Sabato・・・
昨日の記事に書いた、輸入&高級食材スーパー。
danekoは最近ちょくちょく出没しているのだが、最初はそんなにいいところと思っていなかった。
しかし今、Sabatoに行くのは楽しい。
あ、でも高いのであんまりたくさん買いませんよ(^_^;)
この日も・・・
余分なものを買ってしまった。。。
チーズとチーズナイフはまあ、来客用でいいとして、
あの日本人のパン屋さんのバゲットも既定路線。
しかし・・・
これが余分だったのだ。
というか、これを作っている人に捕まってしまい、買う流れになってしまった。
このSabato、コーヒーサービスをやっている。
もちろんプロモーションを兼ねているのだが、タダでコーヒーをくれる。
キッチンみたいなカウンターの前を通り過ぎようとしたdanekoに、
マオリ系みたいな店のおねーちゃんが声をかけてきたのが始まり。
「コーヒー淹れますよ。いかがですか?」と。
danekoはコーヒーは朝のいっぱいと決めているので断ったけれど、Farro Freshと違ってこちらのコーヒーはサービスのようである。スゴイな。
danekoに断られたおねーちゃんは、
「じゃあウチのミンスパイの試食はいかが? 美味しいのよ♪」
と聞いてきた。
ヒマなのだろう。
平日の昼下がり、店内に客はまばらだ。
(というかこの店、いつも客は少ないけど)
あまり断り続けても悪いので、danekoは仕方なく試食することにした。
ミンスパイって別にそれほど好きじゃないし。
おねーちゃんがその場でカットしてくれた一口大のミンスパイを食べてみると、それは甘かった。
!!
ミンスパイって甘かったっけ(?_?)
danekoが驚いて聞くと、おねーちゃんは、
「クリスマス用のデザートなのよ。甘くて美味しいでしょ?」
というので、仕方なく褒めつつ、
「これ、何が入ってるの?」と社交辞令で聞いてみた。
食べてすぐにその場を去るのには、Sabatoはヒマ過ぎたから。
「え〜っと、えーっと、」
とおねーちゃんは困りだした・・・
あれ? そんな複雑な質問じゃないよね。
たぶん、黒いベリー系のフルーツをミックスしジャム状にしている感じだから、
ブルーベリーだとかブラックカラントだとかね、そんな答えを期待してたんだけど。
「ねえちょっと、このミンスパイ、何が入ってるの?」
と、おねえちゃんはなんと! レジのそばにいたオトコに声をかけたのだ。
試食させてて、中身知らんのかい! とdanekoはココロの中で突っ込んでいた(-_-)
レジのそばにいたオトコは、ものすご~くおしゃべりだった。
「これはね、ミックスフルーツのデザートタルトなんだよ。なんちゃらかんちゃら・・」
としゃべり続ける。。。
ヤバい、早くチーズ買って帰らないと、渋滞に巻き込まれるゾ。
と、焦るdanekoにオトコは店のオススメ商品を語り続ける。。。
オトコはSabatoのシェフ、というかフード・プロデューサーみたいな立ち位置らしい。
ここで売られているSabatoブランドの各種ディップや調味料などを作っているのだという。
そしてdanekoをマヨネーズ売り場に案内し、各種フレーバー・マヨネーズ(英語ではFlavoured Mayoか)をひとつひとつ説明し、「面白いだろ!ユズマヨネーズ。僕が考案したんだよ(^^)v」と楽しそうである。
で、
「そうそう、もうすぐトリュフマヨネーズも出るんだよ!」
というひとことに、danekoはうっかりときめいてしまったのだ。
「いつ出るの?」 とたずねてみる。
発売日を聞いて話を終わらせ、チーズ売り場に行くのだ(-_-;)
するとオトコはなんと、
「隣のパントリーに今あるよ! 僕が作ったばかりのが」と答えた。
そして、「いまちょっと隣に行って持ってきてあげるよ♪ 試食してみて」
とえらい親切というか、商売熱心というか、ヒマというか・・・
でもまあdanekoはトリュフマヨネーズには興味があったので、彼が走って隣のビルに行くのを止めなかった。
で、前述したこれが来たという流れ。
オトコは気前よく、
「作りたてだよ〜So fresh♫」と言いながらマヨの瓶を開け、試食用スプーンにひとさじ取ってdanekoに差し出した。
おいおい、マヨネーズをそのまんま食べろというのか。
さすがキウィである(-_-;)
しょうがないのでマヨネーズをダイレクト試食。
結果は、ちょっとビネガーの酸味が強すぎるようだった。
これなら、バーガーバーガーのポテトに付いてるトリュフマヨのほうがよほど完成度が高い(ー_ー)!!
グルメ大国日本からやってきたdanekoに、Sabatoのこのマヨネーズは物足りなかった。
しかし、オトコは目を輝かせ、danekoの賞賛を待っている・・・
「Awsome!」
と嘘をついてしまうと、その後はやっぱり買わなきゃいけないよね。
でも、いったいこれ、幾らするの? ウン十ドルもしたら嫌だなあ(ー_ー;)
お値段を聞くとオトコは、「さっき見せたユズマヨと同じだよ」という。
ユズマヨは、13.5ドルであった。 これならまあ、話のタネにいっぺんだけ買ってみようか。
と、本音はあまり気が進まないながら、瓶を手に取り、カゴに入れるdaneko。
オトコは、ささっとレジに行きパソコンで何か調べて戻ってきた。
「あー、ユズマヨとほとんど変わらないプライス。15.5ドルだったよ♪」
とdanekoに云うので、なんだ2ドルも高いのか〜! と呆れてしまう。
しかもその後Farro Freshで13.5ドルで売られているのを見た。
古いののディスカウントかと近づくと、It’s NEW! と書かれていて、あの作りたてのマヨネーズがさっそくFarroに届いたのだとわかった。
なんで製造元より小売店の方が安いのよ(-_-)
まったく納得行かない話である。
しかしこのオトコ、去り際のdanekoの質問に応えようと、もうひと瓶、トリュフマヨネーズを開けたのだ!
「こういう瓶って、冷蔵庫の中で開かなくなるんだけど・・なにかいい方法知らない?」
とのdanekoの問いに、オトコはまた張り切った。
「OK! 僕が見本を見せてあげるよ〜♪」
と未開封のトリュフマヨをもうひと瓶手に持って、
「これでこうやって、フタと瓶の間にスプーンとかフォークを突っ込むんだよ♪」
と、スプーンで瓶をこじ開けようとする。。。
いやいや、それじゃあただこじ開けてるだけだよね。
おまけに瓶と蓋の間に隙間が空きそうではないか。
たれーん(^_^;)
と立ち尽くすdanekoを見て彼は、「One more tip」ともうひとつアイディアを示そうとする。
「瓶のフタを温めるといいんだよ♪」
いや知ってる。だけどそれ、マヨが温まってよくないよね・・
とここはdanekoのココロの中だけのつぶやき。
danekoはお礼を言ってオトコのそばを離れた。
そして来客用にフランスのブリヤ・サヴァランというチーズを買う。
とろっとろのクリーミーさがたまらない。
あ、別にチーズに詳しくなくても試食用が2〜4品出ているから、食べてみて好みのを選べばOK。
オークランドのどこよりも、チーズの品ぞろえが良いし、質も高い。
こちらは売り場のおばさんと少しチーズの話をして、試食しながら好みを伝えると、試食用でないチーズもカットして食べさせてくれる。
まあ、お値段安くないので、当然のサービスかもしれない。
やっとdanekoのお買い物は終わった。
・・・ふう、20分でチーズ選んで帰ろうと思ってたのだけど、小一時間かかってしまったゾ。
しかしここ、ホントにヒマな時には遊べるなあ。。
食べ物が好きな人、美味しいものが好きな人には天国のようなところだ。
試食用のオリーブオイルやディップ、チーズなどが並んでいて、そこは無人だったりするので、空腹を抱えていたdanekoはかなりの種類をパンに付けて食べた。。。
今度は時間のある時にまた、来訪しようっと。
おっと、余分なものは買わないように・・・
Sabato
57 Normanby Road, Mount Eden, Auckland
【しろねこぽちっとコーナー】
おフランスの猫エサは無いのかしら。。。
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