ユーロ=Euro といえば、
オークランドの老舗ファイン・ダイニングだ。
場所は、プリンセス・ワーフ。
ばりばりウォーターフロント。
アルバート・ストリートを下りきって正面。
ヒルトンホテルの建物内ですよ。
ちょっと前のことになるけど、
食べ歩き仲間の友人と訪問していた。
半額バウチャーゲット
ファーストテーブルというバウチャー・サイトが有る。
そこに、ユーロは料理50%オフのディールを出していた。
実は今も出している(2019年7月現在)
興味がある方は、
Euro First Table
でググってみてね(^_-)
他のお得なディールも出てきますよ。
ユーロのような、高級系でお料理半額。
だいじょうぶかな〜、なんてdanekoはつい考えちゃう。
量が普通より少ないとか、
素材を落としているのか、とかね。。。
ま、意外にそんなことはないんだそうで、
店としたら、ガラガラより客がいたほうがいいとか。
なので、この50%オフのクーポンは、
平日の午後6時とか、土曜日の午後5時半とか、
客の少ない時間帯に集中しているのである。
2時間とか、時間制限がある店もある。。
それでもお得ですね(^_^;)
海を眺めつつ、お店に向かうのはいい気分。
ドアはちゃんと開けてくれました。
クラシックな店内
初めて訪問したユーロ。
福岡の三ツ星鮨店の大将が昔、働いていた。
その当時は最先端の流行の店だったみたい。
バーコーナー。
ここで最初にドリンクを飲むかと言われた。
が、danekoたちは空腹だったので、即テーブルへ。
ファーストテーブルの予約だというと、
手前の白いラタンのテーブルはどうかと言われる。
海が見えるので、文句はない。
奥のダイニングは、シリアスなファイン系だ。
店の構造で、海が見える席は少ししかない。
カウンター越しに、奥のスペースをのぞむ。
かなり広い店内。
ここを埋めるって難しいよね。
特に平日が厳しいだろうなあ。
キウィの人たちって、火曜日とか水曜日に、
お洒落ディナーを決め込んだりしないもの。
そんな平日、
客はパラパラで、観光客と、法人接待系がメインか。
どこかレトロな雰囲気を感じてしまうのは、
最近トレンドのレストランとはぜんぜん違うから。
そう、流れている空気もレトロなのだ。
メトロ・トップ50にカムバック
実はこの訪問のあと、
ユーロはMetro Top 50 にカムバックした。
この何年も、トップ50から外されていたが、
シェフが変わったのかもしれない。
店自体はそんなに変わっていないからね。
オークランドの情報誌、Metro。
PEUGEOTのタイアップで、
毎年オークランドのレストランを評価している。
そのトップ50をdanekoも毎年追いかけていたけど、
編集長が昨年交代し、つまらなくなった。
もう10ドル出して買ったりしない。
WEBで見ればいいもんね(-_-)
実際、そんな読者が多くなったのか、
月刊から隔月刊に変ったのだとか聞いた。
しかしこのオークランドのトップ50
レストランのシェフたちは相当気にしている。
評価は、星ならぬスプーンで出てくるのだが、
スプーンが増えたとか、減ったとか。
減るとけっこうイヤなものらしい(当然か)
なんかその評価も、ミシュランと同じでよくわからない。
評価基準がよくわからないのに、
そしてミシュランほどの大したバリューもないのに。
Metroなんて読んでいるのはホンの一部の人達だ。
そんなものの評価って、どうなんだろう?
とdanekoは思い、今年は詳しい記事を書かなかった。
そのうち書くかもしれないけど。。(^_^;)
なんでも半額
こういう半額バウチャー、
もちろん店によって扱いが違う。
コースだけが半額だったり。
一部アラカルトのみ半額だったり。
で、なんとここユーロでは、
コースもアラカルトも半額でいいんだって!
これはスゴい!!
と迷った末、danekoたちはアラカルトに。
コースはやっぱ、何でしょうね、
嫌いなものが入っていたりするから。
生モヤシとコリアンダーは不要だ(-_-;)
前菜とメイン
友人とけっこう悩んだけど、
結局は前菜とメインをオーダーした。
デザートは保留に。
前菜のスキャロップ。
28ドル→14ドル。
同行者のオーダーです。
これはなかなか、悪く無さそう。
danekoのクリスピー・スクイッド。
21ドル→10.5ドル。
もう、どこに行ってもこれが好き♡
さすがの、ファイン・ダイニングのお味。
パブなんかとは違い、スパイスもソースも凝ってます。
それでいて、いやらしさはない。
前菜を見る限り、
シェフのプロデュース力はなかなかです。
しかし、元々のお値段設定もなかなかです(^_^;)
さあ、いよいよメイン。
ワインは白でずっと通す。
じゃん!!!
友人の、クラムのパスタ。
36ドル→18ドル。
パスタは色からして、イカ墨のリングイネだったかな。
もうはっきり覚えてないけど、たぶんそう。
この国の人は、イカ墨のリングイネが好きだ。
Depot とかあちこちでもメニューに載っている。
danekoのお魚料理。
38ドル→19ドル。
白身魚をフライパンで火入れし、
あっさりと仕上げてあった。
あっさりとは言っても、
シンプルなだけではない。
付け合せにたっぷりのグリル野菜で彩りを加え、
さりげなく加えてあるスパイスとハーブ。
フェンネルがよい仕事をしている。
地味なお魚料理が多いけど、
見た目華やか、かつ飽きさせない多様なフレーバー。
やはり、こんななに気な料理にも、
シェフの力量ははっきりと出てくる。
魚の火入れも文句ない。
料理は予想以上によかった。
あとは・・・
でも違和感。。。
友人との話は尽きず、
ゆっくりとディナーを楽しめた。
お会計前、
danekoはトイレに行ったのだ。
Euroのトイレは、店の奥の奥にある。
ホテル側の入り口からは近いようだ。
トイレの入口には、
でっかい水槽があり、熱帯魚が泳いでいた!
ぐっは〜(@_@)
こんな維持費のかかるものを。。。
(スマホ不携帯で撮り忘れm(__)m)
Euroの全盛期には、
この水槽はトイレに立ったお客を驚かせたのだろう。
ぶっちぎりの流行最先端をゆく高級店(元)
トイレの入口には、大きな水槽。
中華料理店のように、これから料理される魚が、
これみよがしに泳いでいるわけではなく(笑)
目に鮮やかなトロピカル・フィッシュが迎えてくれる。
でも、なぜだか違和感。danekoには。。
こういう演出自体が、もう昔のような気がして。
そして、美味しい料理だったけど、
もう一度、ぜひ来たいかというと・・
なんか目新しさに欠けるよね(-_-;)
って感じてしまうのだ。
まあ、半額だったら行くけどね♬
腕のいいシェフを入れたであろう、ユーロ。
あともう一息。それはインテリアだ。
水槽をやめて、テーブル・イスを変えたらどうかな?
よっぽど新しいシェフの料理が活きると思う。
設備投資もいろいろ難しいよね。。
デザートは辻利茶舗に行こうということで、
意見が一致し、danekoたちは店を出た。
ユーロ、半額ならイケますよ。特にメイン。
前菜は元々の設定がお高いのでメニューに寄るかな。
アクセス
Euro Bar & Restaurant
Shed 22 Princes Wharf, Auckland
☎ 09 309 9886
【しろねこにも応援ぽちを♬】
チョット、
半額なのにアレコレ文句の多い客ね(-_-メ)
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