冬場はオフシーズンということで、
レストランを訪れる客も減る。
観光客も減る時期だし、
ローカルの財布の紐もシブい。
この時期、レストランはさまざまなイベントをしたり、
お値打ちなメニューを出したりしてる。
外食にはお得な時期なんですよ♬
本日は、Metro Top 50 の常連、
Orphan’s Kitchen の限定メニューをご紹介。
オーファンズ・キッチン
直訳すると、「孤児のキッチン」
変ったネーミングだな〜と以前から思っていた。
しかし、一度行ってすぐ、
この店のただならぬ実力に気づく。
料理はとても良心的。
素材にこだわり、しっかり手間を掛けている。
もちろん、味は文句なし。
ワインリストも素敵だ。
こんな狭い空間。
20人ちょっとのキャパか。
2階には、個室があるが、
予約がなければ使っていない。
トイレに行く時、のぞけますよ(^_-)
店の奥には、アウトドア席があるらしいが、
一度も案内されたことはない。
この時期は、インドア一択です!
マタリキとはマオリ語の
最近、danekoの情報源はFacebook。
色んな店のイベントが流れてくる。
それというのも、
幾つかのレストランをフォローしたり、
実際にイベントに行ったりした履歴がバレているのだ。。
ま、Facebookなんていうもの、
個人の動きもバレバレですからね(-_-;)
話がそれたけど、Matariki という名のワインを持っている。
もう潰れたワイナリーのものだ。
だが、「マタリキ」というのが、
日本語の「スバル」つまりプレアデス星団のことであり、
この昴(すばる)がニュージーランドで見えるようになるこの時期に、
マオリの人々が新しい年を祝う。
それを「マタリキ」と呼んでいるのは知らなかった。
なんか、空に想いをはせるストーリーである。
マタリキ・ディナー35ドル
最初に断っておくと、
この店のメインは35ドル平均である。
とすれば、この35ドルで2コースディナー。
選べる前菜とメイン。
っていうのが、
danekoをときめかせたことは間違いない(ー_ー)!!
ええ、もう、お恥ずかしいながら、
マタリキ云々より、お得な限定コース。
っていうのに飛びついたのである。
さっそく2名でオンライン予約して飛び込んだ。
選べる前菜とメインは各2種類ずつ。
選択肢はそう多くないが、問題はなかった。
ソースやペーストにフルーツがふんだんに使われていて、
多少甘い味付けの料理もあったが。
ま、マオリと言えば甘い料理が多そうじゃないか。
折込み済みだったのである(^_^;)
しかしね、35ドルで2品なんて、
と、心の底から疑っていた猜疑心の強いdanekoであった・・
これ、サービスのブレッドと店特製バター。
サワドゥという酸味のある生地のパンがたっぷり。
それもあって、お腹いっぱいになったのかも(^_-)
もちろん、アツアツで旨々でした。
前菜とメイン
安いコースだけでは申し訳ないので、
グラスワインもお願いした。
そんな消極的な書き方をしてみたけど、
オーファンズ・キッチンのワインは秀逸だ。
danekoが飲みたいものがたくさんある。
こんな小さな店で、がんばっている。
迷っていると、試飲をさせてくれるから、
酸化ワインの外れくじを引く心配もない。
前菜もメインもお魚にしたので、
白ワイン、シャルドネを頼んで大満足。
前菜。
スモークした魚のコロッケ。
サクサク感がうれしい♬
3つあるのが素晴らしい〜(^o^)
軽いタッチのタルタルソースだったので、
会話も楽しみつつ、ぺろっといただいた。
魚の燻製の具合もちょうどよく、
熟練したシェフの仕事を感じさせる。
思わずワインをお替りした。
メインのカハワイ。
和名マルスズキとか。
ただ、スズキほど高級魚ではないイメージ。
釣ってからすぐ血抜きなどの処理をしないと、
生臭くなるのだと、釣り好きの友人から聞いた。
逆に、すぐに適切に処理されたカーワイは、
すごく美味しい白身魚なのだと。
この日、danekoもあらためて食べてみて、
美味しいけど、血合い部分がずいぶん多いな。。
と思ったのである。
それはスズキの比ではない(ー_ー)!!
魚の血合い部分が苦手なdaneko、
本当のおサカナ好きではありませんね。。
付け合せのソースは2種。
・クマラのマッシュ
・キウィのチリ風味ソース
甘いものを、チリでアクセント付けるの、
好きですよね。NZのシェフ。
けっこうボリューム有ったので、ソースは残った。
和牛とカヴァテッリ。
こちらは同行者のメイン。
カヴァテッリというのは、ショートパスタの一種。
ちょっと珍しいパスタである。
お味は上々。海藻でWagyuの姿は見えないけど、
茹で加減も、ちょうど良かったとのこと。
ホッ! 地雷パスタではなかった。
ここNZ、パスタは地雷だらけですからね。。
デザートは追加で
ここまで、前菜とメインで、
しっかりお腹が一杯になった。
さすが、名店、Orphan’s Kitchenである。
が、おねーちゃんがデザートメニューの紙切れを持ってきたので、
2人でシェアならいいかな?と思い、
パンナコッタをひとつだけお願いする。
「もうお腹いっぱいなんよ〜」と言い訳しつつ・・
そしたら、
これがサービスで来た。
シェフからよ〜♬♬
という、嬉しいひとこととともに。
きっとdanekoたちがディナーを楽しんでるのが、
キッチンにも伝わったのか。
Burnt cream brandy snaps (2pc) $8
というメニュー。
お値段控えめですね。
だが、このどこかで見た懐かしいお菓子は、
中のクリームがフレッシュでめちゃくちゃ旨かった。
外側のクッキーは、パリサクでしかも口中でとろけていく。
日本の袋菓子とはまったく次元の違うレベル。
サービスだから余計に美味しかったのだろうか(^_^;)
こちら、2人でシェアしたパンナコッタ。
Taro coconut panna cotta, pineapple, lime $10
タロ芋とココナッツのパンナコッタ。
南国風味たっぷりです。
danekoはスライスしたココナッツが特に気に入った。
来年もやるのかな〜?
残念ながら、このメニューは本日でおしまい。
ぎりぎり間に合う人がいるといいけど。
danekoもギリギリに予約して行ったので、
もっと早く記事が書ければよかったのに、と後悔。
実は、マオリのディナーということで、
甘いんではないか??
とずっとトライしようか迷っていたのである。
今回一緒に行ってくれた方が、
限定だしトライしたい!と表明してくれなければ、
danekoはマタリキをスルーしていたであろう・・
Orphan’s Kitchen。
もちろん、通常メニューもオススメですよ。
チョット飲んでつまんでもいいし。
カジュアルなので、いろんな使い方ができる。
お店の人に顔を覚えてもらうようになると、
ローカルな会話もはずんで楽しいのです。
もちろん人気のお店なので、
週末のテーブルは予約しないとムリ。
早い時間ならお席があることも多いので、ウォークインなら早めにね。
予約お店のホームページから簡単にできますよ(^_-)
アクセス
Orphan’s Kitchen
118 Ponsonby Road, Auckland
☎ 09 378 7979
【しろねこのつっこみにぽちを♬】
チョット、血合いが一番オイシイのヨ!
駄目舌ね、danekoって(-_-メ)
関連記事
- オークランド食べ歩き!Tokyo Clubほか色々!(^^)!
- 怒涛の接待旅行、終了。。(^_^;)
- 今年も、ワイン*\(^o^)/*
- ワイン飲みすぎた〜・NZのワインバーは盛りがいい(?_?)
- daneko宅で気軽に、NZワイン・パーティ(^o^)/
追加しまくらないと満腹にならないのでは?