この記事には、前編があります。
NZはオークランドの至宝
と称されるフレンチカフェ。
カフェとは言ってもカフェじゃない(^_^;)
フレンチレストラン、なのでお間違いなきよう。。
3コース2皿目は手長海老(スキャンピ)
danekoたちは、3コースの2皿目に突入した。
この手長エビ=英語名スキャンピには、
ラングスティーヌというフランス語名もある。
テナガエビさんと呼んでも、
スキャンピさんと呼んでも、
ラングスティーヌさんと呼んでもよいのだが、
ちょいとばかりややこしい(^_^;)
やっぱおフランス語バージョンの、
ラングスティーヌがカッコいいですね。。。
また、白い大根に包まれてやって来た。
スキャンピといえば普通は、
手長海老というその名の通り、
手の長ーい殻とともに登場する。
が、ここフレンチカフェでは、
そんなエビさんの姿もなかったのだ。
あれれ(?_?)
うっわ~!!
こんなにぶっとい海老が、2匹分も入ってた!
これはまた驚き(@_@)
そしてグリーンのソースも美味しい。
ラベージという珍しいハーブを使っているのだ。
それは、店の裏のガーデンで栽培されたもの。
本当の地産地消である(^^)
そして、海老の身はプリプリっとして、
よい具合にクリュ(生)なのだ。
これは、キウィのシェフにはなかなかできない(-_-)
ニュージーランドの火入れというのは、
どうしてもオーバーダンが多いもんね。
これも、ヒロさんを呼んで賞賛する♬
美味しいものは、ひたすらシアワセ。
ワインもひたすら充実
同行者が白ワイン好きなので、
danekoの頼んだボトルとは別に、
グラスの白をお願いしていた。
なんと! 仏コート・デュ・ローヌ地方、
シャトーヌフ・デュ・パプの白だ。
こんなのをNZで飲むのは珍しいこと。
スキャンピに合わせてのヒロさんのセレクトは流石〜♬
ワインの知識なんて無くたって、
任せておけば美味しいのを出してくれる。
もちろん、ワインペアリングもありますよ(^_-)
そして、メインの肉料理に合わせては、
ヒロさんが面白い比較テイスティングを。
左が今回ボトルで頼んだピノ・ノワール。
右は、前回頼んだピノ・ノワール。
しっかりと覚えていてくれて、
「前回のものと比較してみませんか?」
と持ってきてくれたのだ。
嬉しい〜(^o^)
お客って、店の人に何飲んだとか食べたとか、
覚えててもらうと嬉しいよね。
お味は、
右のマウント・エドワードの方が、力強かったものの、
NZピノとしては断然エレガントな範疇。
セントラル・オタゴのピノ・ノワールの中では、
上品な造り手なのです。
いよいよメイン料理
さあ、メインだ。
ここで大コケだったりすると笑えるけど。
さすがに、今が絶頂期のシドの監修。
そんなトボけた展開はなかったのである。
じゃじゃじゃじゃーん!
danekoのラム。オーガニックですよ(^^)v
付け合せのネギは、焼き鳥風に炭で焼いたもの。
あの懐かしい焼き鳥屋の炭の香りを、
こんなお高級空間で食べるとは(^_^;)
日本人にはミスマッチと感じちゃうけどね。
そしてもう一つ香ばしいのは、
カシューナッツのペースト。
2つのフレーバーを、付けたり付けなかったり、
最後まで飽きずに食べ進める。
これは、NZでオススメのラムに入りそう。
こちら、同行者のビーフ・フィレ。
ブラックガーリックの泡と、
焼茄子ふうのペースト。
これ、流行りですね(^^)v
danekoがNZで初めて食べたのは、
Cocoroでだった。
ブルーコッドの西京焼きの、
付け合せだったと思う。
まあ今、日本食にインスパイアされたアプローチは、
世界中でホントに流行っているからね。
日本人シェフは、自分が育った和食のテイストを、
堂々と料理に表現して欲しいと思う。
チーズとデザートに突入
3コースを終えたdanekoたち、
しかしやっぱり、デザートを追加することに。
これなら最初から4コースでも良かったのである。。
一瞬でも、「食べ切れないかも・・」
なんて考えたdanekoは自分を知らなさすぎた。
というより、美味しいともう、止まらないのですね(^_^;)
ふふふふふ。。
っと、勢ぞろい。
チーズとデザート、両方を楽しもうという魂胆。
貪欲ですねえ(^_^;)
チョコレート、キャラメライズド・ソース、エルダーフラワー。
なんと美しい。
この筒状のプレゼンテーション、
いま流行中なんでしょうか?
チーズも、この店は多すぎないから嬉しい。
とりあえず、ひと通り食べたいだけなので。
でも、どのチーズも美味しく、結局は完食。
失礼しました〜m(_ _)m
左上は、これまたお庭の蜂蜜だそう。
何のハニーかはわからないと言われた・・・?
ハーブや野菜を育てているレストラン。
こんな街の中なのに、よく思いついたなあ。
そんなアイデア。
やっぱサイモンって単なるシェフにとどまらない、
すごいイノベーティブな人だったのだ。
ただ、常連さんがそれに着いて行けなかったんだろうな。
残念なことではある。
プライベートダイニング
食事が終わると、雨がやんでいた。
中庭には暖炉がずっと燃えている。
右手に見えるのが、daneko達が食べていたエリア。
入店の時はとんでもない土砂降りで、
水たまりをまたぐのに大変だった。
それもこれもUberが、
「渋滞で向こう側に渡れない。ここで降りて」
と、danekoを道の向かい側で放り出したからだ(-_-メ)
フン、なによ、
自分はず〜っと誰かと話し中だったクセに。
こんなドライバーは星2個だ(ー_ー)!!
あ、すみません脱線して・・
プライベートダイニングを案内してもらう。
以前とそんなに変わっていないけれど、
掛かっていた絵は外され(サイモンの趣味だった)
よりシンプルなインテリアになっていた。
説明してくれるヒロさん。
この日はたまたま予約が入っていなかったが、
あとはもう、クリスマスまで予約でいっぱいなんだって。
ほとんどが、会社関係のファンクション。
クリスマス慰労会とか、表彰会とか、
優良取引先へのインセンティブも?
うらやましい・・・
こんな空間で、
会社がパーティやってくれたら嬉しいなあ(^_^;)
実際やはり、というか、
大手の有名企業も多いらしい。
一般ダイニングエリアは個人用が主だけど、
フレンチカフェの利益はこの部屋にあると見た(p_-)
ごちそうさまでした〜(^o^)
プライベートダイニングの、
バックヤードも見せてもらいます。
お部屋のバックヤードにはワインがたくさん。
すぐに出せるよう、
ふつうのクラスはここに置いているという。
普通のワインと言っても、
「ここフレンチカフェで」という前提だから、
まあスーパで売ってるようなのとは違うんだけど(^_^;)
なんでも、
ものすごくワインが出るファンクションも少なからず。
びっくりするほどの売上になるという(@_@)
まあ、NZの人たちもご多分にもれず、
会社持ちだとよく飲みますからね。。。(-_-;)
この他に、ワインセラーの部屋もあり、
そこでもそんなに多くない人数での会食ができるそうだが、
この日は、ミーティング中で入れなかった。
もうすっかり、お片付けを終えたエリア1。
ほんと、今日は食べに来てよかった。
心から、美味しかったと思えるディナー。
また来たい。
来年、季節が変わる頃に。。。
ごちそうさま〜(^o^)
Sid at the French Cafe
210 Symonds St, Eden Terrace, Auckland
☎ 09-377 1911
【しろねこに応援ぽちを♪】
あの長〜いテーブルクロスの下の席でいいワヨ(^^)v
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