さてさて、
Metro誌の選ぶ、オークランドのレストランTop50で、
栄えある新人賞を受賞した、パーネルのレストラン、
Pasture
にdanekoは来ています。
サワドゥのブレッドの後、けっこう間があって、
3皿目はこれ、モンクフィッシュ。
アンコウですね。
上に載っているのはカブの仲間のスライス。
スルスルッと、食べてしまった。
う〜ん、こういう料理、danekoには
Kazuyaの方が美味しいなあ。。
比べてもジャンル違いかもしれないけど(^_^;)
お次は、Leek=太ネギの焼いたもの。
仏料理のオランデーズ・ソースのような、黄色いソースがかかっている。
ソースに少し酸味があって面白かった。
このお店、
あまりにキウィのイメージするディナーとかけ離れているので、
怒って帰っちゃったお客もいるらしい。。
なんとなく、分かりそうになる自分がコワい。
ワイン・マッチングは、オレンジのラベルにオレンジ色のワイン。
これも、ばりばりのヴァン・ナチュール。
danekoの問題点はいまや、料理ではなく、
この店のワイン・マッチングにあった(-_-)
お次のワインはかなりマシ。
ラベルはベタで好きじゃあないけど。
ヴァン・ナチュールの作り手さんたちって、
どうして子供の落書きみたいなラベルにするのだろう。。
なんか全然ワインのロマンを感じない。
健康と安全を追求したワインだから(?_?)
だいたいアルコールなんかに、
健康とか安全を過度に求めるものだろうか。。
さあ、いよいよメイン。
お店で目の前で火入れしてくれた、ラム。
一頭買いなのだそうです(-_-;)
これは、danekoのリクエストでソース無しバージョン。
ソースは左上の、小皿に入った醤油色のがそう。
快くソース・オン・ザ・サイドにしてくれて嬉しい。
これで素材を塩胡椒で楽しむこともできる(^^)v
こちら、娘danekoのソース有り。
彼女的には、ソースに浸かっていたほうが、
ラムの臭みを感じなくて良いそうだ。
ラム臭はかすかにあったけど、やはり質の良いラムは美味しいなあ♪
日本人特典?? オマケにリブの部分をもらいました(^^)v
最近はどこに行っても日本びいきのシェフが多く、
おしゃべりも盛り上がるし、得だなあ、ニッポン人♪
奥はサイドのエンダイブ(アンディーブ)に
フルーツベースの甘酸っぱいソースを塗ったもの。
もうお腹いっぱいになりました〜(^o^)
いきなり「どっかん!」とメインが来るからね。
卵黄のデザート。
サービス担当の、奥さんのローラが持ってきてくれて、
「これ、出す時いつもドキドキなのよ。
やっぱり卵黄って好き嫌いがすごく分かれるし・・」
と、目の前においてくれたのだが、
danekoは卵黄大好き(^^)v
サワークリームのような酸味のあるクリームと、
甘酸っぱく仕立てた卵黄を完食した。
ウナギのほうがむしろ、問題があったな。。
いやそれよりも・・
LOVEBLOCKなんて良さげな名前のワインだけど・・
danekoには、難解な数式を解かされているような気になって、
全然LOVEどころじゃなかったゾ。
ワインリストはけっこう豊富で、
マルティンボロのCambridge Roadなどもあったので、
次回はこの辺のをグラスで飲もうっと。。
(やっぱ次回もあるのか・・)
ワイン・マッチング、本当にたくさん出てきたけど、
チェリーなんちゃらっていうラベルの意外はよく分からなかった。
少なくとも、
danekoがウン十年も飲んできたワインたちとは違うものだ。
こんなのが美味しいと感じるようになるのかなあ。。
ジュース・マッチングの娘danekoに、
ハイライトのジュース・カクテル
お酒が飲めないひとや、ハンドルキーパーさんにも、
ドリンクを楽しんでもらおうという趣旨の、
ジュース・マッチングなんだって。
すご~い手間ヒマかかってるオーガニックのジュースが6種類。
それもオレンジとかグレープなんかじゃなく、
野菜やフルーツをブレンドしたもの。
しかし・・娘danekoは怒っていた(-_-メ)
こんなマッチングが60ドルなのは受け入れがたいと。
たしかにね、ワイン・マッチングが65ドルで、
ジュース・マッチングは60ドル。
すっごーく損した気分になったらしい。
が、その後とある有名シェフにその話をすると、
むしろジュース・マッチングの方にコストがかかっているのだと。
マッチングのジュースはどれも市販されてない貴重品。
少量生産で、
おまけに、単品での店内オーダーもできないのだと。
なんか、ホントわけのわからない世界である。。。
これ、デザート。
これならわかりやすいかと思いきや・・
「これ、日本にあるチェリーの、アレなんだけどわかる?」
とシェフが、「アレ」の名は忘れたといいつつ持ってきた。
食べたとたん、桜餅の香り。
桜の葉が少し発酵したあの懐かしい香りだ。
しかし、こんな桜餅フレーバーのアイスクリームなんて、
キウィの人々の郷愁をそそるはずもなく、
複雑な甘さになってしまっていて、どうなんだろう。
隣のカップルを見たが、なんの感動もなく、
ただガブガブと食べていただけ(残すのモッタイナイ)
さ、時計を見れば午後6時から約4時間たっている(@_@)
フランスの三ツ星ディナーみたいになってきて、
けっこう疲れたな・・(特にワインに・・)
「お会計を」といったとたん、
シェフに、「ちょっと待って、スペシャル出すから」
と言われ、またカウンターに座り直した。
あ、椅子は北欧のかな、いいもん使ってますよ。
danekoたちにだけ、小菓子を出してくれ、
意見を聞かせてくれという。
これは、ヘーゼルナッツの殻に入った塩キャラメルの進化系。
ゆえに食べやすかった。
桜餅より、ずっとキウィ受けがいいであろう。
キウィでも、メディアとかメディかぶれの人たちって、
このお店をすごく持ち上げているみたいだけど、
大半の、ふつう人のキウィを置いていってどうするの?
メディアは一般人より半歩進んでるくらいでいいのに(ー_ー)!!
もしこのお店が北欧とか、ヨーロッパにあったのであれば、
danekoはちっとも驚かないけど、
オークランドにこんなのができたってことは、
やっぱすごい衝撃的だった。
なんか、階段3段とびで途中をスキップしているような、
釈然としない思いもあり、
万が一にも、
オークランドがグルメの第一線級都市になる可能性の第一歩??
などとは今のところまったく思えないけど・・
こちらの評価はとりあえず、保留としますm(_ _)mm(_ _)m
Pasture
235 Parnell Rd, Parnell, Auckland
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フン、卵黄とひつじだけよネ(-_-メ)
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