いやあの、ホントにお札が舞ってるとか、
そういう話じゃないんですよ(^_^;)
しかし、
資本があるっていいなあ。
本当に、純粋に、うらやましい。
本日はそんな、
マルボロの有名ワイナリーに行って来ました!
クラウディ・ベイ
この日、ブレナムのモーテルを出てから、
海を見に行ったのだ。
前日に、日本人醸造家のOさんから聞いていた、
クラウディ・ベイ。
これが、かの有名なクラウディ・ベイ。
なんと、日陰は霜が溶けずに残っている!
もう午後12時を過ぎているというのに(@_@)
寒いので、写真撮るのもそこそこに退散。
溶けかけた霜ですべるので、散歩するのも危険である。
この日は日曜日で、アポイントは入っていなかった。
どこへ行くとも決めてなかったのだが、
本物のクラウディ・ベイを見たのだから、
ワイナリーのCloudy Bayに行ってみなければ。
と、思いついたのだ。
その思いつきは、大正解であった(^^)v
Cloudy Bay
さあさあ、
泣く子も黙る、ルイヴィトン傘下、
マルボロは、Cloudy Bay。
いまや、Cloudy Bayは地名ではなく、
ニュージーランドワインのアイコンとなっていますね。
danekoがワインの勉強をし始めた1990年代。
ソムリエ試験対策講座ではもう、
クラウディ・ベイの名前が出ていました。
デパートのワイン売り場でボトルを見つけたとき、
嬉しかったなあ。
2021年現在、LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)の会長、
ベルナール・アルノーは世界第2位の億万長者である!
一位は、アマゾンのジェフ・ベゾスらしいですよ。
ヴィトンというとバッグのイメージが強いけど、
ワインの世界でももはや寡占状態。
主要なシャンパンハウスを買収しまくり、
世界中のポテンシャルのあるワイナリーを買
danekoは大手が作る大量生産のワインに興味がなかったので、
このCloudy Bayもルイヴィトン傘下になってからは、
距離をおいていた。
ま、LVMHにとっては痛くも痒くもないだろう(^_^;)
が、とあるブログで、
こちらのテイスティングがオススメであるという記事を見て、
かなり興味をそそられたのであった。
まいちさんのブログ
ブレナムでワイン浸しこちらの記事でした。
情報提供、どうもありがとうございます(^o^)
ほほう、ちょっとおフランスのドメーヌっぽいな。
ワイナリーに噴水があるのも珍しい。
お洒落な白いドアから中をのぞくと、
二組ほど、試飲中のお客さんがいた。
しかし、席はたっぷりと空いているようで、
danekoは安心して白いドアを押したのだった。
テイスティングは3パターンから選ぶ
趣味と実益を兼ね、いろんなワイナリーに行ったけれど、
こちらは明るく、インテリアの統一感もとれている。
ま、当然ですね。お金かけてますから(^_^;)
こんなセラードア。
お客さんが全て帰った後に撮りました。
ワインの試飲は3種類あり、
・5種のレギュラーテイスティング 10$
・厳選ソーヴィニヨン3種のテイスティング 15$
・厳選ピノ・ノワール3種のテイスティング 15$
・厳選ソーヴィニヨン3種のテイスティング 15$
・厳選ピノ・ノワール3種のテイスティング 15$
とあった。
danekoは困った。
シャルドネは試したいが、レギュラーティスティング。
ピノ・ノワールも外せないんだよね、ここ。
樽がけソーヴィニヨンのテココも飲みたいかな。
と、迷いに迷った末、
とりあえず、厳選ソーヴィニヨン3種に決めた。
ワイナリーのテイスティングは、たいてい後払い。
ワインを買うかもしれないからね。
おお〜! オシャレ!
なんて素敵なトレーなんだろう。
機能的で、しかもウッドの色合いが美しい。
danekoは試飲中は飲まないので、
スピトゥーン(吐器)が欲しいと言ったのだが、
どうですか、この黒い流線型。
普通はね、バケツみたいなのですよ。スピトゥーン。
もうこの瞬間、LVMHに降参!
大資本のアラ探しをしようと思っても、
どうせかなわないのである(^_^;)
そしてdanekoは、
クラウディ・ベイが好きになった。
庶民なんて、カンタンなものである。
クラッカーも付いてきて、気が効いている。
こういうひと手間が大事なのだ。
どんどんワインがやって来る
さらに、danekoが比較試飲をしていると、
マネージャらしきオジサマが寄ってきたので、
少しワインの話をする。
たとえば、ワインメイキングのスタイルについて。
知らなかったことが幾つもあった。
ここに書くと暗号文みたいになるから書かないけど、
オジサマはdanekoがワインを知っていると思ったらしい。
これは、試飲リストにはないけどお試しください
と、別の白ワインを持ってきた。
今はもう作っていない品種だという。
飲んでみると果実感は強くなく、上品な香りと味わい。
年季が入って落ち着きが出ている。
その後、シャルドネの話をしていたら、
シャルドネも持ってきてくれた。
おお、これは、迷う必要はなかったのだ。
どんどんワインがやって来るゾ(^q^)
で、
パンを頼んだ。10ドル。
パン2種類に、ディップが5種類。
右手前から反時計回りに、
オリーブオイル、ハマス、タプナード、
ピストゥ(パセリと松の実とニンニク)、
そして中近東スパイスのダッカ。
おまけに、ナッツとドライフルーツまで。
いやいやこれは、大満足ですね。
ピノ・ノワールも2種類、来ましたよ(^o^)
もうdanekoは、
クラウディ・ベイが大好きになった。
今までつれなくしててゴメンナサイ。
ワインは、まずまず以上の出来であった。
何よりも、トレンドを押さえて作っている。
ニュージーランドワインとしては、品の良さが際立っている。
いやいやもう、負けましたね。
適当に大量生産してるワイナリーなどとは、
明確に一線を画する考え抜かれたワインメイキング。
大資本も突き抜けるとスゴいものだ。
デザートワインまでやってきた。
もうほとんどフル・テイスティング状態。
もちろん注文した3種の他はサービスだ。
と、思ったら、オジサマがワインクラブのお誘いに来た。
年間4回、6本ずつを送ってくるという、
特別なワインクラブだという。
見れば、お隣のカップルは、さっそく入会しているらしい。
danekoも有望顧客と思われたのだろうか(^_^;)
でもですね、こういうの、困るんですよ。
以前幾つかのワインクラブに入ってたけど、
いつ来るのかがよくわからなくて。
メールが来るけど見逃したりするし。
日本にいるときに不在通知が届いたり。
結局受け取れなかったワインもあるのだ(ー_ー)!!
なので、ワインクラブはお断りする。
でも、今は生産していないという白ワイン、
ゲヴュルツトラミネールという品種を6本買った。
1本 33.8ドルと、ヴィトン様にしてはお値打ちだし。
ゲヴュルツの樹はもう引っこ抜いてしまったのだろうから、
貴重なワインで話題性もある。
オークランドまでの送料は10ドルかかるが、まあいいか。
なんかここには、図々しいdanekoでも、
「オマケして」と言いにくい空気が流れていた。
実際、ワインを買ったので、
テイスティングは5ドル引きになっていたし、
これだけワインを飲ませてもらえば大満足。
雰囲気もいいし、トイレも綺麗だし、
ちゃんと男女別に作ってあるし。
もうずっとココに居たいくらい。。
もしもいい季節だったら、外のお庭で座って試飲もできる。
夏の木陰は爽やかでいいだろうなあ。
と、これまでの偏見をかなぐり捨て、
コロリとCloudy Bay贔屓になってしまった、
単純なdanekoであった。。
アクセス
Cloudy Bay Vineyards
クラウディー・ベイ・ビンヤーズ
230 Jacksons Road, Rapaura
☎ 03 520 9147
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ネコに小判、danekoにワインよネ(~_~メ)
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