続・ニュージーランド航空・スカイカウチで、エコノミー貴族?(2)【消えたスカイカウチ席のゆくえ】

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ニュージーランド航空。。。

 

danekoはいつも、この航空会社を使っているのだが、

空の上で、

 

「いつもご利用ありがとうございます!」

などと言われたことは絶えて無い(ー_ー)!!

 

「お客さま、たしか以前もお目にかかりましたね」

などと話しかけてくるクルーはいるが、

 

チッチッチ☓☓☓

「お客さま、以前もお目にかかりましたね」

じゃなくって、

 

「お客さま、いつもご搭乗ありがとうございます♪」

というのが、この場合の正しい接客用語なのではないかと思う。

 

それほど、ニュージーランド航空の接客は、

まあ、よく言えば対等かつフレンドリー、

悪くいえば客を客と思っていない(-_-;)

 

そんなニュージーランド航空から電話がかかってくるとは、

danekoなんぞに一体なんの用だろうか??

 

このところ懸賞にもまったく応募した覚えないし・・・

(クジ運悪いからぜったいに当たらないのだ)

 

などと頭のなかで忙しく思いを巡らせていると、

「danekoさま、いつもご利用ありがとうございます。先ほどの航空券決済の件でございますが・・」

というではないか。

 

出た! 

いつもご利用ありがとうございます」

やったあ~♪ 

 

ま、こんだけ乗ってて当然ではある(^_^;)

 

「先ほど、スカイカウチのシートをお求めのことと存じますが、

スカイカウチ席はこの便ではすでに売り切れております」

 

ありゃりゃ、決済寸前で売り切れてしまったのか、ガックリ。

 

だねこ: では、決済までは行っていなかったのですね?

NZ航空: いえ・・それが、チケットの決済は出来ているのですが・・

 

なんだ、なんだ、

席がないのにおカネだけは払わされたってわけか? 

 

とdanekoがいぶかしく思って聞き返すと、

NZ航空のおねーさんは、意外にも丁寧な口調で、

 

NZ: カード決済はできたのですが、お席がご用意できないのです。

 

と、申し訳無さそうにいう。

 

だ: どうしてこのようなことが起こったのですか?

N: はい。この便は現在ほとんど満席でして、お一人様でのスカイカウチ・シートの使用をお断りさせていただいている状況なのです。

 

変だ・・

danekoは「スカイカウチ席を購入する」というタブをクリックし、

追加料金が表示され、その料金は決済できているのだ。

 

それを今更、スカイカウチ席は取れないだなんて。

・・という不満と疑問を口にしたのだが、

 

N: お日にちを変更いただくことは可能でしょうか?

などと言ってくるではないか。

 

月末には、友人夫妻がやって来て一緒に南島に行く計画だ。

そんなに日程を後ろずらしはできない。

 

ましてや前倒しなどもってのほか。

danekoの予定は出国直前までギッシリ詰まっていた。

 

おねーさんと電話協議するものの、次の日はがっぷり満席とのことで、

日程変更はニュージーランド航空も難しいらしかった。

 

N: danekoさま、プレミアム・エコノミーではいかがでしょう?

だ: プレミアム・エコノミーですね・・

あれは、180度で寝られないのであまり意味が無いんです(-_-)

 

と本音を言ってみると、おねーさんは、

 

N: そういうご希望でしたか。

たしかにプレミアム・エコノミーではエコノミーより多少リクライニングする程度ですね。

 

だ: それに、お隣に誰かいらっしゃるかもしれないし。

N: 確かに。この便の空席はもう3列シートの真ん中だけですね・・

 

うへ〜、

そんな快適でないシートに、誰が高いカネを払うだろうか(?_?)

 

両隣を知らない人にはさまれて、プレミアムなわけなかろう(呆)

寝るのはもちろん、トイレ行くのも苦痛だよ(T_T)

danekoはヒコーキに乗るとトイレが近くなるのだ。

 

だ: シートピッチが多少長いだけで、座席幅も大したことないですしね。

N: おっしゃるとおりでございます。エコノミーよりは少し大きめサイズですが・・

 

いまや、電話協議は暗礁に乗り上げていた。

 

・日程は変えられない。

・プレミアム・エコノミーでは通路も窓も満席。

・スカイカウチは取れない。

 

なのに、danekoの航空券代金の決済は終わっているのだという。

ニュージーランド航空のネット予約システム、欠陥じゃない?

 

だ: で、確認ですが、帰りの便はちゃんと取れていましたね?

N: はい。そのとおりでございます。

だ: 帰りの便だけ残して、キャンセルということになりますか?

 

てな質問をしてみたが、

これは航空会社にとってちょっとマズイであろう。

 

なぜなら、danekoの航空券代金は、往復の料金なのである(ー_ー)!!

片道となれば、帰りの運賃は割高になるのだ。

 

しかし、この場合ニュージーランド航空の都合でキャンセルする以上、

danekoもそれでは承知しないつもりであった。

 

案の定、おねーさんはちょっと困り、

 

N: ・・danekoさまはこの日のご出発が一番よろしいのですね?

だ: そうですね。次の日ならばなんとかなりそうですが、満席でしたね?

N: さようでございます・・ここはひとまず・・・

 

と、おねーさんは言葉を濁しつつ、

 

N: 私どもにこの件、もう一度預からせていただけませんか?

上の者とも相談しまして、お電話さしあげてよろしいでしょうか?

 

だ: かまいませんが、今日は午後から出かけてしまうので・・

N: 携帯電話でも通じないでしょうか?

だ: 新幹線に乗ったりするので、出られない時が多いです。

 

danekoだって、ヒマではないのだ。

 

N: それでは、できるだけ早くお電話いたします。ひとまず失礼いたします。

 

と答え、おねーさんは一旦、電話を切った。

 

ふう、

ニュージーランド航空にしちゃ、敬語がきちんとしゃべれる人だった。

 

この航空会社の電話オペレーター、

以前はお客に適切な敬語が使えない人もいたからね(+_+)

 

てことは、

地上の接客レベルはちょっとは向上したのだろうか。。

 

などと考えていると、また電話が鳴った。

 

N: danekoさま、ニュージーランド航空でございます。

お待たせいたしました。お席のご用意ができました。

 

え? ええっ??

 

だ: ど、どんな席が用意できたのですか?

N: ご希望の便の、スカイカウチ席がご準備できました。お時間取らせてしまい、申し訳ありません。

 

なんだって〜? え?

スカイカウチ、取れるんじゃないの。。。

 

だったら最初っから、スカイカウチ放出してよ。。

と思ったものの、航空会社も人の子?である。

 

システム上はダメでも、ウラでどうにかなるってことか?

ま、いいや、どうせもうカード支払いは終わってるんだし。

 

N: そこでお席なのですが、4○Cでいかがでしょうか?

だ: もう少し前は空いていないのですか?

N: そうですね・・(カタカタ)、40Fでしたらご準備できます。

窓側3席空いているのが、こちらが一番前になりまして。

だ: それでけっこうです。

それと、食事ですが、往きだけフルーツ・ミールというのはできますか?

N: あ、大丈夫でございます。往きだけフルーツ・ミールでございますね?

 

この、フルーツ・ミールにするのは深〜い理由があるのだ。

帰り便はスカイカウチ席でないので、普通食でOK。

 

N: それでは、これからご指定のEメールにEチケット控えをお送りいたします。

今回も、ご予約ありがとうございました。

 

あれ? もしかして、

Flequent Flyerだからスカイカウチ取ってくれたの?

 

とも思うが、こんな外資の航空会社の思惑など分からぬ。

どうせ乗ってしまえばタダのエコノミー客に過ぎない扱い(-_-)

 

しかし、多少のすったもんだは有ったけど、

なんとか無事にニュージーランドに戻れそうだ。

 

ホッとしたdaneko、

しかし、そこには次のワナが待ち受けていることに、

この時はまだ気づかなかった。。。

 

airnewzealand fruits meal

その問題の? フルーツ・ミール。 夕食版。。

 

 

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なにヨ、こんな機内食、ワナよ、ワナ!

 

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