いまニッポンへ、永住帰国の好機(?_?)(?_?)

201710 auckland skytower

「にほんブログ村」というのに登録しているので、

いろいろな方のブログをときおり見せていただいている。

 

danekoブログのような能天気なテーマではなく、

「移住」「永住権取得」などの重い?テーマで書いている方も多く、

読むたびに考えさせられている。

 

特に、今年の夏の移民法の改定後(施行日とかは知らないのよ)

より一層キビシクなった技能移民での永住権取得とか。

 

danekoがよく行く日本人のレストランでも、

人手不足がますます深刻になっているそうだ。

 

特に、オークランドにいても追加のポイントがないので、

スタッフさん達の流出が止まらない。

 

オークランドの飲食店(日本人経営のね)は痛手を受けているという。。

 

飲食関連のワークビザ保持者で、

オークランド以外に住んでもかまわないという人たちは、

ハミルトンやらタウランガなどに引っ越したとか。

 

そうだよね〜、オークランド以外に住みさえすれば、

追加ポイントがもらえるんだもんね。

 

ところで、ものごとに「好機」があるとすれば、

今現在は日本に永住帰国するチャンスかもしれない。

 

danekoは日本に年に3〜4回は帰国しているので感じるのだが、

一昨年、昨年、今年と状況を比較してみるに、

 

今年のニッポンが一番、NZから帰る人には良い条件が揃っている。

と思う。

 

その理由は、

 

・有効求人倍率の高さ

・インバウンド旅行者の増加で、いろんな業界で人手不足

・オリンピックに向けての各種需要の高まり

 

こんな風が、今現在のニッポンに吹いているからである。

東京も、京都も、福岡も街がにぎわっていて元気だ。

 

福岡で飲食業をしている友人たち、

「福岡なのにバイト時給が1000円超え〜(T_T)」

なんていう悲鳴を上げている。

 

東京では、時給はもっと上がっているだろう。

 

コンビニの店舗前にはためくのぼりにも、

「○○フェア」なんていうものではなく、

「バイト募集中!」ってな内容のキャッチが目立つ。

 

あちらこちらで人手が足りないニッポン。

ニュージーランドという海外経験があり、

英語も話せるとしたら、日本でもなんらか職はあるはずだ。

(あんまり色々条件つけたら無理かも・・)

 

あ、別に永久帰国をオススメしてるわけではないんですよ。

ただ、機を見るなら今はいいだろうな、ってこと。

 

これ、娘danekoでさえわかっている。

 

海外枠で日本の大学に入ったお友達のほとんどが、

今年いくつもの内定をもらっていると聞き、

 

「スゴイよね、いまの日本。ニュージーランドなんて、新卒のちゃんとした就職先なんか無いよ」

と高い内定率に驚いているのだ。

 

彼女は大学院生だけど、もしもニッポンで就職するなら、

東京オリンピック前が良いのかもね(^_^;)

 

不動産にも売りどき・買いどきがあるように、

日本に帰るその決断にも、「帰りどき」「帰る好機」があるように思う。

 

え? danekoも永住帰国かって??

ご、ごめんなさいm(_ _)m タイトルまぎらわしかったかな。。

 

danekoはまだ、色々あってタイミングでないのでアレだけど、

海外に住む選択をしていると、考えてしまうことはありますね(^_^;)

 

「わ〜、海外に住んでるなんて、いいなー♡」

なんて、ニッポンの知人たちにうらやましがられるほど、

いいことばっかりではないし、ホント(+_+)

 

先週行った美容院でも、

「そういえば日本人少なくなってるかも」

なんて声を聞いた。 そうなのかなあ・・

 

なんだか寂しい、昨今のオークランド事情。

それに、

danekoが今回戻ってきてから、あんまり景気もよくない印象だ。

 

これまでぎっしりお客が入ってたレストランも、

平日はヒマそうだったり、という店が多い。

 

「スクールホリデーだからね〜。みんなどっか行ってるんだよ、きっと」

なんて楽観的なキウィのサービスパーソンたちはいうけれど、

 

danekoの経営者的感覚からすると、

これはたぶん、景気が悪いのだ。

 

スクールホリデイだけの理由ではない(ー_ー)!!

 

移民を締め出し、学生ビザもキビシくして学生さんも締め出し、

パートナーの就労を制限し、子どもの就学援助もせず・・

 

だったらやっぱ、暮らしにくいよね。いまのニュージーランド。

家賃の高さも日本の人たちがびっくりするような水準だし。

 

ああそれとも、こんな深読みもできる。

今はパッションのない移民を選別し、追い出している過程で、

 

このいっときを我慢しさえすれば、

さすがの移民局もこれじゃ移民が減り過ぎだーっていうので、

昔のゆるい基準に近い改定があるのかも(?_?)

 

ニュージーランドはなんたって移民無しではやっていけない。

そういう宿命の、小さな国だ。

 

永住権、いまはホント厳しくなってるようだけど、

5年前でもかなり簡単に永住権は取れた。

まして15年とか20年前に移民してきた人たちは・・

 

もうそれこそ、

 

「移民局行って名前書いたら永住権取れた」

「オフィサーが、取れ取れと営業かけてきた」

「あんまり簡単に取れると聞いて、なんか怪しいと思った」

 

なんていう話も、その本人から直接耳にしたから・・

 

昔は誰も手を付けなかった買い手市場すぎる空き地が、

新駅ができて駅前になって今はスゴイ高嶺の花に・・

なんていう具合だろうか。

 

ああ〜danekoなんぞにはわからないけど、

でも、ひとつだけ言えることがある。

 

danekoが移住して5年を過ぎたけど、

この間、さまざまな場面で同胞にお世話になった。

もちろん、移住前は全く知らない人たちである。

 

日本人だというだけで、親切にしてくれた人がたくさんいて、

danekoの移住生活は助けられてきた\(^o^)/

 

お店での、ほんのちょっとのふれあいなんかでも、

日本的な心配りをしてくれて、嬉しかったこと数知れず。

 

ありがとう、って言えなかった場面もあるけれど、

小さな親切は人の心に残るものだ、おカネにはならなくとも。

 

そんな同胞のみなさんが、NZに残るにしろ日本に帰るにしろ、

その決断は尊重したいな、って思う。

 

窓の外で風に揺れる黄色い花を見ながら、

そんなことを考えていた。。。

 

 

201710 auckland skytower

昨日のオークランドは、怪しい曇り空。

なかなか暖かくならなくて、薄ダウンまで引っ張り出した。

 

明日はまた、食べ歩きの記事に戻りまーす(^o^)

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4 件のコメント

  • danekoさん、お帰りなさい♪

    ここ数年、永住権を取得して結構長い方の完全帰国が増えている気がします。親の健康状態とか、ご自身に理由があるわけじゃない場合もあれば、突然望郷の念に駆られる方と様々ですが。
    移民法が厳しくなって、永住権が取れなくて帰国する方も増えるのでしょうが、取れたという事実と、「こんな生活がしたかったんじゃない。。。」という現実で、永住権取得後に帰国を決める人も少なくないです。日本人に限らず。NZの物価高とか、住みにくくなった要素もあるのでしょうか?
    danekoさんの分析、参考になる方沢山いるんじゃないかな?

    • あれっくすさん、ただいまで〜す(^o^)

      たしかに、永住権取得者の帰国話も聞きますね。。
      オークランドの都会化も激しく、いまや「ニュージーランドらしいゆとりある生活」を実現するにはシティの会社通いをあきらめるか、お父さんがひどい渋滞を受け入れるか、はたまた勤め人をやめて「収入」をあきらめるか・・
      という、極めてせちがらいご時勢になっているような(^_^;)

      こんな住みにくいニュージーランドに誰がした・・
      ♬移民のアンタだよ〜(汗)

      なーんてね。ブーメランでした、ハイ。。

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