オークランド食べ歩き・25ドルでコースディナー・Midnight Express

midnight express 201904 moussaka


この日、danekoはバスで帰って家で夕食のつもりでいた。


しかし・・

バスはなかなか来ない。


表示版によれば、あと20分はかかりそう。。

danekoは例によってお腹が空いていた。


そんなにペコペコではないけど、

なにか軽いものを食べたいな・・


そう考えつつ、

ビクトリア・ストリートを登り始めたのだった。


Midnight Express



中近東料理の店である。


midnight express 201904 exterior
ビクトリア・ストリートの、

スカイタワーの向かいあたり。


以前からちょっと気になっていたお店。

友人が、ランチのムサカが美味しかったと勧めていた。


外の黒板に、

25ドル2コースディナーと書いてあるゾ(ー_ー)!!


美味しければ、お得だ!


中をのぞけば、ちょうどよい2人席が空いている。

あそこに座らせてもらおうっと。

と、入店。


一人客はdanekoだけだったが、

あまりかまわぬカジュアルな雰囲気に助けられた。


midnight express 201904 interior
なんとなく、感じの良い店内である。


チャイニーズの店などと違って、

照明がウォームホワイトなのが良いと思う。


25ドルのディナーコース


さて、持ってきてくれたメニューを見て、

最初にワインを選ぶ。


ワインリストはまあ、

こういう店としては、ふつう。


適当にシャルドネを選んで、まず注文。

それからメニューをじっくり見てみた。


25ドルコースは、選べる前菜とメイン。

それぞれに、5種類以上のラインナップ。


グランドメニューを見れば、メインは22〜25ドルの価格帯が中心。

danekoはマネージャさんに聞いてみた。

トルコ人の、気さくな人である。


daneko
コースのメインって、小さめなの?

マネージャ
いや、サイズも何も同じだよ。

daneko
それならみんなコースを頼むんじゃない?

マネージャ
まあ、コースを頼む人が多いけど、中には2〜3ドル安く済ませたいからメイン一皿のお客さんもいるよ。

とのことだった。

danekoは、とりあえずコースにしようと思った。


が、メニュー選びが難航する。

クリスピー・カラマリは、イカフライだという。


ああ・・パン粉で揚げたフライは要らないな(^_^;)

と、中近東のディップ3種類が楽しめるトルティーヤに。


それから、メインがなかなか決まらない。

すごくお腹が空いているわけではないので、

もったりした料理は避けたい。


そう思うと、中近東系は難しい。

サラダなどは、こんな雨の夜に身体が冷えるし。


マネージャさんがやってきて、danekoに聞いてきた。

マネージャ
いろいろ迷ってる?

daneko
そう、今日はすごくお腹が空いてるわけじゃないから。

マネージャ
だったら、メインとデザートにしたら?同じ25ドルだよ。

うう〜ん。。

中近東系のデザートは、鬼門だ。

甘ったるいものが多いし。


と、困るdaneko。


マネージャ
料理が残ったら、テイクアウェイできるよ。

との一言が決め手になり、

メイン料理は名物のムサカにすることにした。


ゆったり、コースディナー



さてさて、これでひと安心。

周りをキョロキョロしたり、人間観察。


midnight express 201904 dip
3種のディップとトルティーヤ。

これは、お腹に軽かった。


重くするには、ディップをた〜っぷりつければよい。

ヨーグルトのディップ以外は食べやすかった。


ヨーグルトの酸味は、ディナーには不要なdanekoである。


お客さんは、近辺に泊まっているのだろうか、

観光客が多いような。


物価高のオークランドシティでディナー難民となり、

25ドルの看板にひかれて入店してきたような感じ。


ただ、ガイジンさんには中近東料理がつかみにくいようで、

眉根を寄せてメニューと格闘する人も見られる。


メニューに写真が載っているとだいぶいいんだけどね。。


midnight express 201904 moussaka
さあ、メインのムサカ。


お、食べやすいゾ!

中近東風ラザーニャである。

前菜のディップも残しておいてくれた。


midnight express 201904 moussaka2
だが、このほとんどをdanekoは持ち帰ることになる。

喜んで黄色いライスを食べていたら、

満腹信号が出てしまったのだ。


マネージャさんは、

気持ちよく、ムサカをテイクアウェイにしてくれた。


といっても、包んでくれたのはインド人のシェフ。

中近東料理でも、インド人シェフの時代なのだ。

マネージャさんは、誇らしげにシェフをdanekoに紹介した。


次回は、ラム・ムサカを食べるよう言われる。

ラムの匂いがなければいいんだけど、どうかなあ。。


ランチも安い、12ドル



ランチメニューも見せてもらった。

こちらも12ドルとかなりお得。


midnight express 201904 lunch menu
選択肢も多い。

なんか、大盤振る舞いな店だなあ。

支払いをするとき、マネージャさんに聞いてみた。


daneko
なんでこんなに安くするの?だいじょうぶ?


マネージャ
もう、ボスがクレージーなんだよ!!オレはこれじゃあちょっと、って言ってるんだけどね。
まあ、キャントヘルプ。

とのことであった。


ほんと、

昨今のオークランドでありがたいお値段設定である。


いつまでも続いてほしいものだが・・


アクセス


Cafe Midnight Express

59 Victoria St West, Auckland CBD
Opposite Sky City

☎ 09 303 0312




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