クイーンズタウンの有名店でドン引かれ(>_<) 重大秘密編

クイーンズタウンのRata Dining でハブられた、

danekoたちのテーブルは、ガラスを背に店内中央を向いていた。


いまや、そのテーブルを中心に、

直径3メートル位の扇形の空白地帯 が出来ており、


スタッフは誰もその扇形に入ろうとしないのだ


数学に弱いキウィたちにしては、

見事な空間把握ではないか


しかし、おフランス人女子は、空気が読めないのか、

それとも責任を押し付けられたのか、

はたまた空間把握がお弱いのか、


果敢にも?扇形の中に立ち入って、

danekoたちのテーブルにやって来た。


もう下げていい料理はないかと、聞いてくる。


まあ、ツナの食べ残しとクロケットはもう下げても良い。


ここに明日までいたとしても、

このままdanekoたちが食べることはないシロモノだ


しかし、黙っているのもシャクだったので、

danekoはおフランス人女子に文句を言ってみた


「だいたい、こんな料理を出すなんて、

今日はオタクのシェフ、休みなんじゃないの?


それに続く即答は、なんと、

YES

であった。


が~~~ん


まさかとは思っていたが、本当に、

日曜日の Rata Dining にシェフはいなかったのだ


にしても、スーシェフ(2番手)もいないのか。


ありうる。

急に不幸が出来て緊急に休みとか(笑)


ニュージーランドの現場なら、何だってありうる。


danekoは心底呆れて、言葉を失った。。。


ボー然としながらも、心の隅で、

このおフランス女子、正直じゃないかとちょっと褒めたくなっていた。


正直者は、金のオノ&銀のオノを神さまからもらったという。。。


いやいや、お人よしの日本人は、こういうとこでおフランス人を買いかぶるのだ


真相は、フランス人にNZの店への忠誠心などこれっぽっちもないから、

店の重大ヒミツをいとも簡単に客に漏らしたに過ぎない。。


とdanekoはおフランス人にちょっとだけ好意を持ってしまった自分をいさめた


マネージャ女が、おフランス女子と入れ替わりに戻ってきた。


マネ: 私たちはあなた方にハッピーになってほしいの。


でた~!! NZのこーゆう時の決まり文句!


これって、英語ネイティブの方々には耳触りが好いのかもしれないが、

danekoなんぞにそのニュアンスは伝わりっこない


マネ: だから、同じfeastを作り直すか、

他のものをオーダーするか決めてもらって・・・


danekoは、そのどちらも望んでいない、と答えた


いったい、シェフ不在で何を言っているのだ


だ: それに、私たちの質問にあなたはまだ答えていない。

もし、方針を決めるなら質問の答えをもらってからだ。


と、例の問答を繰り返したが、

マネージャ女はそれをスルーし、

ではもう目の前のfeastを下げた方がよいのかと聞く。


danekoは娘danekoと日本語で相談した。


シェフがいないんじゃ、料理の釈明に来れないのだ・・・

これ以上粘っても、建設的な答えは返ってこない。

で、もうこれを食べるつもりは全くないのだから、

下げてもらおうという結論を出した。


こんな時に、相手のワカラナイ暗号で話せるのは楽だ


マネ女は、重くて大きい一枚の石のような皿を下げていった。


絶対に、この分のおカネは払わないゾ


danekoはもう一度、自分自身に言い聞かせた。


(続く・・・)



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多少 smelly な肉だって、持ち帰ってくれれば食べたのに

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