ラウンジの朝食から部屋に戻ると、
またまた機嫌の悪くなった娘daneko(-_-)
danekoが部屋でパソコンでもしようかと考えていると、
(レイト・チェックアウトが午後4時までなのだ)
「もうこのホテルを出よう、一刻も早く!」
などと言い出した(@_@)
「だってまだ、朝の10時だよ。
今日のホテルに行ったってまだお部屋に入れないよ・・」
というと、
「荷物だけ預けて、外に出てればいいじゃない」
だと。 やれやれ。。。
放っておこうとも思ったのだが、
娘danekoの機嫌悪いオーラは半端ではない。
仕方なく、
danekoは荷物をまとめ始めた。
スーツケースにいろいろ詰め込みながら、
ひとこと、
レセプションに毒を吐いてやろうと考えながら・・
「ここって、これまで泊まった世界中の、数あるホテルの中で最低」
というひとことを、
絶対に行ってやろうと思ったのだ。
そして、11時前にはレセプションへと降りた。
娘danekoは、
レセプション・デスクには近寄らない。
30メートルほど離れた柱の陰、
しかも、すぐに出られるよう、
エントランスの傍らに座って待っているという。。。
昨日あそこで散々な目にあって、いまだにメロメロなのだ(T_T)
本当に、可哀想なことをした。。
danekoはチェックアウトする人の列に並んだが、
順番はすぐに来た。
目の前の男は、danekoがルームキーを差し出すと、
「昨日からのお部屋の件その他でお詫びします。I apologize.」
と、まあまあ神妙な表情で言ってきた。
「あなたとこのマネージャが、私の娘をいじめたそうじゃない」
というと、
「そんなことはない」
と即座に否定してきたので、
「Yes, he did!」
と即返した。 が、
「そんなことはない。ここのマネージャは私だから」
というではないか!!
こいつか! 娘danekoを刺した毒サソリは!!
と、まじまじ顔をみつめたところで、
danekoは、
昨日言うはずだったクレームをぶちまけ始めた。
・なぜ、アップグレードがなかったのか
・あんな部屋が500ドルのはずはない
・スイートルームは悪趣味。1000ドルの価値まったく無し
等々・・・
しかし敵も負けてはいない。
娘danekoが泣きべそをかきながらdanekoに言った通り、
とうとうと言い訳を始め、
danekoが口をはさむ隙を与えない。
見事だ。。。
いったい、どこのホスピタリティ専門学校に行けば、
そんな顧客への言い訳三昧のテクニックをおしえてくれるのだろう
顧客を打ち負かすことが、ホテルの名声を高めるだろうか?
danekoはあきれながらも、ここで黙っては敗けだと思い、
「Listen!」
と、必死でさえぎり、
・15階に結局は案内したくせに、満室だとか、
7階に部屋決めさせようとしたのはなぜか?
と問う。
けっこう必死だった。汗がじんわり出てきた。
ちなみに、Listen! は、友人の韓国人が、
英語ネイティブの弾丸トークをさえぎるときによく使っていたのだ。
失礼な言い回しだとは思うが、
我々は、ハンデをなんとか克服しなければならない。
彼らは容赦なしにフルスピードで話しかけてくる蛮族だからだ。
マネージャ: 7階の部屋も十分いい部屋だし、あなたがチェックインされたときは、15階はまだ空いていなかった。
むむ? また言い訳開始か、
こうなりゃ1本勝負。
絶対に引かないゾ、
と○○○○を締め直した?danekoだった。
(続く)
魔のシドニー紀行(>_<)18・チェックアウト編②
シドニーには紀伊国屋があって、カンゲキした。
オークランドとは段違いの都会、なのだが。。。
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丁寧な言葉を使っても、目が語ってる。理路整然と語っても、相手を打ち負かすという目的を感じる。娘danekoのショク! わかります。差別って悲しいね。
ふぅ。
読んでいるだけで汗が…
うう、最後が早く知りたい・・・。
豪州人、イナカ者なのだと感じましたよ~。欧米コンプレックスの裏返しでアジア人イジメ?
> ふぅ。
> 読んでいるだけで汗が…
danekoの駄文に汗していただき、カンゲキで~す\(^o^)/