本日の Blue Elephant は、さながら旧勢力といえよう。
danekoがニュージーランドに越してきた2012年には、
もうパーネルに店を構えていた。
初回の印象は、料理の甘さ。
グリーンカリーがそうとう甘かったのだ。
次回訪問時からは、
「甘さ控えめで」とひとこと添えるようにしている。
これだけで、ぐっと好みの味加減に近くなるのだ(^^)v
素材、スパイス、調理の加減に全く文句はない。
おまけに、No MSG(化学調味料不使用)なのでカラダに優しい。
まあ、タイ料理だからアブラは多いけどね(^_^;)
それでも、
こだわってライスブラン・オイルを揚げ物には使っているそうだ。
ジャンクでない本格タイ料理。
店内はムーディで、しかも可愛らしいインテリア。
ここもまた、記念日使いにもOK。
なぜなら、内装だけでなく、
ワインリストも充実しているのである。
ワインリストはSaanよりもこっちに軍配。
オーナー夫妻のご主人の方が、相当なワイン通らしい。
一度、ワイン仲間と来店してワインを語っていたのを見た。
(そうとう酔っ払ってたのもご愛嬌?)
もとい、ホークス・ベイのワインだけを取ってみても、
danekoの好きな作り手のものが並ぶ。
たとえばシャルドネであれば、
Clearview Reserve
Osawa Prestige Chardonnay
などなど、「おっ♪」というものを揃えている。
お値段も、ボトルで50ドル位から、
60ドルも出せばかなりいいNZのワインが飲めるので出色。
とはいえ、この日は娘danekoが飲めない日なので、
(翌日がオーラル・テストのデューらしい)
ハーフボトルで我慢だ(-_-メ)
ね、お洒落なタイでしょ?
グラスもちゃんとしていて、文句ない(^^)
おまけに可愛いタイ人のおねーちゃんたちが、
タイシルクの制服で、優雅にサービスしてくれるゾ。
パーネルという場所柄か、日曜日のこの晩は観光客が多かった。
近隣の他の人気店が軒並み閉まっているから、
皆ここに集まったのだろうか・・・
さあ、始まりは、トムヤムクンから。
Saanには無いけど、タイ料理といえばこのスープなのでは(?_?)
ひとり分が15ドル。
何年か前は、10ドルだったのに、今や1.5倍とは。
オークランドの物価の変遷を物語る、スープ一杯のお値段。
が、シェアするとケンカになるdaneko家。
家訓により、ひとり分ずつにしておかねばならない(ー_ー)!!
財布に痛い家訓である。。。
レモングラスがたっぷり。 エビもプリプリのが3尾\(^o^)/
トマトは次回から抜いてもらおうっと。スープ増えるし(そこ?)
が、スープかなり甘め。
キウィ客が好みそうな甘〜いお味つけで、
daneko達にはちょっと苦しかった。。
しまった、「甘さ控えめ」を言い忘れてた。
しばらくぶりに来訪したので、ついうっかりして、
スープならよかろうなどと甘いことを考えていた(-_-;)
メインでは、忘れずにLess Sugarを伝える。
バジル・チリ・チキン 26.9ドル。
ご飯は、あれ?
Sticky riceとJasmine riceが選べるようになってる。
SaanのSticky riceの評判を聞いたのか。
それともお客側からリクエストが有ったのか・・
まあまあ、
ブルーエレファントもメニュー変えていってるのね、と感じる。
バジル・チリ・チキンは、同じ炒め物でも、
なんちゃって中華とは違う。
ていねいに作り込まれており、新鮮なバジルがたっぷり。
チキンもフリーレンジだろうな、という美味しさ。
ちっともトリ臭くない。
もう一品、グリーンカリーも頼むはずが、
この日はジャスミン米がおいしすぎ、撃沈。
2人共おかわり自由のご飯を食べ過ぎてしまった(^_^;)
あ、人数分頼まないとおかわり自由にならないのです。
以前ヒマな雨の日に来たときには、
それほど美味しいと感じなかったジャスミン米。
この日は超混み混みだったせいで、
ご飯も回転がよく炊き立てだったのだろう♬
最新の営業時間を追加。
と思いきや、ディナーのクローズ時刻はすべてLATE.
これじゃあ、早仕舞いされても文句言えない。
オークランドの飲食店のテキトーな体質が見え隠れする。
っていうか、見え見えな貼り紙である(-_-)
雨とかで激ヒマだと、LATEどころか早〜く閉めちゃうのだろうな。
パーネル地区って、お天気悪いとお客さん出てこないから。
そうそう、このBlue Elephantのすぐ斜め向かいに、
話題のレストラン、Pastureもある。
今年のオークランドのTOP50で、ベスト・NEWレストラン賞を取ったとこ。
覚えていらっしゃる方もいるだろうか、この過去記事だ。
オークランドのベスト・NEW・レストラン2017に行ってみて驚いた(@_@)・前編
オークランドのベスト・NEW・レストラン2017に行ってみて驚いた(@_@)・後編
ま、いまでもdanekoはこの店の高評価ぶりはちょっと、
盛り過ぎではないかと思っているが・・・
一時期すたれていた、パーネル・ヴィレッジ というこの場所が、
栄えているのはいいことだと思う。
某日本人シェフなど、Pasture で6コース食べたあと、
満足できずに Blue Elephant に駆け込んだそうである/(^o^)\
Blue Elephantの方が、素直においしい料理だもんね。
と、いうわけで、オークランドの人気タイ料理・新旧対決。
いかがでしたでしょうか(?_?)
どちらも魅力的ながら、まったく違った路線を歩む、
Saan と Blue Elephant。
機会がありましたら、お試しのほど。
Blue Elephant
237 Parnell Road, Auckland
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