夏の太陽が眩しい、
シドニー風摩天楼?を抜け、
やってきた、ウェスティン・シドニー。
今回のホテル修行2軒目。。。
荷物を預けてあったので、
エントランスで受け取ってから、
少し奥のチェックイン・エリアに行く。
日本から持ってきた、
予約詳細のプリントアウトだけは手から離さずに。
(これがないと、よくないことが起こった時にマズイ)
「Hello. Can we check in?」
と言って顔を見ると、
今回の担当は、ロシア人の若いオネーチャンだ。
白系ロシア、なるほどね、
レセプショニストは見た目が10割、
ってわけか(-_-)
金髪にブルーの目
なるほどね。
オネーチャン: 「Mrs. Daneko, welcome to the Westin.」
と、マニュアル通りの対応で、機械的。
このへんも、ロシアのプライドっぽいか?
しかし、今回はてきぱきとルームキーを渡され、
手続きはすぐに終わった。
danekoの部屋は、22階だった。
30階くらいのホテルらしいから、
眺めはまあまあかな?
と、期待して部屋に入れば、
う、暗い。
それに、真正面にオフィスビル(T_T)
ああ~でも、
この部屋自体はそんなに悪いわけじゃない、
もういいか、と諦めかけたが、
まてよ、まずいゾ。。
夜、
カーテンを全く開けられないじゃないか。
こういう都会のオフィスビルは、
夜遅くまで人が残っていて、
部屋でバスタオル一枚とかになるのには・・・
難しくなっちゃうんじゃない?
せっかくの高層階、夜景は見ていたいし、
でもこれじゃ、完璧リラックスには程遠い。
danekoはちょっとレセプションに行ってこようと思いたち、
さっそくベッドに転がっている娘danekoに向かい、
(娘はこのホテルが気に入ったらしい)
「ちょっと行ってくる」と言って部屋を出た。
もう、娘を使うわけにはいかない(>_<)
グラウンド・フロアにおりて、
さっきの白系ロシアのところへ行く。
だねこ: お部屋を変りたいんだけど。
オネーチャン: Anything wrong?
だ: お部屋は気に入ったんだけど、窓から向かいのビルが見えて落ち着かなくて。
オ: シティビューのお部屋なんですよ。 まずかったですか?
だ: ほら、私と娘の2人だし、覗かれそうで嫌なの。
アジア人だって、のぞかれるのは嫌なのだ。
そして、danekoはともかく、娘は若い.
ここは一番、主張しなければならぬ。
オ: ああ、そうなんですね。
他のビューのお部屋が空いているかどうか見てみましょう。
だ: That’ll be great.
ほっ、今回は、どうにかなりそうだ。。
しかしここ、
danekoは500ドルも払っているわけではない。
このホテルは、「キャッシュ&ポイント」
というカテゴリで予約したのだ。
米ドル110ドル+SPGのポイントという、
お値打ちな会員価格
つまり、1泊1万円しか出していない。
このホテルは、昨日のシェラトンよりも高いのに・・
だからあんまり文句を言うつもりはなく、ダメで元々だった。
オ: 少し階が下がるけれども、どうでしょうか?
だ: え? 何階のお部屋?
danekoと○○は、高いところが好きだ。
オ: 18階です。でもマーティンプレイスに向いていて、いい眺めですよ。
ホテルパーソンのいうことを、真に受けるほど、
最近幸せな目に合っていないdaneko、
だ: お部屋を見せてもらえないかしら?
オ: いま、手がちょっと離せなくて、もう少し後なら・・
確かに、後ろにビジネスマンが2人ほど並んで待っている。
しかしここで引き下がっては、部屋決めがまた遅くなる。。。
まったく、
今回はなぜこんなにヘンな部屋ばかりにプレイスされるのだろう。
だ: ルームキーを貸してくれれば、自分で見て来るから。
オ: わかりました。それでしたら。
といって、キーを渡され、部屋へ行こうとすると、
オ: ちょっと待ってください。
と止められた
オ: 2部屋分のルームキーを持って行かれては困ります。
だ: ??
なぜだ? danekoがキーを2部屋分持っていき、
何かマズイことをすると思っているのだろうか(?_?)
これもし日本だったら、
「お好きな方をお選びください。
お使いにならない方のキーは後でお部屋へ取りに参ります」
てな展開になるんじゃないかな??
まったくシドニーのホテルは、面妖なことばかりだ。
だ: では、いまここに持っている22階のお部屋のキーを貴女に預けて、18階を見に行ってきましょうか?
と試しに言ってみると、
オネーチャンは喜んでOKした。
まったく、どういうことなのかよく分からぬ。。。
頭の悪いシステムが、シドニーのホテルを支配している。
言い換えればそれは、「顧客優先」でないということだ。
いったい何が彼らの最優先事項なのだろう?
彼らは誰を恐れて仕事しているのか?
この白系ロシアのオネーチャンの頭にあるのは、
ホテルのお客のことなどではないのだ。
「お客を幸せにしない、シドニーのホテルというシステム」
という題の本が書けそうな気がしてきた。
(んなもの書いても・・そう、幸せにはなれないけど)
22階から18階というLower Level の部屋など、
あんまり気が進むわけではないが、
仕方ない。とりあえず、見て来なくっちゃ・・・
と、
danekoはこの人手不足のレセプションを後にしたのだった(-_-メ)
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はい?前回のビーチで癒されておりましたがまたしても!!