オークランド到着から数日は、
サイクロン・ガブリエルのため家にこもっていた。
その後、急きょチャーチに行く用事ができる。
チャーチに行かなくちゃ
ニュージーランドで、
サイクロンに合ったのは初めてだった。
オークランドの友人知人によれば、
このガブリエルよりも一つ前のが凄かったらしい。
2倍位の雨が3時間くらい降り続いたんですよ!
とのことであったが、いやいや、
日本でいえば雨台風。
一晩中降り続く雨に、
danekoもさすがに寝付きが悪かった。
同じアパートの隣人が準備してくれたおこもりグッズ。
停電になるかもしれぬと、
火のいらないすぐ食べれるフード。
ロングライフのミルク。
トイレットペーパーまであった。
ありがたいことである(T_T)
その嵐の中、チャーチ行きの話が持ち上がり、
飛行機やホテルを取った。
宿泊はいつもモーテルだが、
見比べている間にどんどん空室が失くなっていく。
後で知ったのだが、
フライトキャンセルになった旅行者たちが、
延泊の申込みをじゃんじゃん入れていたのである(-_-;)
そんなことはいざ知らず、
なんだなんだ、サイクロンが過ぎたら皆、旅行に行きたいってか(?_?)
などと、とんちんかんなことを思っていたのだ。
飛行機は安くはなかったがスムーズに取れた。
宿もまあ、なんとか良さげなところが取れた。
しかし、レンタカーがSOLD OUT
チャーチでレンタカー無しはキツイよね(~_~メ)
当日朝まで空きを待とうと一縷の望みを掛けていた。
空港送迎が来ないゾ!
おまけに、
オークランド空港のパーキングも取れなかった(@_@)
こんな事態も実は初めて。
混んでいるときでも、屋根なしパーキングなら予約できてた。
それなのに今回は、サイトにさえ繋がらない。
いろいろ、非常事態だったのである。。
さて、12時台の便だから、家を出るのは2時間前。
danekoはエアポートシャトルを予約していた。
ふうふう、また乗り遅れるゾ(-_-;)
と焦りまくりつつ支度をする。
でも今回は、荷物が少ないので少しは楽だ。
ちゃんと間に合うように支度ができてホッとする。
と、テキストメッセージが携帯に。
daneko、シャトル到着は15分遅れるからね
というメッセージが。
な〜んだ。慌てることはなかったよ。
と拍子抜け。
しかし、所定の時間の5分前から表に出てみるが、
待てど暮らせどシャトルは来ない。
キョロキョロしていると、danekoの住むアパートは、
その日から外壁のクリーニングが入るとのことで、
業者さんの大きな作業者が停まっていた。
外壁なら、サイクロンが洗ってくれたんじゃないのかな?
などと突っ込む。もちろん心のなかで(^_^;)
台風一過の青空のもと、タクシーに乗る
それにしても、その日はいい天気であった。
台風一過。
南半球でも同じなんだなあ。
と、妙なところで感心する。
やがて、一台のタクシーが停まった。
Ms. daneko?
と、窓を開けてドライバーが言うではないか。
????
タクシーなんて呼んでないよ。と、首を傾げていると、
ドライバーは手招きして乗れという。
ドアを開けて降りてきて、
danekoのキャリーケースを運んでくれる。
なんでもシャトルが満員になり、
最後の客だったdanekoにはタクシーが割り振られたという。
え?それってもしかして、ラッキー??
乗り合いシャトルを予約したのに、タクシーが来たのである。
シャトルの料金は支払ってある。
当然、追加の料金を支払う必要はない(^o^)
やったあ!幸先よいゾ!
とdanekoはタクシーに乗り込んだ。
オークランド空港へ。混乱の中へ
空港へは、思ったよりずっと早く着いた。
メーター料金は、シャトルの約2倍であった。
しめしめ、これならラウンジでゆっくりできる
と思ったのもつかの間、
さすがにそんなにウマいことばかりはなかった。
嵐の後、大混乱のオークランド空港へ、
何も知らぬdanekoは意気揚々と入っていったのである。
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楽あれば苦あり、ってお母さんが言ってたノヨ(-_-)
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