵抗のない人には、あまり抵抗なく読めるのではないか
逆にそういったものを頭から否定している人には、面白くないだろう
でもまあ、たったの600円だから、
「なんでぃ、こんな本」
と思ったとしても、タカが知れているけど。。。
宇宙人アミによれば、
「知的で邪悪な生命体」というのは、
「進化した宇宙」には存在しないのだそうだ
そして、美と芸術と知性はすべて善だという
10歳のベドゥリートが、
「でも、バッドマンに出てくる悪い女の人はすごく美人だけど」
というと、
「それは、悪くないか、美しくないかのどっちかだ」
という。ホントかな?
地球にも宇宙にも、知的で邪悪な人間(宇宙人)が多数存在すると
danekoは思ってきたのだが、それは、
中途半端な知性で、知性とはいえないらしい(ー_ー)!!
知性とは、宇宙空間を自由に誰もが旅するくらいの、
進んだ科学を指すのだと。
なかなか哲学的な示唆に満ちており、
(楽しいジョークも時々ある)
書かれているすべてが真実でないとしても、
「ああ、そうか~」
と学べる点が多かった
読みやすいです
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