ハイハイ。
こちら、昨日の記事の本編です。
昨日の記事はこちらですよ♪
これがラーメンか!?と椅子から落ちそうになったお洒落ラーメンショップ(~_~メ)
ポンソンビーの近くで用事を済ませた後、
danekoと同行者には時間がなかった。
どこか、
30分くらいでランチを済ませられるとこ。。
というポイントからのみ、この店は選ばれたのだ。
以前から、ちょっと興味があったのはホント。
日本人の手を離れたキウィのラーメン屋というものに、
好奇心と、一抹の怪しさを感じつつも・・
Chop Chop
オシャレの代名詞、
ポンソンビー・セントラルの中にある、
圧倒的にお洒落なラーメン屋。
ものすごくカジュアルに作り込んでいるのだけど、
なんてったって、
そこここにおカネがかかっている。
ニュージーランドでレストランをやる日本人には、
このおカネのか掛け方はなかなか真似できぬ(ー_ー;)
ま、負けた。。。
コの字型のカウンターに通された。
オープンキッチンのすべてが見渡せる。
いやいやいや、キッチン内の照明もオシャレ。
ひたすらに、「見せるキッチン」を意識してて。
なかなかこれも、
日本人のラーメン屋には真似ができぬ(-_-)
オープンキッチンのラーメン屋って、
オークランドにはないよね。
作りの都合上、仕方なく、
客席から見えちゃってるところはあるけど(笑)
Chop Chop、
資本にモノを言わせて、
店の ambiance(雰囲気)に徹底してこだわり、
どうせラーメンなどわからないお客たちを圧倒しようという、
そんな企みを感じてしまった(@_@)
ラーメン屋としちゃ、立派なブックメニュー。
そして席に座るとすかさず、
「Anything to drink?」
と聞いてくる、
客単価アップに余念のないスタッフ達・・(^_^;)
ラーメン屋なんて、お水でしょ!
水道水。
ドリンクメニューもビールにワインに梅酒にカクテル。
種類も豊富でやる気満々。
どこからでも攻めて来い! って感じ。。。
どうせ1人、バーテンダーが専属でいるのであろう。
何度もしつこく繰り返すが、
日本人のラーメン屋には真似できぬ(T_T)(T_T)
なんでもマイタイというトロピカル・カクテルが、
看板ドリンクだとDenizenの記事で読んだけど、
マイタイって、日本じゃもう聞かないね。。
それともレトロ趣味の一環なのだろうか(?_?)
こういうところは、がんばっていても、
北半球より周回遅れなので笑える。
こちら、ポーク・ラーメン。 18ドル。
同行者のものなので、食べなかったけど、
「まあ、こんなもんでしょうかね・・」
という煮え切らない感想であった。
中途半端な豚骨スープのような色。
怪しげな、ミステリアスなラーメンである(ー_ー)!!
danekoは、味噌ラーメンをチョイス。
ぐは〜!!!!!
出た〜(@_@)
danekoのキライな生もやしと生ネギ
(切り方めちゃくちゃ)
それになんと!
キューリの薄切りも入ってる。
取り除こうにも、小皿もない。
ドリンクを頼んでいないdanekoたちに、
店のスタッフは冷淡だった。。。
どうにか気を取り直し、スープを口に含む。
・・・味がない・・・!?
絶句したdaneko、
驚いて、椅子から落っこちそうになった。
背もたれのないハイチェアであるから、
落っこちたら大変である!
いや・・・
スープがダメダメでも、
百歩譲って麺がある。
こちらはマシかも・・
またもがんばって気を取り直し、
麺を口に運ぶ。
・・なんてない麺である(ー_ー;)
まあ、不健康のカタマリみたいな真っ黄色の、
かんすいたっぷり過ぎる中華麺よりは良いが、
特に美味しくもまずくもない、
コシの無い系のヌードルだ。
そして、猫舌のキウィ達にも安全なよう、
スープはかなりぬるめ。
ああ。。。
danekoの大切な16ドルが消えていく($・・)/~~~
ポーク・ラーメンとミソ・ラーメン。
地雷なはずはない(ー_ー)!!
店の小生意気なおねーちゃんに、
「どれが人気なの?」と聞いて、
返ってきた答えが、
ポーク・ラーメンとミソ・ラーメンだった。
danekoたちは、
店のおすすめトップ2を頼んだのだから。
それにしてもこの店、なかなかの人気。
日本人らしき客こそあまり見当たらないが、
ラーメン&バーを楽しむ人々であふれている。
だが、味のないスープになんてない麺。
生のもやしやキューリの攻撃に耐えきれず、
danekoは半分以上残してしまった。。
ああ、貴重な16ドルが(T_T)
そしてムカムカしながら迎えた、
お支払いの瞬間、
店長らしきおにーさんがdanekoに聞いてきた。
「ウチでの食事、どうだった?」と。
ここで、感じたことをそのまま言うほど、
danekoは正直者ではない(ー_ー;)
「ええっと、私が思うジャパニーズ・ラーメンとはずいぶん違う感じ」
とやっと、ニュートラルな答えを見つけていうと、
(しかし顔はひきつっていたと思う)
「そうなんだよ!僕たちのラーメンはね、
totally インターナショナル・スタイルなんだー♬」
(~_~メ)
あ、そう、
インターナショナル・スタイルね。
じゃあ、
ラーメンって名乗らなくてもいいんじゃないか。
単なる「ヌードル・ショップ」でよろしい(ー_ー)!!
チャイニーズの店だって、ヌードル・ショップと名乗っている。
具材やプレゼンテーションだけ、
日本発のラーメンを真似てみたって、
それはラーメンじゃないのだ。
おまけにカードで支払おうとすると、
あの不快な、
Tip? Yes No
のサインが出てくる。
ゲゲゲっ!
ラーメン屋なら、お客にチップねだっちゃいけないよ。
danekoは思いっきり、「NO」のボタンを押した。
ふうう〜、
もう勘弁してよこんなラーメン屋。
ったく、開いた口がふさがらなかったのだが、
帰ってからまた考えた。。。
あの味であの人気、どうしても解せぬ。
しかし、
もしかしたら食べた客たちには不評なのかも?
と、一縷の望みをたくし、レビューを漁った。
Tripadvisor と Zomato。
この店のラーメンは、ミソ・ラーメンが最安で16ドル。
その他は18〜20ドル平均である。
へっ、ニューヨークじゃあるまいし。
と、ブツブツいいながらレビューを読んでいたが、
ええ(@_@)
どっちのサイトもものすごい高評価!
7〜8割のお客は、
ここのラーメンをベタ褒めである。
ああ・・・
日本人が如何にこだわって豚骨スープを作ろうと、
ここの人たち、な〜んにもわかってないに違いない(-_-;)
彼ら、味のないラーメンだっていいのだ。
テーブルに置いてある、塩や胡椒や辣油を入れれば良いと。
むしろ、味の薄いほうがヘルシーだってね。
そんなふうに感じているのではなかろうか。。。
アジア系のレビュアーが、
「こんなのラーメンじゃない」
と、danekoと似たようなことを言っていたのでホッとするも、
どうせ大半の客は、なんちゃってラーメンでいいのである。
もう2度と来るまいと誓おうと思ったが、
世の中、何があるかわからない。
将来、
この店は凋落し、その時に、
日本人が買い上げてラーメン屋を続けるかもしれない。
いや、いつかそうなってほしい。
オープンキッチンの作りは贅沢だし、居抜きで店を使えるし。
と、はかない望みを日式ラーメン業界に託し、
daenkoの休日のランチは終わったのであった。
ち〜〜ん(T_T)
Chop Chop
140 Ponsonby Road, Ponsonby Central, Auckland
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アラ、そこは糖尿人の聖地じゃない(?_?)
減塩減塩♪
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