プレーゴ=Prego
このイタリア語は、イタリアに行ったとき毎日耳にしていた。
ローマでも、フィレンツエでも、ミラノでも。
ホテルのカッコいいバトラーのオジサマに何かを頼むと、
Prego!
と必ず笑顔とともに返ってくる。
朝食のレストランでスプマンテを見つけ、「持ってきて」といえば
Prego! と笑顔で取りに行ってくれるオニーサンとか。
お店で何か買って、「Grazzie=ありがとう」
と言っても返事は元気に Prego!
Prego! Prego!
なんだか楽しくなってしまう、イタリアのあいさつなのだ(^^)
英語に訳すとすれば、
・With pleasure.
・You’re welcome.
・No problem.
・Don’t worry.
・Please.
などなど、いろんな意味合いがあるように思う。
あ、話がそれてしまったが、オークランドのプレーゴでしたね。
ここは、ポンソンビーのイタ飯屋さん。
Ponsonby Road沿いの駐車場から見る、白い外観。
お、お洒落だ・・と最初の訪問時は腰が引けた。。
入るとまず、テラス席があって、入口はちょっと奥まっていて、
アジア人など寄せ付けない雰囲気ながら、
入ってしまえばこっちのもの。
カジュアル・イタリアンでとにかくうるさい、いやにぎやかな店(^_^;)
いつも地元のキウィたちに超人気。
だがこの日は、ススっとテーブルに座れた。午後7時前。
お店の人は、「スクールホリデーだから静かだよ〜」というが、
(このときはまだ、ホリデー中)
ポンソンビーの景気もそんなに良くないんでは(?_?) と心配になる。
ポンソンビーが失速してるなら、
その他オークランドはもっと悲惨なはずだ。。。(T_T)
ま、気にせずワインでも飲もうっと(^^)v(^^)v
この日は3人だったので、ボトルでイタリア・ワインを。
Masi Campofiorin
なかなかいいワインがあるじゃないか\(^o^)/
何を隠そう、ここはワインのお値段がとっても良心的なのだ。
サイゼリヤ並とは言えないものの、
イタリアやニュージーランドのちょっといいワインが、
50ドル台からボトルで飲めるのである♪
さあ、前菜からいってみよう〜♪ とポレンタ。
とうもろこしの粉を成形して揚げてある、香ばしいコロッケのようなもの。
上にかかっているチーズで、グッとボリューミーになる。
danekoはチーズを払い落として食べる。
そしてチーズは後からワインとともにつまみとして・・
2度美味しい、イタリアン前菜の食べ方(てへへ)
今日のベジタブルは? と聞いたら、
ブロッコリとビートルートだと言われたので、ビートルートを抜いてもらう。
人参とか、ビートルートがグリーンに混ざっていると、
danekoは盛り下がるほうである。。。
ニュージーランドのイカ、美味しいですね♪
ここでも、Calamali fritti。
24.5ドル。
量少な目なのに、メインのメニューに入っており、コスパ悪し。
でもでも、たまらず頼んでしまう、イカ好きなdaneko。。
あ、イカLOVEじゃなければスキップ推奨です(^_^;)
さあて、お次はやっぱピザ。 24.5ドル。
ピザメニューを見ながら、散々迷ってこれ。
ピッツア・マルゲリータ(^_^;)
なぜなら、ここのピザで失敗したことが数回あったからだ。
ここのピザはかなりデカい。
アジア人にはけっこうなポーションなので、
シェアして食べるにしても、マズいフレーバーじゃ辛かったのだ(T_T)
マルゲリータは、具材から水分が出ないし、
イタリアン・ソーセージも入ってないし(ときどき臭い)
まあ、逃げといえば逃げだけど、守りは最大の防御ってわけで(アレ?)
お店の人のオススメ、リゾット。 RISOTTO ALL’ANATRA だって。
メインサイズで32ドル。高いな・・
グリーンピースにマッシュルームにグラナ・パダーノという伊北部特産のチーズ。
シンプルなのが好きだから、ダックは抜いてもらいました~。
もったいないかもしれないけれど・・
あ、そうか。ダック入りだったから高かったのね(-_-)
抜いてもらっても32ドルは変わらない・・損なdaneko。
さあさあ、ここまでで、アントレ3品。メイン3品。
お店の人はテーブルを片付けようとするが、
danekoは彼女を制した。
「メニューちょうだい」
「アラ、デザートメニューならこれから持ってくるわよ」
との勝手な思い込みに、喝!
「フードメニュー。まだ食べるから」
「!!!」 店のおねーちゃん、驚く(+_+)
アジア人にしてはけっこう食べて飲むじゃないか、と
温かい目で見守ってもらってたdanekoグループであったが、
いまや、「どんだけ食べんの???」
という期待と羨望が集まる。
美味しいワインを飲むと、食欲が増大してしまう。
だからdanekoの場合、ワインの無い食卓は極端に粗食だ。。(-_-)
しかしこの日最後の一品となるかも知れず、メニューを吟味する。
フェットチーネ・アルフレード。 26ドル。
これがこちらのお店のパスタの最高峰と思う(ー_ー)!!
いつかこれをひとりで完食してみたい。
と思い周りを見渡せば、キウィのカップや家族連れ。
ほとんどがメインはひとり一品で、シェアなどしないのがお約束。
danekoたちのような、シェアするお客は少数だ。
あ、でもサイドや前菜はシェアしてる席が多く、
これは人数分オーダーしないからであるらしかった。
ああ〜満足満足。
キウィ風にこの店を使うと、ひとり単価は幾らくらいだろう。。
前菜を頼まずいきなりメインという客も多いから、
メイン+ドリンク一杯で、50ドル行くか行かないか。
まあ、30ドル位のメインなら、十分おナカに貯まるだろうし。
ポンソンビーの住人にとっては、
プレーゴはお気軽だけど、ちょっとお洒落な社交場だろうか。
昔からある、安心して使えるイタリアンなんだろうな(^o^)
店はうるさ過ぎるので、じっくり話はできないのが痛いが、
それでもこの日は子どものバースデーなどをやってなくてよかった。。
ポンソンビーのレストラン、バースデー使いが多いのよネ。。
あ、予約は受けない店なので、ウォークインでどうぞ。
入口入って右奥のバーカウンターで、一杯飲みながら待つこともできます(*^^*)
Prego
226 Ponsonby Road, Ponsonby, Auckland
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