まず初めに、
言っておかなければならない。
謎のメイドは、オバさんであった(^_^;)
そう、コスプレしたそのスジの女性など、
danekoの部屋に、来るわけがない。
(某国じゃあるまいし・・)
彼女は、本物のルームメイドであった。
メイドさんは、
汚れてるのはどこ? お掃除に来たんだけど…
という。
だねこ:: え?何のこと?
メイド:: だってあなたが部屋が汚れてるって言ったんでしょ?私はそう言われたんだけど。
だ:: まさか。このお部屋のお掃除について、私たちは何も言ってないけど・・
と返したdaneko、
キツネにつままれたようなメイドさんの顔を見ながら、
ハッと或ることに思いあたった。
だ: 私は確かにバスルームの床が古くて汚れっぽいって言ったんだけど、お掃除が悪いとはヒトコトも言ってないのに・・・
メ: あら。。レセプションがルーム係にそう言ってきたのよ。あの人たちはいつだって話を作るんだから・・
はは~ん。やっぱり、レセプションの小悪党たちの仕業だったのか。
danekoはこちらのレセプションから、部屋の件で不誠実な目にあっていることを
メイドの彼女に愚痴った。
だ: だからあなたには何の責任もないの。いま部屋を変わろうとしてるし、こんな部屋に500ドルも払うのはおかしいと思わない?
メ: ご、500ドル~(@_@)
だ: そう、いくら3連休だからってねえ・・それに十分なアメニティもないし。
メ: アメニティがないのは、ここはスタンダード・ルームだからよ。それにしても500ドルなんて
だ: え?? スタンダード・ルーム???
出た。 爆弾発言が!!
メ: そうよ、ここは間違いなくスタンダード・ルームよ(きっぱり)
だ: やっぱり。。ドアの内側のフロアの地図を見ても、
他のお部屋に比べてそんなに広くないものね。
やはりdanekoは騙されていたのだ(T_T)
そこに日本からの電話が携帯に入ってきて、danekoは電話を取った。
SPGの日本のマネージャ-からであった。
マネ: danekoさま、ホテル側と交渉いたしまして、お部屋を変えてもらえるそうです。
準備ができるまでもう少しかかるとのことですが。
danekoはメイドさんから聞いたことをSPGに暴露したうえで、
だ: 準備って言っても、ここの人たちの「もう少し」は信用できないので、とりあえずお部屋を出てラウンジに行って待ちます。もうチェックインしてから相当経つけれど、お部屋を使えないので何もできませんから。
danekoとて、部屋が気に入らない時は、替えてくれるかどうか決定するまで、部屋を使わないくらいの仁義はあるのだ(ー_ー)!!
マ: もちろんでございます。ホテル担当者に連絡しておきますので、ラウンジでお待ちください。
danekoは、メイドさんにルームチェンジOKとなったと話し、
メイドさんも喜んでくれて、一緒に部屋を出た。
彼女は、東欧(スロバキア)からの移民だそうで、
それでアジア人のdanekoたちに同情的なのだろう。
移民の哀しさ、アジア人というマイノリティであることのハンディは、
豪州でも厳然としてあるらしい。
廊下を歩きながら、
彼女はここのレセプションの不誠実さをdanekoに語り、
danekoもプラス500ドルでスイートルームに、の話をして笑った。
だ: お掃除は全く問題ないって、あなたのマネージャさんに伝えておいてね。
メ: ホントにねえ、なんだかねえ。。。
彼女はため息まじりに笑っていた。
訳の分からない責任転嫁はよくあることなのだろう。
まったく、このホテルの内部組織はどんなにぐちゃぐちゃなのか?
danekoは部屋に荷物を置いたまま、
娘danekoと一緒に、エレベータでラウンジへと向かった。
スーツケースもあったし、
あとでチェンジした部屋に持って来てもらえばいいと思ったのだ。
が・・
(ラウンジ編に続く)
魔のシドニー紀行(>_<)9・ラウンジ編
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