danekoはラッキーであった♬
帰ってすぐに、あのKazuyaでディナー。
それだけでも十分嬉しいのに、
今回は日本人醸造家の、岡田氏が作るワイン、
Foliumのラインナップも楽しめるという。
いつものお席について、さっそくアミューズ。
なんとなんと、いぶりがっこですよ!
秋田名産の、タクアンの燻製。
燻製好きのdanekoにはたまらない一品である。
それに、控えめに効かせたサワークリームを合わせ、
Kazuya流にアレンジしているのがイイね(^o^)
あ、これは3人分ですよ。
一人分は2枚のみ。
最初のドリンク、シャンパーニュにバッチリ合ってます。
パンは、こちらで王道のセレクション。
バター、海塩、ハニーとお好きなものでどうぞ♬
昔はお替りできたんですよ。。
今はギリギリしか作ってないんじゃないのかな。
それでも、
ハウスメイドのパンを出してくれるレストランは貴重だ。
熟成させた鯛のカルパッチョ。
Kazuyaさんの鯛の寝かせ方は、やはり日本料理のシェフとは違う。
あしらった野菜やソースに合うように、
かなり控えめな熟成なのがいいと思う。
これには、
2014のフォリウム・ソーヴィニヨンブランを合わせて。
またまたこの爽やかなソブが、カルパッチョにぴったり。
ついついお刺身で食べたくなるお魚だけど、
ワインに合わせるならカルパッチョってすごくアリだ。
柚子を効かせた豆腐のソースが、
テーブルの話題をさらった。
このあと、鶏レバーのパルフェがあったのだけど、
アレあれ? と思ううちに撮り忘れ。
岡田さんのワインではない、
フランスのサンセールというワイン。
同じソーヴィニヨンブランでできているのだけど、
私はこのサンセールはそんなに好きでもなかった。
なんでも、本日の主催者でもある、
インポーターからの比較試飲なんだとか。
これくらいのサンセールなら、
danekoは岡田さんのソブのほうが断然好き♡
なんだかんだ、何年もNZに住むうちに、
NZワインが大好きになっているのだろうか。。
さてこちら。1つ目のパスタ。
冷製ではない、温製のカッペリーニ。
白いソースはカリフラワーベース。
色調は2色に控え、ウォータークレスの緑を活かしている。
NZの数少ない季節モノが、こちらの白魚。
ホワイトベイトですね(^_-)
ホワイトベイトはよく、卵と一緒に料理されてるが、
danekoはあんなもの、好きではない。
卵に包まれた白魚からは、
何の香りも感じないではないか(^_^;)
でもそこは、さすがのKazuyaさん。
カリッとサクッと、フリットにしてくれている。
またまた、塩加減がちょうどよく揚がっていて、
danekoはカッペリーニを完食してから、
ゆっくりと、ホワイトベイトをつまみにワインを楽しんだ。
合わせるワインは同じく2014のフォリウム・リザーブ・ソーヴィニヨンブラン。
さっきよりもボリューム感のある作り。
苦味が効いてる〜と感じてシャルドネのよう。
お次は、やはりお魚の料理。
サーモンと帆立、赤海老とムール貝、そして茸。
サイダーのソースで仕上げてあるけれど、
まるで軽めのアメリケーヌ・ソースのよう。
danekoはアメリケーヌ・ソースがツボなんである(*>_<*)
パスタが欲しくなって困った。
今度はこの料理に、パスタを合わせてもらおうっと。
娘danekoみたいに、「パスタ多めで」な〜んてね。
いいオトナがちょっと恥ずかしいが、
ほんの少しのパスタじゃあ、ストレスが溜まる。。
メインは、ケンブリッジ・ダックの胸肉ロースト。
今日のようなお客の多いときに、よくぞ作ってくださったm(_ _)m
皮目パリパリ、そして柔らかなお肉。
Kazuyaさんの鴨肉を食べたら、
キウィの店ではもう食べたくないゾ(ー_ー)!!
多分だが、手間暇のかけ方が全く違うレベル。
日本人シェフなら当たり前のようにやっているだろうことを、
NZでは有名店でもやっていないことが多い。
水は低きに流れるというが、
日本人が低きに流れれば、もう価値はない。
「このくらいの仕事をしなきゃ不安・・」
という性分がNZでは歯がゆいこともあると思うけど、
それが自分の大切なアイデンティティなのだと思う。
日本人、がんばれ〜\(^o^)/
宴は進み、danekoの前にもグラスが並ぶ。
左が、フランスのピノ・ノワール、
右が岡田さんのフォリウム2013 ピノ・ノワール。
やはりご当地で飲むからだろうか、
フォリウムの13ピノのほうが美味しいと思う。
岡田さんいわく、本日の仏ワイン2種は、
比較対象のためか同じ現地価格帯で選んでいるのだそう。
それならばなるほど、
NZワインのほうがパフォーマンスが良いのだろう。
それに、旅をしてくたびれた仏ワインと、
マールボロから届いたNZワインでは、コンディションも全然違う。
フォリウムの葡萄は、全く水やりをしていないという。
自然に降る雨だけに任せて、葡萄の根を地中深くに張るためだ。
そんなことで、葡萄ができるものなのかとdanekoは驚いたが、
もっと驚いたのは、
たった一本の葡萄の樹すら枯れなかったという事実!
植物とは、強いものなのだなあ。
一度この目で、その葡萄を見てみたい。
〆のパスタは、リゾットだった。
和牛の薄切りが2枚。
その下に、少しのリゾットが隠れている。トリュフ風味。
上に載っているのは、牛蒡。
そこに、スープを掛けてもらうと、
たちまち牛蒡の香りが立ち込め、
赤い和牛はちょうどよい色に変わる。
あとは夢中で食べる。
もっと欲しい、肉片が・・・
と、同行のワイン仲間たちと笑いつつ、
あっという間に平らげてしまった。
このお料理が、この日の横綱。
参りました〜m(_ _)m
岡田さんのワイン、7種のうち、4種類だけだった。
シャンパーニュ意外はすべて、フォリウムでも良かったのに。
いいNZワインは、さらさらと喉を流れていって、
翌朝も全然残っていない。
透明感と凝縮感。
混ぜ物の少ない、ピュアな味わい。
日本ではまだまだ、NZワインの知名度は低く、
知る人ぞ知る、という感じらしいが、
もっともっとたくさんの人に知ってほしい。
デザートは、サクサクのチョコレート菓子の下に、
マスカポーネ・チーズのムース。
そして、ヘーゼルナッツのジェラート。
ストロベリー。
VSOPのコニャックとともに、いただきました♬
と言いたいところだけど、残念なdaneko、
コニャックはほとんど飲めないのだった(T_T)
本当にごちそうさま。
美味しい料理と旨いワイン。
どちらが主役なのだろう(?_?)(?_?)
今日のお料理の幾つかを、
またリクエストしたいと願うdanekoであった。。。
Kazuya
193 Sygmonds Street, Auckland
【食べたいしろねこに応援ぽちを】
可愛〜くして、鴨をいただくのヨ(^q^)
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