ロックアウトでノックアウト!【2022年版】スマホも電池切れ②

daneko locked out 202210 keys


この記事には、前編があります。



それでなくても今回、

銀行カードと運転免許証も失くしたというのに、




家の鍵まで失くなるのね(T_T)


すべての大事なものがdanekoから去っていく。

(いやいや、単に自分がソコツなだけ。。)


オークランド、10月の夜は肌寒い。

建物の中にだけでも入りたいのだが、

キーがなくては入れない。


アパートの玄関前で野宿するのか(?_?)


前回のロックアウトと違う点



前回、2019年だったな。3年前。


やはり、

美味しいご飯を食べていい気になって帰宅して、

そしたらカギが無かったパターン。



201903 keys
こんな、オールドファッションな鍵なのであります(^_^;)

築20年の古アパートだからね。


これが失くなったということは、

・外玄関を開けるカギ
・ドアロック上を開けるカギ
・ドアロック下を開けるカギ
・パーキング扉を開けるリモコン

これだけのものが、全部どこかに消えてなくなったのだ。

danekoが出かけている6時間ほどの間に・・


落としたのだろうか、どこかに。

盗まれた可能性も否定できないが、


バッグは常に自分の近くにあり、

誰かがピンポイントでキーチェーンだけを抜くなど、

あまり考えられなかった。


前回ロックアウト時は、

出かけるときに慌てていて、

家の鍵の代わりに車のキーを持って出たのだ。


AHOか。。


ドアは内側からロックして、外から閉めれば鍵がかかる。


この構造、というか行動パターンに問題があると、

それ以来、ドアを閉めるときに必ずキーを持っていることを確認することにしていた。


だが、

それだけでは十分でなかったのだ。。(T_T)


「外でキーチェーンごと失くす」という、

新たなパターンの災難が起こったのだった。


知ってる住民は?



ただアパートの前で立ち尽くしていても、

身体が冷えてくるばかり。


アパート住民の部屋は、

数少ないが、明かりが点いているところもあった。


danekoはとっさに、隣人に助けを求めようと思った。

いつも親切にしてくれる、キウィの彼女。


彼女なら、起きていればきっと、

オートロックを開錠してくれる。


そうしたらスマホを充電させてもらいつつ、

ロックスミスに電話をかけるのだ。


しかし、その部屋の窓は暗かった。

danekoの部屋とほぼ同じレイアウト。


リビングの窓の灯りはすっかり消えていた。

daneko
もう寝てるんだろうな。。仕方ない。。



若い夫婦2人の世帯。

彼女が夜ふかしなのは知っていたが、

ご主人も寝ているのだろうし、あまり迷惑かけたくない。


他にはもう、知ってる住人はいない。

danekoが日本に戻っている間に、


クレイジーな不動産市場の高騰が起き、

高値の波に乗って売り払った人が多かった。


もう一家族、親切にしてくれるカップルがいたけれど、

その人達も売却して引っ越してしまっていた。


しょうがない。表通りに出てタクシーを拾おう。

お金やカードは持っているのだ。


どこかで充電器を買って、スマホを充電して。

そうこうしてるうちに、夜が明けてくる?


そう考えたdanekoは、

アパートを背にして歩き出した。



怪しいヤツと思われる(@_@)



主要道路まで、上り坂が続いている。


左側には、別の大きめのアパートメントが。

右側には、チャイルドケアやオフィスなどの建物が。


そのアパートメントの入口付近に、車がいた。


おや? ボディのペイントを見ると、

どうやら、セキュリティ会社の車みたい。


もしかして、助けてもらえるだろうか(?_?)

danekoは藁にもすがる思いで、男性に声をかける。

daneko
あの〜、ちょっと、私、locked outされてて困ってるんです。

連絡用に電話を借りれないでしょうか?


ところが藁、いやオジサンは暗がりの中、

いきなり話しかけてきたdanekoを、

ロクに見もせずに車で走り去った。

daneko
あ〜怪しい奴と思われたのかなあ。

どうせクスリでもやってるんだろうとか(?_?)


たしかに怪しいよね。

深夜、ひとりでフラついてて、いきなり電話貸せって。。


それに、もしも借りれたとしても、どうだ。

スマホの電話帳が見れないのだ。


SNSもすべて開けないのに、

誰に連絡を取れるというのだろう?


danekoが暗記している電話番号なんて、

自分のと、日本にいる家族のものだけだ。


今回は、一筋縄では行かないゾ。

danekoは観念して、さらに坂を登っていった。


流しのタクシーなどいるのか?



坂を登りきったところが、大きな道路。


昼間はバスもどんどん走っているが、

今は車が時おり通り過ぎるだけ。


いつもはUberに乗っているけど、

あれはスマホが生きてないと頼めないもの。


タクシーを見つけようと、ただ道路ぎわに立っているdaneko。

でも、ポンソンビーじゃあるまいし、

流しのタクシーなんていませんね(-_-;)


ヒッチハイクとか、、、

現実的じゃないなあ。

だいいちどこが目的地なの?


シティの深夜バー?

そこに行けば、鍵があると決まっているわけでもない(ー_ー)!!


ああ〜、以前のシティのアパートは、よかったなあ。

レセプションがすべてのキーを管理しており、


ロックアウトされたというと、

カードキーを持ってきて開けてくれた。


ああいうシステムのアパートが、daneko向きなのだ(^_^;)


そんな事を考えながら、しばらく道の歩道側に立っていたが、

タクシーなど1台も通らない。


ここに立っていても、どうにもならないのだ。

そう気づくまでに、時間はさほどかからなかった。


今度は坂を下り、アパートに戻る。

daneko、絶体絶命である(@_@)


さあどうしよう。。

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danekoって、アタマのネジが抜けてるノネ(-_-)

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