15階の、
ホテルスタッフいわくスタンダード・ルームだという部屋で、
danekoと娘danekoは疲れ切っていた。。
だ: どうする? もうSPGの受付時間終わっちゃったよ。
娘: ・・・もう、いいよ。私はこの部屋で。
だ: 本当にいいの?
娘: あの人たちに何を言っても無駄だよ。
私たちのこと、すごくバカにしてるし(T_T)
だ: そりゃそうだね。。
そう、ちっぽけなアジア人だから、
豪州でバカにされても仕方ないのか・・
マケドニア君も、
移民としての辛さに耐えてこんな国で頑張っているのだ。
danekoたちは彼に、もうこの部屋でいいと告げた。
そろそろ夕食のレストランに行かねばならない。
マケドニア君は、「本当にいいのか?」と念を押し、
役に立てなかったことを謝りつつ、退散した。
チェックインから2時間半あまり、
とうとう今夜寝る部屋が決まった!!
娘danekoはベッドにどさりと倒れ込んだ。
danekoも疲れ果てていたが、
着替えて夕食に行かなくては。。。
マケドニア君にしろ、メイドさんにしろ、
このホテルの裏方は、皆danekoたちに親切だった
態度が悪いのは、表方だ。
アジア人など、どうせ英語も堪能でないし、
テキトーに誤魔化せると思っているのだ。
それも大して深い考えもなしに・・
”ちっぽけなアジア人だから、豪州でバカにされても仕方ない”
と、さっき思ったdanekoだったが、
服を着替えながら考えていて、
それはちょっと違うことに気付いた。
ヨーロッパの由緒あるホテルにだって、
ちっぽけなアジア人のまま、泊りに行ったことが何度もある。
でも、彼ら欧州人はこんな風なヒドイ対応はしなかった。
最初こそ、「東洋人か」という表情ではあったが、
danekoたちが、きちんとしたゲストとして振舞い、
何かしてもらった時には、
相応のチップをはずみ(決して多額ではないけど)、
堂々と自己を主張をしたときに・・
彼らは態度を変えdanekoをマダムと呼びはじめ、
丁寧に接してくれたではないか。。。
ヨーロッパでは、人種のみで客を判断することはない。
それなのに、
ここのレセプションは、
アジア人の客を客として見ることすらできないのだ。
それは、知性の無さの裏返しか(?_?)
それとも、歴史のないオセアニアの国だから?
外は夏の日差しがまぶしく、明るいのだが、
この国の文化レベルは暗黒時代のまま、
真っ暗で未来が見えない。
このホテルだけではないかと、期待しつつ旅を終えたが、
やはり、その考えが覆ることはなかった。
美しいビーチはあれど、人の心は。。。。
もちろん全員じゃなく、一部の人だけだけど。
続きはこちらをどうぞ〜m(_ _)m
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