魔のシドニー紀行(>_<)10・15階編



15階のパークビュー。

娘danekoが疲れきって寝ころんだ跡がある。。



せっかくクレームをつけてルームチェンジさせた15階の部屋も、

実はスタンダード・ルームだと告げられたdanekoたち、


またまた衝撃の内部告発に、

danekoの怒りは再度爆発(-_-メ)


ベルボーイのマケドニアのおにーさんに向かい、

それは本当かと聞くも、


「間違いないよ」 


と堂々と胸を張られてしまった。


500ドル払ったんだけどというと、

「ひどい!そんなはずはない!」 というので、


「じゃあ、あなたからレセプションにそう言ってもらえない?

何かの間違いじゃないかって」


もう交渉に疲れたdaneko、

このヒトにどうにかしてもらおうと考えた。


幸いさっきチップもあげているし。。。


彼は快諾し、内線でフロントと話し始めた。


そこに、日本からdanekoの携帯に電話が。

SPGの責任者が掛けてきたのだ。


「danekoさま、ホテル側の説明に寄りますと、エグゼクティブ・パークビューといいますのは、お部屋がエグゼクティブなのではなく、エグゼクティブ・ラウンジへのアクセス付という意味だと申しております」


ナンという欺瞞、ナンというこじつけ!!


本当にこのホテルは、

毒グモ毒サソリが人に姿を変えて棲息しているのだ(ー_ー)!!



さっきまでは、

7階の部屋もエグゼクティブ・ルームだと言い張っていたのに・・・


だ: ホテルのスタッフの人自身が、この部屋スタンダードだって言ってるんですよ!!


まったく、

なんていうその場しのぎの言い逃れをするのだろう。


SPGの人間が、この場にいないのをいいことに。


danekoの部屋は、紛糾している。


ベルボーイの彼はレセプションに何か懸命に電話で訴えており、

娘danekoが傍らでそれをサポートしている。


danekoも携帯で、怒鳴り散らすし・・

(本当に腹が立っていたのだ)


と、そこへ、ドアのノックの音が。

娘danekoが出て、応対してくれる。


「ママ、レセプションの責任者が話したいって来てる」

むむ、毒サソリ、出て来たか(-_-)


しかし、

日本との電話は、もうちょっとで受付時間が終わる。

オフィス・アワーが終わってしまえば、

週末に入って何のクレームも受け付けてもらえないのだ。


それはいかん!!


ニッポン・サイドも騙されていることを知らせねば。


と思ったdaneko、 

娘danekoに、


「この電話が終わるまで、マネージャに応対してて。

言いたいことたくさんあるでしょ」



と、たのんだ。


だいじょうぶ、むしろ英語はdanekoより上手いのだ


しかし、

これが彼女にとっての、決定的な一撃となるとは・・・


(続く)


魔のシドニー紀行(>_<)11・娘danekoメソメソ編

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