南島にしては温暖な気候で、
他のオタゴ地区に比べ、できるワインも優しい印象だ
が、ギブストン地区からクロムウェルに向かうに連れ、
あたりがどんどん霧に包まれて、
対向車のライトも全開
こんな霧の日にワイナリーが開いているかと
危ぶんでいると…
やはり祝日のせいもあるのか、
closeの看板が見える
しかし幸い 、danekoが行きたかった、
そのワイナリーは、どうにか開いていた。
Aurum Wines
ラテン語の、gold という意味だそう
こんな可愛らしい入口
ゴールドという名前とは裏腹に、
ワイナリーの建物は質素な感じ。
そして、ドアを開け、
カウンターのところにいた金髪の女性に
ハロー、というも、
その人は憂鬱そうに返事もロクにない
ひと部屋だけのセラードアを見て回るうち、
なにか話しかけてくるかと思ったのに、
danekoの存在など無視して、
その女性はなんと、片付けなどしているゾ
ヤバい、片付けられたら終りだ。
「あのーテイスティングしたいんだけど」
とやっとのことで話しかけると、
「何がいいの?」
とこれまたつっけんどんなお答え。
こりゃ~また、
無愛想な雇われ系かなと、
「あなたがここのオーナーなの?」
と、(嫌味な)質問をぶつけてみた。 すると、
「そうよ」
と来たではないか
「夫がオーナーで私がワインメーカーなの」
うへへえ~、 こんな愛想のないオーナーって。。
とdanekoは驚く。
だいたい、ふつう商売というものは、
従業員よりオーナーの方が感じが良かったりする。
なぜなら自分のビジネスだから、
売り上げはダイレクトに自分の利益だ
従業員はその点、
売り上げが自分のの収入にリンクしない場合も多く、
お客への対応はおざなりだったりする。
だからこの、ワイナリーの、女主人の態度はおかしいのだ
ふつうなら、
「じゃあね」
とおさらばするところなのだが、
danekoは今回、
ここに来るのを楽しみにしていたのだ。。。。
このままテイスティングもせずに引き下がるなんて
(続く)
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