ぼーっとしてる間に、
もう入院してから20日近くが経っていた。
この頃は、ぼーっとしていることはない。
病院の日課は、規則正しい。
だが、入院して2週間ほどは、
生産的なことは何もできなかった。
なので、
ちょっと生産的に動けるようになったのは
この1週間ほど、ということになる。
規則正しい日課の中で
この頃になると、
danekoはほぼ看護師さんのお世話にならなくなった。
ご飯は、お部屋に運んできてもらう。
朝ご飯は午前7時半くらい。
朝ご飯。
・白ご飯
・具だくさんみそ汁
・ぜんまいの煮物
・漬物
・牛乳
お盆に乗っているのだから、
自分で運ぶことができたらいいのだが、
なにせ、まだ杖をつかないとおぼつかない。
リハビリでは、廊下を歩く練習が始まっていた。
だが、あくまで「練習」である。
恐る恐る・・
PT(理学療法士)さんは、
danekoのその日の様子を見ながら、
幾つかの候補の中からメニューを決めているようだった。
ご飯の前の温かいお茶が嬉しい
午前のリハビリが終わり、
部屋に戻ると、お茶の時間。
いつも同じ玄米茶だけど、
マグカップに注いでもらい、飲むとホッとする。
danekoは白いサーモスのボトルに
いつも熱湯を入れていて、
玄米茶が冷めてきたら熱湯を足していた。
え? お茶が薄くならないかって(?_?)
それはほとんど気にならないのであった。
玄米茶の味にこだわりはない(^_^;)
昼ご飯。
・白ご飯
・具だくさんみそ汁
・すき焼き風煮物
・ツナと野菜の和え物
・ぼた餅
この日はお彼岸だったのだ。
ぼたもちが出た。
春のお彼岸なら「ぼた餅」
秋のお彼岸なら「おはぎ」
でしたよね。
ちっちゃなぼた餅がとても嬉しかった。
だいたい、ニュージーランドにいると、
和菓子に飢えているからその延長もある。
ネコ柄の靴下がウケる
実はこの病院に入院したとき、
入院中に必要なものを、
娘danekoとIT担当大臣が買ってきてくれた。
タオルや羽毛布団は家から持ってきてもらったが、
洗濯するので靴下は足りなかった。
今回の日本滞在は2週間ほどの予定だったので、
衣類も最小限度しか持ってない。
近くのホームセンターにあったネコ柄の靴下。
これは、看護師さんに相当人気だった。
他の患者さんはご高齢のため、
こんなおちゃらけた靴下は履かないのだろう。
途中でもっと欲しくなり、買い足した。
この柄、ピンクとブルーも買った。
この頃は同居人がゴルフに行っており、
洗濯物を取りに来れない日もあったからだ。
見舞いに来たカラオケ王子が、
車で買いに行ってくれたのだ。
クレカを渡して買ってきてもらう他2名と違い、
カラオケ王子は収入があるのか、気前が良い。
シャンプーもトリートメントも買ってきてくれた。
ゴールドカードにしたと言って見せてくれた。
なにね、
ゴールドカード使うほどのものでもない。
一足398円じゃなかったかな?
目にするものから幸せになる
danekoはいつも、
好きなものに囲まれていたい、と思っている。
家の中でも外でも、
目にするものはなるべくお気に入りのものがいい。
できれば、気分がアガるものがいい。
そういう点で、
毛玉のできたニットとかはダメなのだ。
いくらカシミヤやシルクのストールでも、
ほつれや毛玉ができたら駄目。
残念だが、捨ててしまうことにしている。
あ、捨てる時は「こんまり流」ですよ♬
キレイな包みに入れ、ありがとうを言って捨ててる。
かといって、
殺風景な入院室を捨てるわけにはいかない。
他人様のところにいそうろうしてるわけで(^_^;)
だからdanekoは入院中、
なるべく気分の上がりそうなモノを買うようにしていた。
家に置くものより、ちょっとカラフルなもの。
病院の色合いは殺風景なので、
ビタミンカラーで元気になりたかったのかも。
そういう意味では、
食べるものもそうだなあ。。。
夕ご飯。
・白ご飯
・お吸い物(とろろ昆布と麩)
・焼き魚(鮭)おろし添え
・ポテトサラダ
・がんもどきと人参の煮物
病院の食事は、いつも同じお皿。
しかも割れない機能優先のもの。
もしもあとひと月これが続いていたら、
danekoはほとほと飽きてしまったのではないか。
初めて病院に運ばれたとき、
担当医は3〜4週間の入院だと言ったが、
はやその3週間になろうとしていた。
そしてdanekoは、
外に出たいと思い始めていた。。
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