danekoのNZホテル隔離日記は続きものです。
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あっという間に隔離ホテル生活も8日目。
ホテルにも慣れ、生活のリズムも出来てきた。
だが、danekoには心配事があったのだった。
朝食のりんごジュースが好き!
おはようございます。
目が覚めると、もう Day8。
早いものだ。
もはや見慣れた朝ごはん。
ヨーグルトがイチゴ&ベリー味に。
そして朝は・・
このりんごジュースで始まる。
ふふふふ・・
ワイングラスに注いで気分を上げているのだ。
当初はオレンジジュースがいいかと思ったのだが、
寒い冬は、リンゴのほうがカラダを冷やさないみたい。
スルスルッと全飲みできる200ミリリットル。
ホームグロウンというブランド。
なになに、ふむふむ。
ようするに、100%ナチュラルの、
低温殺菌。砂糖無添加。うんぬん。
無添加だから、色は良くないけど、
お味は美味しいんですよ!
ニュージーランドのスーパーで売っている、
わりとポピュラーなブランドですね。
Day8は、炒飯デー
この日、昼も夜も、フライドライスであった。
チョイスによって、
どちらも炒飯でないメニューも選べたのだが、
消去法でフライドライスにしたのだった。
迷ったときのフライドライス。
イギリスに語学留学してた頃から、
食事がマズくて泣きそうな時は、
テイクアウェイの炒飯を食べていたなあ・・
なんだかとても寂しかった。
シュリンプ・フライドライス。
期待していたのだが、
エビは細切れであった・・
そして、ご飯もネチャついている。
味付けも雑。 こりゃダメだ。
と、食べながらため息をつく。
そして・・・
PCR検査はどうなった?
Day5にさせられたPCR検査。
その結果がまだだったのだ。
検査の看護師さんは、
明日か明後日に電話で結果を知らせるから
と、言っていたのだが、
待てど暮らせど電話は来なかった。
PCR検査についてのレターには、
48時間以内に電話かテキストで知らせます
と書いてあったのに。。。
確実に、何度も伝えた携帯番号に、
電話もなければメッセージもなかったのだ。
Day8なら・・48時間は過ぎている(-_-;)
danekoはさすがに気が気でなかった。
何をしていても、気になる。
検査した翌日から、ネットニュースをチェックしまくり。
NZヘラルドという新聞のサイトに、
毎日の陽性者の発表があるのだ。
日本などとは違い、
かなり詳細に陽性者のデータを公表する。
・性別・年代
・出身国
・NZへの帰国便名
・NZに入国した日
・どこのホテルに隔離されていたか
と、まあ、ごていねいである。
国民としては嬉しいよね。詳しくわかるから。
だが、danekoはこの情報が、
自分のことになるのを恐れていたのだ・・
NZへの帰国者で初めての陽性者?
もしも、検査で陽性だったらば、
日本人は危ないと思われるのではないか?
NZに住む同胞の皆さんに申し訳ない。
それより何より、
danekoの陽性を期に、
日本とNZの国境が完全に閉じてしまったり、
日本人に対して検疫がもっと厳しくなったりしたらどうしよう?
などと考え始めるともう、心配で心配で、
ホテル生活を楽しむどころではなかったのだ。
danekoの腸内善玉菌は、完全に死滅した。
2016年にビョーキして以来、
ちょっとストレスが掛かったり、
心のゆとりがなくなったりすると、
立ちどころに善玉菌が死ぬ体質になっていた。
まあ、言ってみれば、
素直なカラダになったのだ(^_^;)
調子の悪いオナカを抱え、
danekoはこの日、
体温スクリーニングをする看護師さんに聞いてみたのだ。
ええっと、PCR検査の結果がまだなんだけど・・
というと、いつしたのかとたずねられた。
3日前、と答えると、2人は顔を見合わせ、
ちょっと遅いわねえ。もう出てるはずだから、
MOHに電話するといいわよ。
MOHに電話するといいわよ。
と、いとも簡単に答えたのだ。
あのー、オイオイ、
danekoのことが心配になりませんか?
ここに、
陰性か陽性かがわからない帰国者がいるんですよ。
ふつうなら、どこかに知らせて、調べ上げて、
結果がわかるまで部屋から出るなとか、なんとか、
言っても良さそうなものだけど・・
ホテル付きの看護師2名は気にも止めず、
さっさと次の部屋へ行ってしまった。
おかしいなあ・・
ってことは、陰性なのだろうか?
お昼過ぎに見たニュースには、
danekoの名は載っていなかった。
そりゃそうですよね。
載ってたら、今頃はもうお迎えが来てるって。
そうこうしているうちに、
検査から72時間が過ぎた。
やはり、もう結果は出ているはずである(ー_ー)!!
しかし、電話なんか、できますか??
死刑宣告をもらいに行くようなものだ。
自分から電話など掛けるもんか。
でもなあ、
こうやって、お迎えを待っているのもヤダね。
どうしたらいいのだろう・・
と、悶々とするうちに、日が暮れた。
NZの冬の日暮れは早い。
午後5時を過ぎれば、もう今日は連絡は来ないだろう。
電話する係の人が、残業してまで仕事するような国じゃない。
結果は明日に持ち越しか・・
それとも、夜中にドンドンドン!と、
扉を叩く音がして、起こされて、
danekoさん、陽性でしたよ!
ジェットパークホテルに移ります!
ってな流れになるのはイヤだなあ。。
と、前の日と同じ堂々巡りをしていたのである。
ま、そんなことを言ってる割には、
夜はぐっすり眠ってたんですけどね(^_^;)
夜のフライドライス
夕ご飯は、
ベジタブル・フライドライスであった。
う、ランチのと瓜二つ?
なんか、色目も似てますね。
なぐさめは、
本日買ってきたピノ・ノワール。
50ドルもするというのに、
また同じものを買ってきたのである。
このホテルにも何かとお世話になっているので、
ちょっとは儲けてもらってもいいのかも。
毎日何不自由なく暮らせるのも、
NZ政府と受け入れホテルのおかげである(^_^;)
ごはんがネチャついているのも、昼と同じ。
もしかして、
昼に炊いたおコメの残りだろうか・・
疑惑は広がるが、確かめようは無い。
炒飯じゃなくて、
メディタレニアン・クスクスのがよかったかな?
でも、クスクスって気分じゃ無かったのだ。
あれ、意外と調理が難しいですよ。
パサつかず炊き上げるのにコツが要る。
ニュージーランドには、
北アフリカや中東のクスクスを再現できるレストランは、
まだ本当に少ない。
やはり、クスクスも地雷だったのだろう。
本日は、炒飯の日と思ってたけど、
地雷の日、だったのである(-_-)
ま、明日はまた明日の風が吹く。
おいしい食事も来ることもあるさ。
と、danekoは早めにベッドに入った。
夜中にドンドンドン!、と
ドアが叩かれないことを祈りながら。。。
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danekoの食事、炭水化物だらけじゃないノ??
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