NZオークランドで、
フレンチカフェといえば、
ファインダイニングの殿堂入り。
最も行ったことを自慢できるレストラン(^_^;)
もくじ
20年続いたこのお店は、新体制に移行した
この9月から、オーナーチェンジ。
トップシェフも変わり、
新しい体制でスタートした。
まあ、ニュージーランドで言ういわゆる、
「ビジネスを売った」ということですね。
前オーナー兼エグゼクティブ・シェフのサイモンが、
これまた有名なレストランオーナー兼トップシェフの、
Sid Sahrawatに店を譲り、
新生フレンチカフェ、
Sid at the French Cafe
としてこの9月からスタートしたのだ。
詳しく知りたい方は、この記事をどうぞ。
Notedというサイトの発表記事。
記事のリンクでなくってゴメンナサイm(_ _)m
外部サイトのリンクって、
知らない間にページが無くなってたりするんですよ。
そうすると、過去記事を読みに来た方に、
ご迷惑をかけてしまうので、
最近は載せないようにしてるのです。
そして、本題のフレンチカフェ。
いや〜もう、スゴかったですね!
今年一番感動したといえる(^^)v(^^)v
その理由は、
前回の前オーナーのときの料理とはうって変わって、
格段に美味しくなっていたからだ(^o^)
前回の記事を読んでいただくと、
danekoのテンションがイマイチなのを、
わかっていただけるのでは?と思う。
その感動のためか、撮った写真は26枚(@_@)
これでも、要らないのは省いての枚数。。。
おのぼりさん級に撮りまくってしまった。
で、
ひとつのブログ記事にするには多過ぎて、
読む人も疲れるのでは?と思い、
前篇と後編に分けました。
なので明日までの2日間は、
フレンチカフェにお付き合いくださいね(^_-)
danekoと一緒に食事に来ているような、
入店から店を出るまでをバーチャル体験していただく、
そんな作りにしています(そんなつもり。。)
フレンチカフェのエントランスから中へ
なにげないエントランス。
知っている人のみが知っている、
NZグルメの最高峰といえる空間への入口。
サイモン・ストリートの一番西側にあり、
シティから歩いていくにはちょっと遠い。
あのKazuyaからは歩いてすぐだ。
入口のドアを開け、入店。
danekoたちはまず、
ウェイティングバーで最初の一杯を飲むことに。
入店したら、ウェイティングバーを楽しむ(^^)
おやおや、バッグは邪魔でしたね(^_^;)
時刻は午後6時半を回ったところ。
入店してくる人たちも、いきなりダイニングに行かず、
このバースペースでカクテルなどを飲んでいる。
大人の空間である。
プロポーズ用だろうか、
ピンクのバラの花束のすっごく大きなのが、
デリバリーで運ばれてきていた。
もちろん、スタッフさんが受け取って、
すぐに奥のスペースに隠されていたけど(^_-)
ドラマチックな空間である。
うらやましい。。。
シャンパーニュ。ルイ・ロデレール。
この店のグラスシャンパーニュはこれだけ。
持っている手は、ソムリエのヒロさんです。
今回、予約の段階からお世話になった。
日本人が主要ポジションをしめているのは、
ホントに誇らしいことだと思う(^_-)
いよいよ、ダイニング・エリアへ
同行の友人と、
ちょっぴりおしゃべりを楽しんだあと、
いよいよテーブル席に移動。
まだ残っているグラスシャンパーニュも、
ちゃんと案内役のおねーさんが運んでくれます♬
自分で持っていこうとしちゃったdanekoであった(^_^;)
このあたり、本当のファインダイニングのサービス。
高級店といっても、
カジュアルな接客が好まれるNZでは珍しいレベルの高さ。
まず、こんな空間が広がる。
danekoはここを、エリア1と呼んでいる。
(この写真は、店を出る時に撮ったもの)
ここに座ったことは、まだないけど。
案内されたのは、奥のダイニング・エリア。
さあ、ディナースタート
こちらは、店の奥のエリア。
窓が大きな明るい空間。
さっきのエリア1はしっとりと、ほの暗い雰囲気だよね。
NZの平日のディナーにはまだ早く、
空いたテーブルは予約済みのお客を待っている。
席に着くと、さっそくアミューズがやって来た。
以前より、サービスが早い。
ヒロさんによれば、客層が若返り、
子供を預けてディナーに来るようなカップルも多いそうで、
料理の提供はテキパキとされるようになったとのこと。
年寄りの常連客だけでなく、
より多くの客層に対応できる店になったのだ。
まず、ワインと料理を選ぼう
当然のことではあるが、
フレンチカフェのワインリストは長い。
独立したブックメニューとなっている。
料理とワイン、どちらを先に選ぶかであるが、
ふつうは、料理を先に選ぶのではないかな?
でもdanekoは、ワインを先に選ぶ。
まず、ワインを選び、料理は添えもの。
このアプローチは、間違ってるかもしれないけど、
なにせ、なけなしのおカネで食べに来てるので、
許してください(^_^;)
Valli Waitaki Vineyard 2016
ヴァッリのワイタキ畑は、
セントラル・オタゴよりもかなり北東、
ノース・オタゴというエリアにある。
クイーンズタウンよりも、オマルなど、
東海岸の街のほうが近い場所。
ここは、ブルゴーニュのような石灰岩土壌で、
年にもよるけどdanekoが大好きなピノができる。
今夜は、
この一本とディナーを共にしようと決める。
そして、料理だけど、
アラカルトのプリフィクスメニューから、
3コース 110ドルを。
これに後で、お腹の具合を見て、
チーズかデザートを追加しようという心づもりだ。
コースメニュー160ドルというのもあるけれど、
こちらはすべての料理がフィックスドだから、
自分の好きなものを選んでいくアラカルトが、
danekoは好きだなあ。
でも。。
プロポーズとか記念日とか、
とにかくフレンチカフェをフル体験したいとか、
メニュー見ていろいろ選ぶのが苦手だとか、
そういう人は、
コースのほうがオススメである(ー_ー)!!
アミューズ〜前菜
最初のアミューズが終わると、
次のアミューズが来る。
注文を終え、テーブル担当がそれをキッチンに伝え、
最初の皿が来るまでは、タイムラグが有るから、
その待ち時間を飽きさせないようにだろうか、
小菓子のような料理が運ばれてくる。
この辺は、以前と変わらない流れだ。
手前のスープ。
トマトの果汁と、えらく質の良いオリーブオイル(^o^)
それに、レモンの香りを添えた、
シンプルなスープ仕立て。
トマトの果汁には、
あの赤い色はつかない。透明な液体。
これは、Kazuyaで以前に食べたことが有ったので、
透明なトマト果汁に驚きはなかったけど。
ちょっぴり効いているスパイスも良い。
その完成度の高さに同行者と喜ぶ。
美しい前菜がやって来た。
同行者の、ポム・スフレ。
これはじゃがいもの料理なんだけど、
想像していたよりずっとオシャレで色も鮮やか。
もちろん、お味もバッチリだったそう。
danekoのキングフィッシュ。
大根で包まれています。
最初、「なんだかね~(-_-)」って思ったけど、
大根のスライスをめくり、
スモークされたキングをひとくち食べて感動!!
お、美味しいではないか!!
そして、ソースと合わせて食べて、また感動!!
感嘆符ばっかりですみません。。。
でもでも、前オーナーのときよりずっと美味しい♬
ヒロさんに正直にそう告げると、
シドの料理のほうが、塩加減も程よく、
味が決まっているかも、とのこと。
確かに、ワインが進む料理になった。
インド人のシドだからなのだろうか、
スパイスの使い方も巧妙で、唸ってしまう。
以前のオーナー=サイモンの時は、
スパイスも、キウィっぽい慣れない使い方であった。
そして、店内には、
キウィの常連客がいつもいっぱいたむろしていて、
皆、店の歴史(20年)とともに歳とってきていたので、
お料理もどちらかというと薄味で、
お歳を召した常連様のために、
柔らかい料理などが多く(笑)
オールドスタイルを守らされていたということらしい。
(お店も常連に合わせないといけないから大変だったろう)
たしかに、
以前はdanekoには面白みのない料理であった。
これは、メインへの期待も高まる。。
でも、ここから先は、
次の記事に続きま〜す。
え?
ワインを飲まなきゃいけないかって(?_?)
そんなことはありませんよ。
この店もご多分にもれず、カクテルが流行中。
ノンアルコール・カクテルでもいいので、
いっぱい頼んでテーブルに置いておくといい。
私は飲めないからスパークリングウォーターを頼む
と言ってた人がいたけど、
このファインダイニングにそれでは、テーブルが寂しすぎる。
とdanekoは感じる。
色鮮やかで他のテーブルから眺めても楽しい、
カクテルをおすすめしますよ〜(^^)v
Sid at the French Cafe
210 Symonds St, Eden Terrace, Auckland
☎ 09-377 1911
【しろねこに一日一ぽち♪】
バナーのバイト代踏み倒してこんなトコに。。(-_-)
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