daneko、オルトラーナでちょいモメ(^_^;) 後編

 
この話の前篇は、こちらです。



danekoは、怒っていた

暴れたりするわけではないが、

怒った雰囲気を出していた、と思う。。


Ortolana という店は、


Fabulous かつ Super friendly なサービスが、

ウリなのではなかったか


それなのに、樽香の抜けたシャルドネを出され、

文句を言っても言い訳ばかり



ボトルをいつ開けたのかさえ、はっきり言わない・・・

(たぶん2~3日前なのだ)


この店では、回転の速い(=安い)ハウスワインを飲むべきだったのだ。


ちょっと銘柄にこだわったのが、運のツキ

(樽の効いたワインを、この日は飲みたかったのだ)



しかも、スペイン語圏から来たようなおねーさん、

すこぶる態度が悪い


そのうえ娘danekoまでもが、

一杯18ドルの Kumeu River Hunting Hill 2007 を飲めと、


danekoは八方ふさがりであった


そこで、揚げポテトを食べながら考える。

ワインどうしよ~、と。。。


飲まなくったって、いい、が・・・


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揚げポテト(一応メニュー上はローストですよ)も、

スモークした魚のお料理も、


ありえないほどワインを必要としているのであった


いまや、このプチ騒動をどうやって聞きつけたのか、

店の偉そうなスタッフ2名が、danekoたちのテーブルを見て(ヒソヒソと)話している。


「あの東洋人、ワインドタキャンするつもりかしら」


な~んて言ってたりして。


かまわん。


いや別にdanekoは、おカネを払わないつもりはなかった

ただ、酸化したワインを飲むのは断固拒否だ!!


おカネを払って、わざわざ不健康なものをカラダに入れるだろうか

(いえ、あの白ワイン自体そんなカラダにいいってわけでも・・・?)



・・・と、そこへ、さっきのおねーさんがニュっと現われ、

すごーく不機嫌そうに、しかも、

何も言わず、danekoのグラスを下げた。


あれあれ?

何するんだろう(?_?)


どうして無言で、danekoのグラスを下げるのか。。


娘danekoと顔を見合わせていると、

別のメガネのおねーさんが、別のワイングラスとともに笑顔でやって来た


「ハイ。あなたの好きな樽香の効いたシャルドネよ。召し上がれ」


とだけ告げて、スイーツのMilseの方へと消えた。


地獄に仏(?_?)  いや地獄にマリア様(?_?)



運ばれてきたシャルドネは、前のと色が全く違う

麦わらのような、濃いシャンパン・ゴールドだ。


Thank you


と、とりあえず答えて香りをとると、

まだ冷蔵庫から出したばかりなのだろうか、温度は低いながらも、

深い樽の香りが漂ってきた


よかった~♪♪♪


しかしこれは、一杯12ドルの Milton Chardonnay なのか?

ニューボトルにしただけで、この色と香りの違いは。。。信じられない。


ここから、danekoは、地獄から天国へ(^^)v


いまや、スモークした白身魚と、シャルドネの香りに、

日曜の誤算は、完璧な午餐へと変わった。


(揚げポテトは娘danekoが完食していた)


しかしこれ、もしかしてdanekoが断った18ドルのワインなんじゃ・・?


という考えもアタマをかすめたが、


気持ちよい酔いに、もうどうでもよくなりかけた


冷えたシャルドネは、飲むのに、思いのほか時間がかかったが、


グラスが空いたとき、またスペイン語圏のおねーさんがやって来た。

お約束の、


「どう?もう一杯~?」 

ということだ。


danekoは、同じものを頼んでもよかったのだが(味わい的には)、


もしも、このワインが18ドルだった時には、当初のポリシーに反する


って、どのワインかひとこと聞けばよかったのだろうが、

もうこのおねーさんとdanekoたちの間には、深~い溝があり、


とても聞く気にならず、かといってあのマリア様は、

いまもう、姿も見えなかった


なのでdanekoはとっさに、


「白ワインで体が冷えたから、赤にするから」


と言って、暗に冷え過ぎだったことをほのめかし、

一番安いピノ・ノワールのグラスにした


ピノで11ドル。 これならきっと、誰か他の客が飲んでいて、

ボトルの回転が速いだろうと読んだのだ。。


そして、そのネルソン地区のピノは、当たりだった


danekoはきもちよ~く酔い、遅いランチを終え、勘定書きを見ると、


やはり・・・


例のシャルドネは、Kumeu River 18ドル であった。

おいおい・・・


当初より6ドルも高いグラスワインを、勝手に持って来るなって

欧米やドバイ辺りの、

6ドルなどゴミくらいにしか値しないホテルじゃあるまいし、


こんなカジュアルチックなイタリアン&バーで、

お客に断りもせず、ワインの銘柄を変えるなど・・・


ま、こんなあたりがキウィなんでしょうね(納得)。


サービスとか、ホスピタリティの発展途上国。


ただ、Milton Chardonnay 12ドルは、勘定書きになかったので、

これはもう、払わなくていいというこになったのだろう。


(だって、ホンのひと口しか飲んでないし)


danekoはもうその他のコザコザを諦めて、カードで支払いをした。


おねーさんはチップ欲しそうにしていたが、

きっと、チップの意味を知らないのだろう



それにしても、24種類もグラスワインを置くなら、

ひとりくらいワインのわかる専門スタッフも置いてよ。。。


この Ortolana グラスワイン事件・・・


総括すると、


あの時danekoたちのテーブルを見ていた、

この店の店長級のスタッフが、ワインの交換を命じたのに違いない。

そして、一番高いシャルドネのニューボトルを開けさせたのだろう。

スペイン語圏の?おねーさんは、それが気に入らなかった、と


客の満足向上については、ちゃんとやれと、

上から何らかのお達しが来ているのだ。


Ortolana  ま、お気ばりやす。。。



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daneko、 ♪お気の毒さま♪

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