danekoのNZホテル隔離日記Day8・PCR検査結果が返ってこない!

isolation meal 2020 day8 D2


danekoのNZホテル隔離日記は続きものです。

ひとつ前の記事はこちらをどうぞ。



あっという間に隔離ホテル生活も8日目。

ホテルにも慣れ、生活のリズムも出来てきた。


だが、danekoには心配事があったのだった。


朝食のりんごジュースが好き!



おはようございます。

目が覚めると、もう Day8。


早いものだ。




isolation meal 2020 day8 B
もはや見慣れた朝ごはん。

ヨーグルトがイチゴ&ベリー味に。


そして朝は・・




isolation meal 2020 day8 apple juice
このりんごジュースで始まる。


ふふふふ・・

ワイングラスに注いで気分を上げているのだ。


当初はオレンジジュースがいいかと思ったのだが、

寒い冬は、リンゴのほうがカラダを冷やさないみたい。


スルスルッと全飲みできる200ミリリットル。

ホームグロウンというブランド。





isolation meal 2020 day8 homegrown
なになに、ふむふむ。


ようするに、100%ナチュラルの、

低温殺菌。砂糖無添加。うんぬん。


無添加だから、色は良くないけど、

お味は美味しいんですよ!


ニュージーランドのスーパーで売っている、

わりとポピュラーなブランドですね。


Day8は、炒飯デー



この日、昼も夜も、フライドライスであった。


チョイスによって、

どちらも炒飯でないメニューも選べたのだが、

消去法でフライドライスにしたのだった。


迷ったときのフライドライス。

イギリスに語学留学してた頃から、


食事がマズくて泣きそうな時は、

テイクアウェイの炒飯を食べていたなあ・・

なんだかとても寂しかった。




isolation meal 2020 day8 L
シュリンプ・フライドライス。


期待していたのだが、

エビは細切れであった・・


そして、ご飯もネチャついている。

味付けも雑。 こりゃダメだ。


と、食べながらため息をつく。


そして・・・


PCR検査はどうなった?



Day5にさせられたPCR検査。

その結果がまだだったのだ。


検査の看護師さんは、


明日か明後日に電話で結果を知らせるから


と、言っていたのだが、

待てど暮らせど電話は来なかった。


PCR検査についてのレターには、


48時間以内に電話かテキストで知らせます


と書いてあったのに。。。


確実に、何度も伝えた携帯番号に、

電話もなければメッセージもなかったのだ。


Day8なら・・48時間は過ぎている(-_-;)

danekoはさすがに気が気でなかった。


何をしていても、気になる。

検査した翌日から、ネットニュースをチェックしまくり。


NZヘラルドという新聞のサイトに、

毎日の陽性者の発表があるのだ。


日本などとは違い、

かなり詳細に陽性者のデータを公表する。


・性別・年代
・出身国
・NZへの帰国便名
・NZに入国した日
・どこのホテルに隔離されていたか

と、まあ、ごていねいである。

国民としては嬉しいよね。詳しくわかるから。


だが、danekoはこの情報が、

自分のことになるのを恐れていたのだ・・


NZへの帰国者で初めての陽性者?



もしも、検査で陽性だったらば、

日本人は危ないと思われるのではないか?


NZに住む同胞の皆さんに申し訳ない。

それより何より、


danekoの陽性を期に、

日本とNZの国境が完全に閉じてしまったり、

日本人に対して検疫がもっと厳しくなったりしたらどうしよう?


などと考え始めるともう、心配で心配で、

ホテル生活を楽しむどころではなかったのだ。


danekoの腸内善玉菌は、完全に死滅した。

2016年にビョーキして以来、


ちょっとストレスが掛かったり、

心のゆとりがなくなったりすると、

立ちどころに善玉菌が死ぬ体質になっていた。


まあ、言ってみれば、

素直なカラダになったのだ(^_^;)


調子の悪いオナカを抱え、

danekoはこの日、

体温スクリーニングをする看護師さんに聞いてみたのだ。


daneko
ええっと、PCR検査の結果がまだなんだけど・・


というと、いつしたのかとたずねられた。

3日前、と答えると、2人は顔を見合わせ、


看護師さん
ちょっと遅いわねえ。もう出てるはずだから、

MOHに電話するといいわよ。

と、いとも簡単に答えたのだ。


あのー、オイオイ、

danekoのことが心配になりませんか?


ここに、

陰性か陽性かがわからない帰国者がいるんですよ。


ふつうなら、どこかに知らせて、調べ上げて、

結果がわかるまで部屋から出るなとか、なんとか、

言っても良さそうなものだけど・・


ホテル付きの看護師2名は気にも止めず、

さっさと次の部屋へ行ってしまった。


おかしいなあ・・

ってことは、陰性なのだろうか?


お昼過ぎに見たニュースには、

danekoの名は載っていなかった。


そりゃそうですよね。

載ってたら、今頃はもうお迎えが来てるって。


そうこうしているうちに、

検査から72時間が過ぎた。


やはり、もう結果は出ているはずである(ー_ー)!!

しかし、電話なんか、できますか??


死刑宣告をもらいに行くようなものだ。

自分から電話など掛けるもんか。


でもなあ、

こうやって、お迎えを待っているのもヤダね。


どうしたらいいのだろう・・

と、悶々とするうちに、日が暮れた。


NZの冬の日暮れは早い。

午後5時を過ぎれば、もう今日は連絡は来ないだろう。


電話する係の人が、残業してまで仕事するような国じゃない。

結果は明日に持ち越しか・・


それとも、夜中にドンドンドン!と、

扉を叩く音がして、起こされて、


danekoさん、陽性でしたよ!

ジェットパークホテルに移ります!



ってな流れになるのはイヤだなあ。。

と、前の日と同じ堂々巡りをしていたのである。


ま、そんなことを言ってる割には、

夜はぐっすり眠ってたんですけどね(^_^;)


夜のフライドライス



夕ご飯は、

ベジタブル・フライドライスであった。




isolation meal 2020 day8 D
う、ランチのと瓜二つ?

なんか、色目も似てますね。


なぐさめは、

本日買ってきたピノ・ノワール。


50ドルもするというのに、

また同じものを買ってきたのである。


このホテルにも何かとお世話になっているので、

ちょっとは儲けてもらってもいいのかも。


毎日何不自由なく暮らせるのも、

NZ政府と受け入れホテルのおかげである(^_^;)




isolation meal 2020 day8 D2
ごはんがネチャついているのも、昼と同じ。


もしかして、

昼に炊いたおコメの残りだろうか・・


疑惑は広がるが、確かめようは無い。

炒飯じゃなくて、

メディタレニアン・クスクスのがよかったかな?


でも、クスクスって気分じゃ無かったのだ。

あれ、意外と調理が難しいですよ。

パサつかず炊き上げるのにコツが要る。


ニュージーランドには、

北アフリカや中東のクスクスを再現できるレストランは、

まだ本当に少ない。


やはり、クスクスも地雷だったのだろう。

本日は、炒飯の日と思ってたけど、

地雷の日、だったのである(-_-)


ま、明日はまた明日の風が吹く。

おいしい食事も来ることもあるさ。


と、danekoは早めにベッドに入った。

夜中にドンドンドン!、と

ドアが叩かれないことを祈りながら。。。


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danekoの食事、炭水化物だらけじゃないノ??


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