エア・ニュージーランド 90便は、オークランドに着陸した。
前回の隔離ではここからホテルまで随分と時間がかかったので、
danekoも今回は覚悟していた。
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※今日は撮影禁止エリアのお話なので、画像はイメージです。
周りをラグビー選手とその家族に囲まれてわからなかったけど、
機内のお客の数は、全体では少なかった。
前方席に溜まっていた選手たちを除けば、
30名くらいだったのかもしれない。。。
隔離者専用の通路を行く
2021年5月。
ニュージーランドはオーストラリアの安全地域との間で、
隔離なしの往来を実現している。
豪州ーNZ間の飛行機は、そういうわけで、
「クリーンフライト」となっているのだ。
つまり、豪州とNZの滞在者しか乗れなくて、
乗り継ぎ客などはクリーンフライトには乗れないのだ。
danekoはこれで、
いったん予約できていた便に乗れなくなっていた。
シドニー〜オークランド間のフライトだった。
やっぱ、シドニー経由は鬼門だなあ(^_^;)
で、そういうクリーンフライトの客は、
これまで通りの入国経路を取るのだと思う。
が、danekoたち、日本からの乗客は違う。
両側を高い壁で覆われた狭い通路を歩かされる。
通路の幅は、2人並んで通れない場所もあった。
白い壁なのが救いだけど、
この閉塞感たっぷりの通路をずっと歩いていく。
クリーンフライトじゃない飛行機が到着するのも、
メインロビーから遠いターミナル。
どうやらあの、後から作った遠くのターミナルを、
クリーンでない乗客用に当てているらしかった(-_-)
第一関門
しばらく歩くと、入国エリアみたいなのがあった。
とはいえ、メインの入国エリアとは比べ物にならないくらい小さい。
ブースは3つくらい(^_^;)
前回は、ここにたどり着くまでに、長い列があった。
シドニー経由だったし、
あの時はバウチャーも要らなくて。
入国できるビザさえ持っていれば、
とりあえず飛行機に乗れば良かったのだ。
でも今は、飛行機に乗るまでに色々な準備があって、
しかも隔離は基本有料である($・・)/~~~
そして豪州とNZを行き来する人たちを除けば、
オークランドに到着するフライトも激減りしていた。
なので前回と比べれば、それほど並ぶ必要もなく、
関所の前に立ったのである。
まずは、耳の中に入れる体温計で熱を測られる。
danekoは低体温気味なので、まったく問題ない。
耳の中なので、衛生面は大丈夫かと怪しんだが、
その都度、消毒して拭き上げていた。
パスポートと入国カードを出す。
ふだんと同じ基本的な質問と同時に、
コロナの症状がないかとか、投薬中かとか、
14日以内に陽性者と接触したかとか。聞かれたあと、
あっさりと第一関門を通過。
また、白い壁に囲まれた狭い通路を通って、
他の乗客と一緒に進んでいった。
第2関門
少し歩くと、ちょっと開けたエリアに出た。
右側に、機内預けのスーツケースが流れている。
が、透明な仕切りに隔てられ、そこへ行くことはできない。
ニュージーランド政府も、色々考えたのだろう。
どうすれば、タスマンバブルの入国者とそうでない、クリーンでない入国者を分けれるか。
このために、様々な工夫が凝らされているようだった。
どうせ、danekoたちはダーティなのよ(~_~メ)
感染多数の日本から来たんだからね。。
と、仕切りの外を眺めているうちに、順番が来た。
ここがどうも、検疫であるらしい。
日本では検疫なんて、あっさりとしたものだが、
ここNZではねちっこい。
農業国だから仕方ないのだが、
荷物やスーツケースに食品類がないかどうか、
口頭ではあるがきちんと申告しなければならないのだ。
とはいえ、生物でなければかなり色々な食品を持ち込める。
機内でもらったチョコやチップス、アメなども捨てる必要はない。
入国カードにちゃんと、申告すればOK。
「食品を持っている」にチェックし、
英語に自信がなければカードに記しておけばいい。
rice とか、sweetsとか、dried seaweed とかね(^^)
書いておくと、質問が短くて済む。
まあ、元々日本人はそれほど疑われてないのもあるけど。
いまや、日本パスポートは伝家の宝刀?
でも香港経由で入国したときには大変だったなあ。
あの時は取り調べが異様に厳しかった(^_^;)
でも今回は楽々。
ナマ物を持っていないか、数回念押しで聞かれたあと、
danekoはOKをもらって、次のエリアに向かう。
ホテル隔離行き専用バス・ラウンジができていた
昨年の入国時は、
いろんな方面からの便のお客が混じり合い、
適当に並んで適当にバスに乗り込んだ
しかし、今回はバスを待つエリアができていた。
daneko便のお客さんだけがそこに集まっている。
ラグビー選手たちも、先に着いてワイワイと喋っていた。
彼ら、歩くの早いからね。
どこまでも、元気な人達である。。
目の前に停まっている大型バスがあるが、
それには乗ってはいけないらしい。
どうも、前に到着した便のお客のようだ。
そういえばCAさんが、
同じ便の方はできるだけ同じホテルにするようですよ
とdanekoに教えてくれてたな。
しばらく待った。20分以上?
前のバスが行き、新しいバスが来て、
空港スタッフが数名、何やかや確認しているようだ。
気になる行き先は・・
やがて、バスの乗車アナウンスがあった。
danekoも列に並ぶ。
どうせ席はあるだろうし、焦らずとも良い。
隣に知らない人が座るほど、混んでるかな(?_?)
と、その時、
目の前に貼られた一枚の紙切れが目についた。
○○ホテル と書いてある。
う、これは・・・(-_-;)
danekoはこみ上げてくる嫌な予感に戸惑いつつ、
しかし嫌でもバスに向かって歩いていく他はなかった。
続く。。。
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ホホホ、daneko、ボロいホテルにご滞在かしら(?_?)
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