魔のシドニー紀行(>_<)12・とうとうお部屋決め編

 15階の、

ホテルスタッフいわくスタンダード・ルームだという部屋で、

danekoと娘danekoは疲れ切っていた。。



だ: どうする? もうSPGの受付時間終わっちゃったよ。

娘: ・・・もう、いいよ。私はこの部屋で。

だ: 本当にいいの?

娘: あの人たちに何を言っても無駄だよ。

私たちのこと、すごくバカにしてるし(T_T)



だ: そりゃそうだね。。 


そう、ちっぽけなアジア人だから、

豪州でバカにされても仕方ないのか・・


マケドニア君も、

移民としての辛さに耐えてこんな国で頑張っているのだ。


danekoたちは彼に、もうこの部屋でいいと告げた。

そろそろ夕食のレストランに行かねばならない。


マケドニア君は、「本当にいいのか?」と念を押し、

役に立てなかったことを謝りつつ、退散した。


チェックインから2時間半あまり、

とうとう今夜寝る部屋が決まった!!


娘danekoはベッドにどさりと倒れ込んだ。


danekoも疲れ果てていたが、

着替えて夕食に行かなくては。。。


マケドニア君にしろ、メイドさんにしろ、

このホテルの裏方は、皆danekoたちに親切だった


態度が悪いのは、表方だ。


アジア人など、どうせ英語も堪能でないし、

テキトーに誤魔化せると思っているのだ。


それも大して深い考えもなしに・・


”ちっぽけなアジア人だから、豪州でバカにされても仕方ない”


と、さっき思ったdanekoだったが、

服を着替えながら考えていて、

それはちょっと違うことに気付いた。


ヨーロッパの由緒あるホテルにだって、

ちっぽけなアジア人のまま、泊りに行ったことが何度もある。


でも、彼ら欧州人はこんな風なヒドイ対応はしなかった。


最初こそ、「東洋人か」という表情ではあったが、


danekoたちが、きちんとしたゲストとして振舞い、

何かしてもらった時には、

相応のチップをはずみ(決して多額ではないけど)、


堂々と自己を主張をしたときに・・

彼らは態度を変えdanekoをマダムと呼びはじめ、

丁寧に接してくれたではないか。。。


ヨーロッパでは、人種のみで客を判断することはない。


それなのに、

ここのレセプションは、

アジア人の客を客として見ることすらできないのだ。



それは、知性の無さの裏返しか(?_?)

それとも、歴史のないオセアニアの国だから?



外は夏の日差しがまぶしく、明るいのだが、

この国の文化レベルは暗黒時代のまま、

真っ暗で未来が見えない。


このホテルだけではないかと、期待しつつ旅を終えたが、

やはり、その考えが覆ることはなかった。






美しいビーチはあれど、人の心は。。。。

 

もちろん全員じゃなく、一部の人だけだけど。

 

続きはこちらをどうぞ〜m(_ _)m


魔のシドニー紀行(>_<)13・夕食ドタキャン編①

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