さてさて、ひとつ前の記事では、
クライストチャーチのモーテル選びについて解説。
その後おそいブランチで持ち帰りの寿司を食べ、
夕ご飯はどこに行こうかと考えていた。
チャーチで人気店なら予約必須
一日目の夜は予定を入れてなかった。
おひとりさまでどこかに行くのだ。
近年のdanekoは出張も多くなり、
ひとり飯にも慣れてきていた。
以前、ワイパラの醸造家たちといった店。
あそこがいいな。
過去記事は書いてなかったか。。
確か、人気店であった。平日でもほぼ満席な感じ。
近所にプランBはなさそうだし、予約必須か。
当日はオンラインブッキングができないようだ。
☎じーこ、じーこ
と電話してみると、午後7時からなら席があるという。
やったゾ!これで夕食難民にならなくて済む(^o^)
とdanekoは喜び、いそいそと支度を始めたのだ。
セラードア
Cellar Doorというのは普通、
ワイナリーの試飲コーナーのことを言うのだと思ってたが、
これが店名。
ベタである。
しかも入り口は分かりにくい。
が、歴史的な建物で風情はありまくり。
写真を撮ったはずだがiphoneから消えていた(^_^;)
店名はベタでも店内は素敵。
家賃の高いオークランドに比べ、ゆとりのある席間も嬉しい。
danekoが到着した後すぐ満席となり、
入店を断られているグループもあった。
予約しといて良かったあ!
カウンターでなく、落ち着くテーブル席である。
お隣のテーブルは両側ともカップル。
ま、いいんですけどね。
テイスティングはワイン・フライト
こちらのワインリストは長い。
グラスもボトルも豊富なラインナップ。
でもそのドリンクメニューの特徴はというと、
試飲セットがテーマ別に並んでいること。
白ワイン、赤ワインの飲み比べ。
ピノ・ノワールばかりの試飲セット。
特選ニュージーランド・ピノのセットとか。
これはワイン好きにはとっても楽しい。
ワイン・フライトと呼ぶらしい。
まあ、国内・世界各地のワインを飲めば、
ちょっとした旅気分を味わえる。
さっそく始めました〜(^o^)
メニューにないセットをお願いしましたよ。
比較試飲の訓練だと思って、
全部ニュージーランドワインにしてもらった。
赤白2種類ずつ。
この店のスタッフはたいがいワインに詳しいが、
中でも詳しそうなオニイサンを直感で選び、
ブラインドでお願い。答えは後でおしえてね
と頼むと、快くOKしてくれた。
テイスティングシートも要るよね
と親切である。これでメモ書きしながらやれる。
試飲中のdanekoは食べ物は摂らない。
水と、パンだけを注文。
パンは口の中をニュートラルにするためだ。
と、思ったのだが、酸味のあるサワドゥが来て、
口の中はパンの香りで一杯になるので、
ニュートラルにする役割を果たさなかった(^_^;)
バゲットでなきゃダメですね。
あ、もちろん、
そんなワインフライトなんかしなくっても良いんです。
好みのワインやビールを飲みながら、
おいしい食事を楽しめる、チャーチでは貴重な店。
う〜ん、苦しんでます。
白ワイン2種が特に難しかった。
NZワインの85%ルール
さあ、ブラインドが終わったら答え合わせ。
手書きの解答用紙を持ってきてくれました!
なんと!一番自信があった白を外していた(@_@)
典型的なゲヴュルツの香りを取っていたのだが、
お答えはピノ・グリ。
これはもう、ビックリ仰天!
一番最初に口をつけたワインだから、他の印象と混じるわけもないし。
疑問に思ったdaneko、その翌日会った醸造家に話したのだ。
そしたら彼は、
ああそれ、ゲヴュルツ混ぜてるんじゃないですか?よくありますよ
といとも簡単に言い放ったのだ!
ま、混ぜてる。。
ああ、85%ルールのことか。
そうなんです。皆さま。
覚えておくといいですよ。
ニュージーランドのワインって、
85%以上その品種を使っていれば、
ラベルにその品種名だけを書けるのです(-_-;)
近年特に白ワインに関しては、
より美味しく、を目指してのブレンドが盛ん。
ラベルにはピノ・グリとしか書いてなくっても、
15%までは他の品種を混ぜてOKなのだ。
オーストラリアやチリのワインも同様。
アメリカは州によって許される割合が違う。
セントラル・オタゴのピノ・グリだったけど、
ゲヴュルツに特徴的なライチの香りがくっきりと。
やあやあこれはトリッキー。
ニュージーランドワインのブラインドは難しいですね。
NZに来たら鹿肉じゃないですか?
と、いうわけで罠の多いブラインドを終了。
ホッとして、これからが楽しいディナーだ。
ここからはリラックスして、
ワインと食事を楽しむのみ。
じゃっじゃじゃ〜ん!
Venison(鹿肉)のタルタル。
たしかこの店の名物じゃないのかな。
前回も3人で食べた記憶があった。
へっへっへ。今日は独り占めよ(^q^)
ワインはニュージーランドの特選ピノ・ノワール・セット。
名だたる生産者のピノばかりを集めた、
まさにdanekoの琴線にふれる組み合わせ。
鹿肉ならやっぱ赤ですからね。
拡大画像。
生肉のハンバーグのようでもある。
卵黄をからめずにそのまま食べたり、
卵黄を絡めて食べたり、
添えてある、
カリカリに焼いた薄いパンに載せて食べたり。
飽きずに楽しめる優れた前菜。
この後もう一品くらい追加するつもりが、
お腹がけっこういっぱいになった。
サワドゥも食べきれないほどあったしね。
残念だが、これにて撤退だ。
うう〜む。楽しかった。
もうサワドゥ食べられません状態。
この店には、幸せな空気が満ちている。
アラカルトで好きなものだけ食べれるので、
みんなハッピー(^^)v
左側のカップルは、
メイン一品のみをそれぞれ食べていた。
女性が肉で、男性はパスタであった。
シェアとかしないんですよね、キウィの人たち。
クライストチャーチ初日の夜から、
ワインと食を堪能し、大ゴキゲンで帰ったdanekoであった。
アクセス
Cellar Door
セラードア
Arts Centre of Christchurch
1 Hereford Street, Churistchurch
☎ 03 925 8497
MAP
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daneko恨めし~! ブタになればいいワ(-_-メ)
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- daneko宅で気軽に、NZワイン・パーティ(^o^)/