これはホームページの写真だが、
こんなにキレイでは無く、十分に古い。
今となって思えば、
ウェスティン・シドニーは今回のホテル群の中で、
群を抜いてよかったのだ。
それにひきかえ、この、
フォーポインツ・バイ・シェラトン・シドニー・ダーリンハーバーは、
修学旅行の団体も来るくらいだから、
ビジネスホテルに毛の生えたようなもの。
この部屋の狭さ、殺風景さ。
バスルームは田舎の銭湯みたいなタイル張り。
それも、今となってみれば、
証拠写真の一枚くらい撮っていてよかったのに、
このときはあまりにミジメで、
写真を撮る気さえ起らなかった(T_T)
なんと、娘danekoは、
もうこの部屋でもいいという!
待ちくたびれて疲れたのと、
今回は別に対応が悪いわけではなかったからだ。。。
「こんなの、プレミアム・ハーバービューなわけないや」
と思ったdaneko、
またまたお部屋替えを頼もうと、
レセプションにやって来た(懲りない・・)
レセプションには3人いるが、
さっきの研修生のおねーちゃんは忙しそう。
で、danekoと目が合ったのは、
どうみてもピザかなんか食べ過ぎのさっきの女上司。
デブなだけなら別にいいけど、
性格が悪そうなのでホントは他のスタッフに頼みかったのだが・・・
だねこ: 案内されたお部屋なんだけど、予約タイプと違ってない?
女上司: お調べしますね・・・あら、ご予約のお部屋ですよ。
だ: え?あの狭いお部屋がプレミアム・ハーバービュー??
女: 間違いありません。眺めのいいお部屋です。
だいたいシドニーのホテルはどこも、
お客に本当のことを言わないのではないか。
だ: まさか。眺めは多少いいけど、スーツケースひとつも広げられないのに。
女: あの広さで、ここではふつうです。
だ: ふつうって、お部屋のアップグレードも何もないの?
女: (だまって、PCをカタカタ・・・)
だ: 。。。。(期待)
女: 本日は、アップできるお部屋が全て満室です。
だ: 本当に?(疑っている)
女: 間違いありませんよ。
あの狭~い、殺風景な部屋以外に、
選択肢がないというのか(-_-メ)
しかも、デブ女上司の態度は硬い。
それにしても、本当に満室なのだろうか。。。
修学旅行は入ってるけど。
danekoは、部屋に戻り、
パソコンで調べようと思った。
そこで、いったん退散。
戦いは、退くものがしばしば勝つという(ウソ)
もう、今日は一日中パソコンとにらめっこだったから、
首と肩がガチガチだったけど、
こういったことは後では遅い。
まず、SPGのサイトに行き、
自分の予約詳細を確かめる。
プリントアウトした紙には、
プレミアムハーバービューとだけ、書いてあるが、
サイトには、部屋の広さも記してある。
28㎡~57㎡だと!
同じレンジで部屋の広さが2倍以上違うって??
そしてもちろんdanekoの部屋は、一番狭い28㎡のものだろう。
それにしても、25㎡もないくらい、狭く感じてしまう。
ルーム面積詐称じゃなかろうか。。。
そして、ホームページによれば、この部屋が一番下のレベル。
な~んだ、プレミアムって、スタンダードのことだったのね。
なんて、納得しちゃいられない。
英語圏なのに、英語が間違ってるじゃないか(?_?)
それに、ご面倒でもこのお部屋の説明文を見てほしい。
ダラダラと長いですけど。。。
プレミアムシティーサイドルームとプレミアムハーバービュールームは、素晴らしいご滞在をお届けするモダンで快適な空間です。 大型の窓を通して、たくさんの自然光が室内に流れ込みます。 プレミアムシティーサイドルームで、新たなアングルからシドニーのダウンタウンの眺めをご覧ください。また、プレミアムハーバービュールームは、壮大なダーリングハーバーを一望します。
すべてのお部屋で、温かくシンプルな色調とモダンな家具が調和します。 ワークデスクとアームチェアーに配した、ワイヤレス高速インターネットアクセスやiPhoneR(アイフォン)/iPadR(アイパッド)ドッキングなどの便利な設備をご活用ください。 おくつろぎの際にはいつでも、ミニバーのドリンクをお楽しみになったり、ケーブルテレビとインルームムービーを備えた液晶フラットスクリーンテレビをご覧ください。
一日の終わりには、極上のベッドで快適にお休みください。ベッドは、キング1台またはシングル2台のFour Points by Sheraton Four Comfort Beds?(フォーポイントバイシェラトン・フォーコンフォートベッド)からお選びください。 モダンなバスルームウォークインシャワーで、いつでもリフレッシュ。
この説明文は、ホントとウソに満ちている。。
ホント: 大型の窓。ワイヤレスインターネットアクセス(デバイス3台までだからショボい) ウォークインシャワー。
ウソ: モダンで快適。極上のベッド。モダンなバスルーム。
不明: ipodドッキングなんてあったかな?
そして、バスタブもなく、
シャワールームはつい立てのみである。
また、固定シャワーヘッドは天井に近く、
danekoたちには高い位置にあり過ぎて、
まったく役に立たないではないか。
ウェスティンでシャンプーも済ませてきてよかった。
また、調べてみて分かったのだが、
本日、部屋の空きはある。
ただし、プレミアム、いやスタンダードのみで、
目指すデラックス・ハーバービューは満室だった。
というより、デラックスタイプの部屋は極端に数が少ないようだ。
(な~んだ)
デブ女上司は、嘘を言っていたわけじゃなかった。
性格が悪いだけで、嘘つきではないのだ。
このシドニーでは、素晴らしいことだ。
それにしても、このHPを読む限りでは、
とてもいいホテルに思えるゾ。
日本のホテルなら、
ここまで良さげなことを図々しく書かないから、
やっぱ自己主張と誇大妄想が強い豪州なのかも・・・
danekoは、もう、レセプションに戻らなかった。
デブ女上司がお部屋のアップグレードをしなかったことは残念だったが、
本当にベターな部屋も無いらしいから仕方がない。
しかし、こんなチープな内装なのに、
豪ドル300ドルは酷い(2万9千円くらい)
そう、不満の元はすべてそこに集約される。
シドニーのホテル相場は高すぎる($・・)/~~~
なぜ誰も、「部屋の割に値段がバカ高い」と、
レセプションで暴れないのだろう。。
誰かひとりふたり、
暴れるクレーマーがあらわれてもよさそうなのに、
シドニーのホテルでは、誰もおとなしいのであった。
(そういや、どこにでも強面のセキュリティ・ガードがいるな。。)
さあ、気を取り直して、夕食だ。
今夜は、シドニーイチ押しの和食の店を予約してある。
ミジメな部屋でも美味しいものを食べて寝てしまえば、
明日はもう、早朝に空港へと出発だ。
もう、早くオークランドに戻りたい、
daneko母娘であった。
続きはこちらです~(^o^)
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