NZでおいしいサーモンを食べつけていて、
オーストラリアで出されたサーモンに我慢ならなかったdaneko、
ついつい文句を言ってしまった。。
こんな初訪問の店で・・
とは思いつつも、
この後、お魚料理もあるのだし、
ずっとこの程度のサカナじゃ、たまんないよ(-_-メ)
と思ってしまったのだ。
すると、次の皿から状況は一変する。
いったい何が起こったのだろう。。。
このホタテの温前菜、
滅茶苦茶ウマイ〜(^o^)
お世辞ではない。
danekoの一刺しに怒ったシェフが、
「くそ~!」
と、腕を振いだしたのか(?_?)
次のお魚料理も、
この、焼きナスのピューレが、
なんとも香ばしく、
ソースも控えめだが、素材を引き立てる、
秀逸なJapanese Fusion料理。
この店のシェフ、力量は相当なものとみた。
ふだんはちょいと、力抜いてかましてるのではないか。。。
「やればできるじゃん!!!」
と、娘danekoと喝采をあげたdanekoだった。
料理に合わせたワインマッチのワインもたっぷりとあり、
これまた不思議な日本人ソムリエくんが、
danekoがオーストラリアのワインについて質問すると、
とうとうと、自論を述べ、
料理が冷めてしまうほど、よくしゃべる。
そして、danekoの話はロクに聞いていない。。。
ワインの知識は豊富で、
話自体ははなかなか面白いのだが、
接客という観点からは、
はなはだ不思議である(^_^;)
肉料理は、ちょっとコースにプラスして、和牛。
こちらオセアニアでも、
Wagyuはブランド化してきている。
結局のところ、
やわらかな熟成肉で、
サシを多少は内在する肉って、
誰もが好きなのでは。。。
danekoは、赤身だけの肉なら、
調理法が相当なものでないと、食べたいとは思わない。
どうせ、100~150グラムくらいでいいのだもの。
ところで、このレストラン、
シェフの姿が見えない。
ソムリエ君は、ワインの話に終始し、
オーストラリア人がノンオークのシャルドネを飲み出して、
それまでのギンギン樽掛けのシャルドネの流行を変えたとか、
延々と話すのに、料理人の話はゼロ。
レストラン・オーナー夫妻は、
料理畑の人ではないらしく、
シェフが誰とか、
事前の情報集めの段階でも出て来なかった。。
つくづくと、不思議なレストラン。
謎のシェフ、
謎のソムリエ、
謎のサービス・スタッフ。。。
なんだかシドニーの旅は、
時空がゆがんでいたような気がする(@_@)
旅の後しばらくして、娘danekoに、
「WAQUにまた行ってみたくない?」
と最近聞いてみたのだが、
「別に、ふつうじゃない?わざわざもういいよ」
などというのだ。。
あの時は、あんなに美味しい美味しいと、
料理をほめまくっていたというのに。。。
でも、danekoは、WAQU、
もう一度行ってみたい。
6コースで70ドル弱なんて、
シドニーのオシャレ系レストランでは有り得ないお値段だし。
シドニー旅行の一食としては、おススメだ。
それにしても、
帰りのタクシーも呼んでくれないのだ。
「外の道を、たくさん走ってますよ。
シティに戻るなら、向かい側に渡った方がいいですよ」
だって。。。
このへん、妙にカジュアルで、
ガクガクッと力が抜けてしまった。
オークランドでは、
大抵の店がタクシー呼んでくれたなあ・・
シドニーとは、オセアニアとは、
どうもバランスの悪い星の元にあるらしい。
(今回も、何も事件が起こらなくって、ゴメンナサイ。。。)
続きはこちらです~(^o^)
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