今年も起こった、danekoのロックアウト事件!
いよいよ本日が完結編です(^^)
「これまでのを読んでないよ〜」
という方は、①〜⑥をのぞいて見てね。
もくじ
ロックアウト2022年版はつまらない??
さてさて、今回の締め出されだが、
「もっとワクワクするかと思ってた」
という、半ば失望の声もある。。
たぶん、Kという隣人が登場し、
あやうく野宿寸前だったdanekoを救ってくれたので、
後半は意外とぬくぬくしていたから、らしい。
読者様たち、
danekoがぬくぬくするのを好まないのである(ー_ー)!!
スリルとサスペンスに富んだ記事を読みたい
というのが、どうやらそのご主張のよう。
ま、お気持ちは十分わかりますけどね、
どうしたって、嘘を書くわけには行かないのだ。
2022年版ロックアウト事件が、
danekoのドタバタ劇に終わらないのは仕方ないのです。
(いやけっこうバタバタしているけど)
どうしてそんな親切な隣人がいるの?
もうひとつ、この顛末を話した友人たちから、
なぜそんなに良くしてくれるんですか?その人。
どうやってそんなネイバーと知り合いになるの?
などと聞かれたのでありました。
う〜ん、たしかに。
あまりにも、親切かもしれない。
Kだけではなく、
引っ越していった階下の隣人もそうだったけど。
これは、彼らが大の日本びいきで、
danekoから日本の情報を聴くのをとても楽しみにしてたから。
という経緯もある。
Kに至っては、
日本でホームステイしていた学生時代の思い出があり、
日本はいつでも帰りたい懐かしい国なのであった。
だからdanekoが日本以外のアジア人だったら、
こんなに親切にしてもらえなかったと思う。たぶん。
ニュージーランドでニッポン出身。
あちこちで、
けっこう良くしてもらっています(^o^)
時は丑三つ時。。
245ドルを払えと言ったおニーチャンが、
OK. 30分で行く
と言って電話を切ってから・・・
やはりここはニュージーランド、
30分経ってもなんの連絡もない。
Kとdanekoは、「来ないね」と顔を見合わせ、
再度Kが電話をかけてくれる。ホント助かる。
最初にコールしたのはロックスミスの代表電話だったけど、
今はお互いの携帯番号が繋がり、
会話やSMSができるようになっている。
時刻は、午前3時。
こんなことに巻き込んでしまって、Kには本当に申し訳ない。
なのに、嫌な顔ひとつせず、あくびもせず、
danekoに付き合って起きていてくれるのであった(T_T)
ロックスミスという会社は、独立採算制のようだ。
看板はそれぞれ「ロックスミス〇〇」と掲げていて、
〇〇にはエリア名が入っていたりする。
車にも会社のマークがでかでかとペイントしてあるが、
会社から派遣されているのではないらしい。
それは、前回ロックアウトのときに把握していた。
ああ、もうすぐ着くよ。あと5分
な〜んだ、やっぱNZ時間じゃないか。
30分といわれたら、45分〜60分かかるのが普通(-_-)
落としたキーチェーンはどこに?
それにしても、
失くなったキーチェーンはどこに落としたのだろう?
前日、Uberに乗ってシティに行き、
コマーシャルベイのレストランに行った。
そこで落としたのかもしれない。
素敵なレストランで浮かれていたからなあ。。
浮かれることは危険なこと。
しかし、制御できるほど、danekoは大人ではない。
これからも、お洒落なレストランに行って感動したら、
こりずに浮かれまくるであろう。。
その後、深夜営業のバーへ行った。
暗い店で、キーを落としたって誰も気づかなそうな。
もしも落とすタイミングがあるとすれば、
ここはワタシが払います!
と言ってレジ前でバッグから財布を出した、あの瞬間。
それ以外は、バッグを開けてすらいない。
でも、キーを落とした音はしなかったなあ。
けっこううるさい店だったからかもだけど(-_-;)
帰りのタクシーでは、落としていないと断言できる。
財布からカードを出して支払ったが、
何も落としていなかったはず。
と、するとやはり、
1. 夕食のレストラン
2. 深夜バー
のどちらかだ。
深夜バーは午前3時までだったので、
聞いてみようとKと検索して電話番号を調べた。
しかし、Google Mapには電話の掲載がなく、
ホームページにも、お問い合わせはメールのみ!
変な店よね〜
と彼女も首を傾げていた。
さすがは、怪しい深夜営業の店である。
予約など取らないのはわかるとしても、
今日開いてるの?
ってな電話確認もできないのは困るね(-_-;)
来る気があるならとりあえず店まで来てね!
っていうメッセージなのだろうか。
それでも十分すぎるほどに人気がある店。
同じような競合店がオークランドにないからだ。
夜遅くまでオープンしている他の業態といえば、
ミュージックがんがんのクラブとか。
これはdanekoなどはお呼びでないので行かないし。
バーは夜遅くまで、カクテル飲んで話ができる。
シティで唯一無二の店と言ってもいい。
あ、次の記事はこのバーのことを書きますね。
お値段ボッタクリではないので、覚えておくと
日本からのお客さんを案内するときにいいですよ(^^)v
なにせオークランドの夜は早いのだ。
あ、話がそれてしまった。
明日にでも、バーとレストランに連絡しなければ。
やることいっぱい(^_^;)
でもその前に、たっぷり眠らなくては。。
睡眠不足はアタマが余計にボーッとしますからね。
ロックスミス、見参!
そうこうしていると、Kの電話がなった。
もうすぐそばまで来ているという。
Kが、駐車場のフェンスの場所を伝える。
前回danekoがしどろもどろの説明になって、
電話を切られてしまった部分だ。
あれは痛恨の一撃であった。
電話を切ると、Kとdanekoは手分けをして、
Kが1階玄関から外に出てパーキングのフェンスをオープン。
danekoは地下の駐車場に直接行き、
ロックスミスに車を停める場所を案内する。
アパートの前の道路は黄色い破線がず〜っと引かれており、
一時たりとも駐停車禁止なのであった。
車から降りてきたのは、白人系キウィのおにーさん。
daneko基準ではイケメンと言えなくもなかった。
娘danekoには、いつも基準がユルいと怒られるのだが、
西洋人は皆同じようなイケメンに見えてしまうのだ(^_^;)
このNZ版カギの110番、
前回はアイランダーっぽい人が来てたな。
前々回はアジア人(たぶん中国系)であった。
色々なバックグラウンドの人がいるのだ。
そんなことに詳しくなってもしょうがないけどね。。
で、そのイケメン風おにーさんは、
こんな深夜だというのにけっこうニコニコと車から降りてきた。
まあ、245ドルが一瞬にして手に入るんだもんね($・・)
Kもパーキング階まで降りてきていて、
3人でdanekoの部屋の前まで上がる。
さあ、いよいよだ。
ロックアウト解除の瞬間
今回ラッキーだったのは、
玄関のオートロックを解錠しなくてよかったことだ。
もしもKに助けてもらえなければ、
オートロックの玄関と、自分の部屋と、
2箇所の解錠が必要だっただろう。。
想像するだに怖くなる(-_-;)
やっぱ、カギを失くしてもどうにかなるような、
セーフティネットを考えなければいけませんね。
イケメン風おにーさんは、Kと世間話をしながら、
部屋の前にやって来た。
持ってきた機材を作業用ショルダーから出す。
ドリルみたいなもので、そんなに大きくはない。
これはイメージだけど、カギは上と下とあり、
下の方だけ掛かっているよ、と伝える。
もしも・・念入りに上のカギもロックしていたら、
お値段は2倍になったのであろうか?
怖い、怖い。
おにーさんは鍵穴の形状を目と手で確かめ、
ドリルを入れ、すぐにスイッチオン!
ガリガリガリ!! という大きな音がして、
danekoはカギ穴が壊れてしまうと思った。
(これ、前回も同じことを思っていたな)
だが、「あ、壊れてしまう、どうしよう〜」
と思った瞬間に、ロックは開くのであった。
これも、前回思ったこと。
daneko、なかなかに、
ロックアウト解除のエキスパートである。
全く自慢にならなくてお恥ずかしい・・
開いたと分かった瞬間、ヤッター!(^o^)!
Kとdanekoは抱き合って喜んだ。
ドアはもちろん、壊れてはいない。
すごい音がしただけ、のようだ。
神様、仏様、ロックスミス様
今となっては、この辺の記憶がおぼろ。
すべてが幻のようにも思える(事実だが)
疲れていたのだ、きっと。
腕時計を見れば、午前3時20分を回っていた、と思う。
伝えていたように、クレジットカードで支払うというと、
端末が車にあるから来てくれとのこと。
イケメン風おにーさんは、終始感じが良かった。
ま、danekoの顔が245ドルに見えるのであろう$
とにかく、こんな深夜に来てくれたのはありがたい。
ロックスミスが神様に見える瞬間である(ー_ー)!!
神様、仏様、ロックスミス様
3人でまたパーキングに降りる。
Kも行かなくてはいけないのは、
ロックスミス様の車がパーキングを出るのに、
Kのリモコンでゲートを開けなければいけないからだ。
ほんと、最後の最後まで、スミマセンm(_ _)m
イケメン風神様は、端末を車から出してきた。
お店で見るものと、そんなに変わりはない黒い機器。
カードを差し入れて、暗証番号を入れるのみ。
無事決済となり、ロックスミスの神様は、
笑顔でdanekoにサンキュー、と言った。
きっと明るい人なんであろう。
danekoを助けてくれた神様に幸あれ(^^)v
でももう二度と、会わないことを願いたい。。
神様が乗り込み、車のエンジンがかかる。
Kが先にゲートの方に行き、リモコンの準備をして待っている。
danekoも車と一緒にゲートへ向かう。
坂道に建っているアパートだから、登り坂だ。
ゲートが開き、「ロックスミス」と書かれた車は、
プ! とクラクションを鳴らして去った。
さあ、すべてが終わった。
Kと一緒に建物内へ戻る。すごい安堵感。
雲に隠れながら、月が空高く。
この日の月を忘れまい、と撮った1枚。
ええ、どうせdanekoのこと。
すぐ忘れてしまうだろうけど(^_^;)
こうして備忘録をとっておけば、
また何かのときに、誰かの役に立つかも??
Kの部屋の前で、
お礼を言い、Good Nightといって別れた。
一人の部屋に戻ると、ひんやりと冷えた空間。
あ〜、やっぱ自分のお部屋が最高だ。
danekoは疲れがどっと出てきて、寝室直行。
顔も洗わずに寝てしまいましたとさ(-_-)zzz
これにて、
ロックアウトでノックアウト!2022年版は完結です。
読んでくださった方、ありがとうございました♡♡♡
【しろねこにポチ感謝です♡】
こんなAHOなのが飼い主なんて。。。
飼い主ガチャ外れたノネ(-_-)
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久しぶりにブログ読みました❣️
Kさんがいてくれてよかったねー
danekoブログに遊びに来てくれてありがとう〜(^o^)
おっしゃるとおり、Kがいなければ死んでいたかも!?
無事に部屋に入れて良かったです。
鍵は見つかりましたか?
猪俣さん、コメントありがとうございます(^o^)
それが思わぬところから・・近々記事にしようと思っています!これもまたマヌケな展開でして・・アップしたらFBでお知らせしますね(^^)v